2012年01月一覧

先は長い、

箱作りから椅子作りのモードに切り替わるには、少し時間がかかります。

同じ物ばかり作るのは飽きてしまいますが、あまり多種多様なものを作ると、脳に負担がかかり、楽しくなく苦痛を感じます。

脳のある部分は休ませて、慣れとか感覚で肉体労働することも必要だと思います。

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栗の座板は、少しシーズニングして、

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接着しました。PIボンドのイモ剥ぎ。

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脚は8角形に落としてから、

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轆轤で挽いた。形状を少し変えました。

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背もたれの桜材スピンドルと栗の貫、計72本。

桜材は、重いのと軽いのが混じりました。軽くても桜材は十分な強度があります。重いのは轆轤作業が困難で逆目が出やすいです。

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笠木用の栗。厚さ7センチ。ついでに15脚分くらい確保しました。厚い材の在庫は流石に少なく、貴重です。

まだまだ先は長いです。あんまり考えると厭になるので、山登りと一緒で、足元だけを見て、一歩一歩登ってゆくしかありません。何の因果か・・・・きっと、前世でよっぽど悪いことをしたのでしょうね。

*本日、四国の原発全停止、と言っても伊方の3機ですが。この件についてはまた後ほど。


今日は真面目な話

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どうも、椅子の図面が見当たりません。殆どのことは木型に書いてあるけど、心配になってお客様の所から現物を借りてきました。

幸い、歩いていける距離。

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昨年仕入れたタモ材は、かなり目込みで箱物にはいいけど、椅子の脚としてはやや強度不足です。

比重の重いものを選んで加工すると、厭なラインが。(濃い部分)

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断面に見えるってことは、中まで入っています。前回、同じ材で作ったら、なんかやっぱり汚れた感じになって、値引きして売ることになりました。

とても手間のかかる椅子なので、そういう事態は避けなければなりません。

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オマケですけど、モノタロウで買った、静電気除去シートは多少効果があります。

前は、冬場、この集塵機のスイッチに触るのが恐ろしくて、木の棒でつついたりしていました。

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ステライト刃のバンドソーは、鋸刃を張るのを忘れるてスイッチを入れると、甚大な被害をもたらす場合があるので、緩めたらカバーを掛けるようにしています。



在庫は愛おしい。

お客様からの、納期を急がない難しいリクエストが一つ残っていますが(ヒント:急ぐのは困ります)、全部の注文が片付きました。

年末はちょっと忙しかったから、やる気がありません。でも、そんなこと言っていたら生きてゆけないのが、木工業です。

新しいプロジェクトは2,3ありますが、シェーカータイプの椅子の在庫がなくなったので、とりあえず作ることにしました。

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幅750×長さ2500の栗の板を座面用に潰すのは、少しもったいないですが、大して魅力のある板じゃないし、幅が中途半端です。

少し材料を足して、6脚分取れました。

ブログを調べて見ると、丁度3年で6脚売れています。ハァ~、楽な商売じゃないですな。

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ちなみに、小径木の皮を鉋で剥いで作った、この椅子は暮れの個展で完売しましたので、6年かかって、3脚売れた計算です。物好きもいるもんだな。

でも、自分で納得している製品は、売れ残っていても全然気になりません。在庫が溜まるのは、割と嬉しくもあるのです。

当社は、まことに暇な工房ですが、そうでないとじっくり新作に取り組んだり、手のかかる製品は作れません。

ただし、本当に潰れたら困るので、その時はよろしくお願いします。



超低床テレビボード

波がありません。こんなに長く波がないのは珍しいです。

ほんで今日はHPの更新や新しいカメラの操作を習得していました。体に悪いです。

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本年最初の仕事は自宅用のテレビ台になりました。スタンドのジョイントの部分が外せましたので、直接取り付けることにしました。

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このような使用状況となります。実際はもっと離れて見ます。

テレビというのは無粋なもので、出来るだけ低く設置したかったのです。

当初、アクオスの46型にする予定でしたが、どうせなら52型、この際60型!まで行きましたが52型にしました。欲張らずに46が良かったと思います。

昔は大型になると加速的に値段がUPしていましたが、今は逆に単位面積当たりの価格は安くなります。液晶パネル、儲からんはずじゃな。

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大きいと、部屋の隅に置けるメリットはあります。見てる時はいいのですが、普段はやっぱりウザイです。別にオネーちゃんが飛び出してくるわけでもなし。

でも、なでしこが飛び出してきたらボコボコにされると思う。

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注文があれば、勿論製作しますが・・・・・注文はないじゃろな。

ビデオとビデオデッキの処遇に困っています。DVDにダビングするようなマメさはありませんし。殆どはサーフィンビデオですが真面目なものもあるし、お宝ビデオもあると思います。まあ、ラベルのない物は全部捨てることになるでしょう。

経済大国は本当に悪です。

*地震は起こりませんね。マジにちょっと心配していたんですが。地震雲も都市伝説のようなものでしょうか。


街の電気屋さん

夕方から、疲れているのにHPの更新をやったから、頭が爆発しそうです。

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15年近く、風雪に耐えてきたエアコンの室外機の台。これでよく、80キロの重さを支えたものだ。

リョウブの筋交いはスポンジ状になったものと、全く損傷のないものがあった。菌のせいだろう。

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一応屋根はあるのですが、合板もこのようになります。

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街の電気屋さんのM君と助っ人。白髪だが実は若い。ガスを抜いてパイプを外してから設置し直すので面倒です。

「エアコンの寿命って何年よ~?」

「電気製品は、あまねく10年とみて下さい」だって。

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このようにスッキリしました。ボルトの穴もドンピシャでした。

ついでに100キロ近くあるブラウン管テレビを3階から降ろしてもらって、アンテナも交換してもらいました。腕の筋が伸び切ったらしいです。

「ほんで、おいくら?」と言ったら以外に安かったので、5千円余分に包みました。こういう人は大事にせないかん。新しいテレビはネットで買ってゴメンね。

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ネジが錆ついて取れないので、このままストーブで燃やしております。

ウチの薪ストーブは焼却炉です。


地震雲?

本日、午後4時半バイクでプールから帰る途中、西の空に凄い雲を見ました。

見晴らしの良い堤防でにバイクを止めて見とれていました。地震雲かな?

しかし、そこいら中にないとおかしいしな、・・・・と東の空を見ると・・・・・あるやんけ!

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急いで帰宅して撮影しました。西の空。すでにボンヤリしてきていますが。

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東。

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GoProの魚眼レンズで撮影。

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このような雲が出ても、必ず地震が起きるわけではないようですが、このスケールは初めて見ました。


エアクリーナー・その後

本日は、木工家専用で、普通の人が読んでも気分が悪くなるブログです。

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10月に取り付けたエアクリーナー、活躍しています。

暖房や冷房で閉め切った場合、大変有効です。もちろん、マスク併用ですが。

フロントパネルもビッシリと粉塵が付いていましたが、慌てていたんでエアーで綺麗にしてから撮影しました。

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2ヶ月で相当溜まります。内部のフィルターは使い捨てです。年一回くらい交換が必要かもしれません。

静岡で売っているものとは、表面積が全く違いますね。

ただ、この機械、割合うるさいのが欠点です。

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昨年亡くなった、また、大ファンでもある、ウィンザーチェアーの村上富朗さんのDVDが発売されています。でも、なんでこんなに高いんでしょうね?しかも500枚限定とか。

故人の遺志とは思えません。木工家は普通カツカツですから、安くして多くの人に見てもらえるようにすれば、村上さんも本望ではないのでしょうか。

私はこのDVDを製作、販売している建築家の中村何とやらが大嫌いなんです。どこといって、まず顔が気持ち悪い。虫が好かんのですね。

ほんで、DVDの裏表紙に「村上さんの仕事についての対談」とかで、でかでかと小品作家の三谷氏と自分の名前を入れる神経が理解出来ません。

なんか妙なものがまかり通る、厭な世の中になってきましたね。

このDVDを私は買いませんし、ましてや他人にダビングしてもらうこともないでしょう。まぶたの裏に焼き付いている、村上さんの笑顔で十分です。


初仕事は鉄工

今日はまだ正月なのに、海は北西が吹いて波もないので、今のうちにと仕事をしていました。こういうのを高知では“てんくろう”と呼びます。天邪鬼とか。

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実は工房のエアコンの室外機の台を、十数年前に木で作ってあったんですが、先日見たら朽ちて倒壊寸前でした。

腐りにくい栗の木で作り直す予定でしたが、以前金属彫刻をしていた時に買ってあった丸パイプが沢山あるので利用することにしました。

パイプの切断にはスピードカッター(切断機)を使います。今回は量が多いので屋外でやりました。

実は、以前火花が研磨用のスチールウールに引火してボヤ騒ぎになりました。「スチールウールは鉄のくせに燃えるんですよ~!」テイク・ケアー!

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曲面の加工はコンターマシン(金属用バンドソー)を使います。

接着は電気溶接です。通常、分厚い鉄板の定番上で行いますが、ないので木工の作業台でやりました。おかげであちこち焦げました。

溶接を久々にやると、カンが戻った頃には作業は終わっています。おかげでイモ溶接じゃ。

ガス溶接の設備もあるのですが、これは更に難しいです。半日くらい練習しないと出来ません。終わる頃には工房は火事になっていると思います。

普段木工をやっていると、鉄工には抵抗感があります。まあ、それも慣れてしまいますが。

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今夜も薪ストーブでじんわり暖かです。