李朝棚

今日、ブログのアクセス解析を見たら、妙な曲線を描いていて、朝4時に30人もアクセスしていた。調べると、全部”中国”からのアクセスでした。

来月には、俺の家具が100円ショップに並ぶかもな。せめて、300円商品で売り出してくれ。

Dsc_0022 この李朝の棚、何の変哲もないように見えますが、実は凄くバカバカしい試みをしています。

ヒント・・・・・ホウキとチリ取り・・・・・・・・は関係ありません。

Dsc_0015 実は、ナチュラルベンディングで反ったり、曲がったりした板を使っています。平らな板は一切使っていません。

側板も棚板も曲がっているので、接合面は3次曲面になります。

Dsc_0021 このようにヘリが凸面であれば、普通の毛引きが使えますが、凹面だと写真のような治具がいります。

Dsc_0035 ほぞ穴は、全部現物合わせです。ヘグナーの糸鋸が活躍します。

慣れたら、さほど、手間暇かかりません・・・・・・・もとい!本当は凄く手間がかかります。

Dsc_0005 全体が歪んでいるので、直角を見る場合、スコヤは全く当てになりません。

このような巨大な差金?を使います。

割合簡単に出来たのは、枝の家具を作っていたからか?

しかし、表裏に鉋をかける技は秘伝です。特に凹面は厄介です。こればっかりは企業秘密です。

コメント

  1.  これはまたメンドウなことをされてますなぁ。でも簡単にできることばっかりやっていたのでは勝負になりませんものね。
     反った板に鉋をかけるのは某治具を使えばそれほど難しくはないと思いますけど。[E:happy01]

  2. kira より:

    実は、慣れるとさほど面倒ではありません。

    ただ、それが効果をあげて売れるかどうかがプロにとっては大切な部分ですよね。

    今回の試みは悪くないと思うのですが、粋に感じる人は日本に5人といないような気がします。めぐり合いたいな。

    某ジグのこと、後でこっそり教えてください。