イスのデザイン

昨日は、5時半から飲みに誘われ、明るいうちから屋台で飲んでいました。はからずも、ビニール越しに見える桜は満開で、お花見となりました。

しかし、流石の飲んべ~の私も、ちょっと酒を控えて、仕事のピッチを上げようとしていた矢先だったので、出鼻をくじかれた格好です。5時間も飲んでいたので、セーブしたものの二日酔いじゃ~。でも今日は頑張りました。

Dsc_00170002 定番のイスを作っています。年に1度くらいですから、作り方を忘れます。

部屋から使っているのを持ってきて参考にしています。手前がやや初期の試作品。いい色になっています。

こうやって、まじまじ見ていると自分のイスも「まあまあOK,合格点」と思います。

飽きのこないデザインで、丈夫であれば使われていく中で、アバタもエクボ、美しくなってきます。デザインは80点でもいいわけです。これが無垢の家具のいい所です。我々は、別にハンス・ウェグナーの向こうを張る必要はないのです。やれデザイン、デザインと言っている人ほど、どうも勘違いしているようです。

Dsc_00100001 これは、このダイニングチェアーを作るための治具の一部です。青いスプレーを吹き付けてあるのは紛失を防ぐためです。

すぐ忘れるので、パソコンで作った「製作の手引き」が欠かせません。8ページもあります。このあたりパソコン、役に立っています。しかし、中にはどうやって使うのか全く思い出せない治具もあります。

このタイプのイスの製作は5回目ですし、ルーターマシンなどの機材の充実もあり、流石に楽に速く出来るようになって来ました。

コメント

  1. 齋田 より:

    こんばんわ。

    ルーターマシン、役に立ってるようですね。
    うちでもかなり使用頻度の高いマシンになってます。

    何のためだったのか不明な治具、ありますねえ。
    一応用途が書いてあるのですが、それを読んでも分からないこともしばしばです。

  2. kira より:

    全く同感です。なんか書いてあるんですよね~。

    ルーターマシンはいいですわ。この機械は、元がとれそうです。近々、ブログにも書きます。コレットコーンを変えるだけで16ミリのビットも使えるんでしょうかね~?

    しかし、必須のものは別として、この機械がなかったら、工房が立ち行かなくなるといえるのは、リフターです。1年も使えば、もう手放せません。是非、お薦めです。