2013年03月22日一覧

バンドソーのトラブル その1

本日は木工家専用です。

今日はシェーズロング・本番のヒノキ材を半割りにして、曲げ木まで済ますつもりでした。

しかし、バンドソーの鋸刃が思いの外調子が悪く、無節、幅450、長さ3メートルの材をオシャカにしてしまいました。しかも、予備はない。

Dsc_6326

問題の鋸刃。リョービ製。

目立て屋が鋸刃を取り違えたせいで数年前2セット買いました。最初から鳴くし、軌道が安定しません。

道具屋に「なんじゃこりゃ~!メーカーに文句言って来い!」と言うと、またこのボケ、難しいこと言ってる、という不満げな顔で帰って行きました。

数日して、「いやー、吉良さんの言う通りで酷く不評のようです。」

鋸刃に黒いラインが入っていますね。これはメンテナンス不要にするための焼きです。だから、どうも神経質な動きをします。目立て屋も腰の調整が出来ずに困っているそうです。

「目立てをやり直したから、使ってみてくれ。」と置いて行きました。新品なのにな。目立てを一回すればステレイトは相当減る。まあ、大分ましになりました。

切れ止んだ時、縫う(軌道がずれる)のも急激なようです。以後気を付けよう。でも、本日は数万円の損失。疲れました。

木材団地の目立て屋はつもチィーチィー音をたてて仕事をしていましたが、最近は静まり返っていることも多いです。柱も袋に入って工場から届くからな。俺らの商売どうなるんじゃろな。