ハイエースの改造(キャンピング)一覧

洗車する

明日は大安で、豪華リビングセットを納めるの日ですので、この機会にスーパーロングを洗車しました。ちょーど曇りでいい塩梅でした。

普通はトヨタのトクトクオイル交換の日にサービスでやってもらいます。ただでさえ忙しいのに、スーパーロングを持ち込むと、みんな泣きながら洗車しています。

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まず、水着に着替えます。ここはさほどご近所の目もありませんから。

塀にべったり付けて、屋根の半分と反対側の側面を綺麗にします。それから車を反転させて同じことをします。洗車も段取りが大切です。屋根は水平ななので一番汚れています。

丁寧にやると2時間ほどかかります。それからワックスを・・・・・かける人はいないと思います。

塀に上っているとき、工房の電話が鳴ったので、急いで駆け付けると“オール電化”の勧誘でした。「ナンジャコリャ~!!」とどやしつけると、相当ビビっていました。もうかけてこないでしょう。普段は無言で切りますが。いやな世の中ですね。

車内の掃除は暑いので止めました。モモの毛だらけです。でも、1週間に2泊はお世話になるので、近々実行します。

本当にこの車は元取っています。ちゅーか、家がもったいないな。


下の話

今日は格調高い、当ブログでは異例の下ネタです。気の弱い方は遠慮した方がよいでしょう。

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先日、オートキャンプのために購入したポータブルトイレです。なかなかキュートなデザインです。届いた日は、枕元に置いて寝ました。

左奥のレバーをポンピングして水洗出来ます。メーカーはUSAですが、製造はやはり中国です。

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分解するとこうなっています。汚水タンクには完璧なシャッターがついていて、急ブレーキを踏んで転がっても、夢のような状況にはなりません。また、下タンクに特殊な薬剤を入れて無臭化します。

お年寄りのオマルにも使えそうですが、操作するレバー類が多く、それが難な所です。

本格的キャンピングカーを乗り継いでいる友人は「トイレは一度も使ってない」と豪語していましたが、ネットで調べると、一度使ったらこれほど便利なものはないそうです。たとえ横に公衆トイレがあったとしても、冬は寒いし、汚いし、子供を行かせるのは不安だし・・・ということでした。

汚水は、勝手に下水に流してもいいそうです。マンホールを開ける杖も売っています。

ところで、排泄に関して日本人は非常に神経質ですが、外国はそうでもないです。

アルジェリアを旅行した時、フランス人バックパッカーが往来で、いきなりケツまくってクソを始めたのにはビックリしました。まだ若くて“うぶ”でしたから。人通りはなかったものの、少なくとも私はいました。まあ、フランス人は特別ですが。

モロッコでは、路肩に座って喋っているワンピース姿のお婆さんの下から、一筋の道が乾燥した台地に消えていくのを見ました。公衆トイレもないですからね。しかし、どうも列車内でもそれをするのか、2等車は床がベタベタして臭かったです。

ウッドストックのコンサートでは、トイレは地面に碁盤の目のように穴が掘られていて、前の人の○門が直接見えないように、僅かな高さの幕が張られているものの、左右の仕切りもなく、皆談笑しながら用をたしていたそうです。

まだまだ、体験談はあるのですが、プライベートな話になるので書けません。

私も典型的な日本人で、半分オープンなトイレで用をたすことなど出来ませんでしたが、やっぱりだんだん慣れてきます。


ハイエースのキッチン

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先日改造したハイエース・スーパーロングのキッチンを紹介します。木工の仕事でもあります。

杉のフローリングは大分くたびれていましたので、オスモカラーを塗り直しました。溝には砂が溜まっていました。犯人は犬・モモちゃん。おかげで、ツルツルになって滑り止めシートが手放せません。

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40W相当のLEDライトを内蔵しております。今までは読書灯は道具箱から一々取り出していましたが、非常に便利になりました。消費電力はわずか4,5Wだったと思います。

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シンク(漏斗)の取り付けは、額縁用の金具を曲げて固定しています。電動ポンプの付いたシンクは、使うこともないだろうと思っていましたが、個展などで1週間も連泊する時は重宝しそうです。

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温度計、ライト付きのデカ電波時計は前からのもの。中国バンザイ!

メガネケース、小枝のキーフックはキャンピング生活(就眠時)の必需品です。小市民的工夫がいじらしいです。私の木工の技が余すことなく発揮されています。意外に勉強になりました。

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キッチン全景。全てがクスノキのキャビネットからはみ出さないように作られています。たまの配送で家具を傷つけないためです。100円ショップの小物入れは便利です。意外に丈夫だし。

今回、後輪のタイヤハウスに寒冷地仕様のカバーを取り付けました。この部分は2重ではなく、フローリングを剥いだ時に結露が見られたからです。走行音も大分静かになります。

普通のサラリーマン、特に電車通勤の方とか、自家用車は金食い虫ですが、俺は「元取っとるで~!」 まあ、経済に余裕のある方には余計な御世話じゃわな。なあんで、金の話になると関西弁になるのかな?

*しかし、結構お金もかかりました。趣味と実益を兼ねてますからいいんですが。もう家は売ろうかな。ソニー損保の保険はキャンピング車の方が安かったです。でも、ネット保険はそれなりのもんです。


スーパーロングのキャンピング車登録

本日は、ハイエーススーパーロングのキャンピング車登録、1ナンバーから8ナンバーへの構造変更にかかわる真面目なブログで、一般の方は面白くもなく意味もありませんが、所有者には有益だと思います。

8ナンバー化のデメリットは2年間で税金等が¥2,5万高くなることですが、1年車検の手間と費用を考えると、チャラになると思います。

メリットは、高速道路料金です。何で11トントラックと同じ割増料金を払わないかんのでしょうか?当然1000円高速の恩恵も受けられます。完全無料化は難しいでしょうから、ナンバーによる格差は今後も続くと思われます。

意外に知られてないのがタイヤです。貨物車であれば縦剛性の強いだけの6プライタイヤが義務付けられますが、安全性の劣るものです。意味がわかりません。8ナンバーだと、大型ミニバン用のタイヤが選択できます。元、タイヤメーカに勤めていた私が言うので間違いはないです。

あ、なんか真面目なことを書いたら疲れてきました・・・・詳しいことは陸運局に行くと教えてくれます。関係する部分の仕様書のコピーをくれると思います。

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奥のベニヤ板とタル木で作ったものが自称ベットです。200×120㎝。これでOKが出ました。エアーベットはオートキャンプ用の本格的なものでもダメだそうです。

キッチンも条件が大変厳しくなっています。特に立ち位置の天井高は全域で、きっちり160㎝必要です。私の場合、フローリングを切り抜きました。これでも、窓側はわずかに低いのですが厳密には計らないようです。ミッドルーフ車などはスペアタイヤの部分を板金で35㎝掘り下げたりするそうです。

詳しいことは自分で調べて下さい。大変ですがメリットはあります。審査基準は係りの人によってもバラつきがありそうですから、1,2回は相談、実車見分が必要だと思います。私は説得力を増すため、当日はポータブルトイレも載せていました。

日常、実際に貨物として使用されている方は、いろいろと問題があり止めておいた方がいいようです。あくまでキャンピングカーということです。まあ、この車で電気工事に行ったり、営業に回る人は少ないでしょうが。

ナンバーがおりて、2日間で、短距離でしたが2度ほど高速を使いました。200円くらいの違いですが、10年も乗れば随分な金額になると思います。

*私の車は以前、後部座席を取り外して、3人乗りとして改造申請していましたから、比較的簡単でした。6人乗りはもう少し面倒です。


忙しかった一日

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今日は、1日忙しくて疲れました。主に気苦労です。朝9時にトヨタのディーラーに昨日頼んでいた委任状を取りに行きました。構造変更を自分でやる場合には必要なそうです。本人名義であれば必要ありませんが。

車検作業自体は5分程で終わりますが、初めてなので、ちょっと慌てました。構造変更の審査は別のラインでやり、少し時間がかかります。でも、昨日OKをもらっているので簡単に済みました。しかし、自賠責保険の加入や、重量税を納めたり、ナンバー外したり、スムーズに運びましたが、 結局2時間以上かかりました。

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陸運局は混んでもなく、書類の記入もそれほど困難ではありません。普通の車検なら30分ほどで終わるのではないでしょうか。さほど距離を走らない4ナンバーは2回に一回は自分で済ましてもいいと思います。

目出度く、ナンバーがおりると、封印場で取り付けます。封印のアルミのポッチがないので焦っていたら、係りの人が来て最後に簡単なチェックをしてポッチを挿入してくれます。これで無罪放免です。生まれて初めて2年車検へ仲間入りです。

陸運局の人たちは、公務員にしては親切で、臨機応変に対応していて気持ちがいいです。まあ、ここは真面目にテキパキ働かないと、さばき切れないでしょうからね。

それから、再度トヨタに行ってプリウスを横目で見つつ、ETCを中型車から普通車へセットアップをしてもらいました。ヤッター!これで、はれて高速料金は普通車と同じです。

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吉野家で並、玉(ぎょく)、お新古の昼飯を食べた後、明日の原木市の下見に行きました。時期的には一番いいのに、出てる材はとても少ないです。不景気なんで、皆さん山から切り出してないのです。実際、木も少なくなっていますし。明日は久々に買うかな。でも、相場は少し高めなのだそうです。

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ついでに、製品の市場もチェックしてきました。一度でも鋸を入れたものは“製品”と呼ばれます。ここもガランとしています。10年くらい前は山盛り一杯出ていたんですが。

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海回りで帰っていたら、ケーソンでも運ぶのか巨大なクレーンが浮かんでいました。写真ではわかりにくいですが、高さは100m以上あるかもしれません。

なんだか、良かったような、虚しいような一日でした。


キッチン、だいぶ出来。

今日もよく働いて疲れたので、崇高なYチェアーの話は明日にします。風邪はどうやら治ったみたいです。

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ミニキッチンの製作の様子です。本当に沢山の道具が必要です。特に重要なのはハタガネ・クランプ。大は小を兼ねるわけにはいかなくて、多種多様のものが必要です。

通常の家具製作では使わない、エア釘打ち機も重宝します。今回はかなり本格的なのであまり出番がありませんでした。

下に空間があるのは、タイヤハウスをクリアーするためです。

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本当にちょっとしたキッチンになってしまいました。BOXやランタンが正確にビルトインされます。二つのポリタンクは給水と排水用です。

材は楠です。昔はショウノウの原料になっていましたから、クールミントガムみたいな強い臭いがします。寝られるかなと心配していますが、段々おさまってくると思います。ヒノキも候補にあがりましたが、流石に雰囲気が違うのではと考えました。

商品ではないので、塗装はしません。


ハイエース8ナンバー化に暗雲が、

今日は、なんか昨日よりだるいので木工は止めて、溜まった雑用を片付けていた。その一つが散髪。4月並みの気温で良かった。

それから、高知市内の陸運事務局に車を持ち込んで、キャンピングカー登録の説明を聞きました。そしたら、また数年前より、更に条件が厳しくなっていて、ちょっと決心が揺らぎました。

流しの立ち位置の天井高さが160㎝・・・・その部分の床を剥がさんとな。

私の荷室は全面フローリングで布団を敷いて寝るんですが、ベットじゃないとまずいそうだ。「ほんで、ベットって何よ?布団じゃいかんの?」と聞くと、明らかな答えはなかった。床とは違う何らかの設備がいるそうだ。すごい抽象論だ。俺たちゃ、日本人!なんで布団が行かんのか?

陸運事務局の方たちは荒くれと思いきや、親切でやさしかった。それだけに手ごわそう。

本格的キャンピングカー以外は締め出したい意向だろう。金持ち優遇ですね。家具職人だから、やって出来ないことではないんですが、メリットはあるかな。

トラックや乗用車の高速道路料金の区分のもまだわからないしな。もう1年待ってみるかな。政治家が馬鹿だと、本当に下々の者は苦労します。

紙袋に4億円入れて運ぶ人がシロなのは、どう考えてもおかしいですね。堅気の人間は400万でも現金は持ち歩きません。いつも思うんですが、なんでそれほど金が欲しいんでしょうかね?そんだったらビルゲイツを目指せばいいんじゃないでしょうか。俺も1兆円だったら欲しいけど、一国の権力者があんなチッコイ土地をゲットするのに策をめぐらすなんて情けなさ過ぎます。

政治に全身全霊を捧げて良いかじ取りをしたら、食うには困らないし、賞賛の雨アラレ、多分女も寄ってくる・・・・?そんだけで十分お腹一杯になると思うんですが・・・・・・俺の欲がなさ過ぎか・・・・・今までついてなかったからな。


ハイエーススーパーロングを8ナンバーにする。

私のハイエーススーパーロングは1ナンバーの中型貨物車で、以前にも書いたが、1000円高速の恩恵にあずかれないどころか、高速料金は普通車の2割増しだ。

これが、8ナンバーのキャンピングカー登録をすると、なぜか普通車扱いなんですよ。ミステリーでしょう?

ただ、8ナンバーは税金が高いとか・・・。ネットでも調べてみましたが正確なことはわかりません。来月が車検なんで販売店に調べてもらったら、年間にして8千円高くなるとのこと。

それだったら、高速代を別にしても、今の毎年車検より2年車検になって全然お得じゃん。任意保険も問い合わせしたら、ソニー損保の場合大差ないそうだ。8ナンバー化決定!

ただ、キャンピングカー登録は、8ナンバー車の税金が極端に安かったころ、税金逃れの登録が多発し、今は割りと厳しくなっている。でも、私の車は、元々キャンピングカー仕様なんで、わずかな改造で事足りるのです。本職だしな。

晴れて8ナンバーになったら、土日に遠出してみようかな。庶民のささやかな夢じゃな。この件はまたレポートします。

*ビヨヨヨョ~ン、先ほどディーラーの方からメールがありまして、8千円は間違いで12500円だそうです。訂正しときます。それでも安い。絶対元が取れます。それから、税金は地域によって変わってくるかもしれません。


ハイエース総集編

なんだかキーワード”ハイエース”で当ブログに飛んでくる人が多いです。履歴のデータを見ても、うちの商売には繋がりそうにないけど、せっかくおいでなので”まとめ” をしておきます。

Dsc_0047 右側の窓は潰してあります。

サーファーにしかわからないけど、注目はリューシュコードのフック。こうして保管すると、テイクオフのときコードを踏む可能性が低いです。

Dsc_000931 夏仕様の運転席。

渓流用のびくはゴミ箱です。花を生けてもいいです。ホウキは上等のものを用意して下さい。

バケットタイプのレカロは前のトラックから移設しましたが、ハッキリ言って乗りにくいし、荷室からも移動しにくいです。長距離はいいけどね。もう金もないので、今度はノーマルに戻します。

Dsc_002531 2年ほど前、IKEAで買ったLED照明。新聞は読みにくいけど生活するには十分です。どうせ、夜は寝るだけだし。

Dsc_0004 この中に、キャンプ道具を収納します。先日のランタンも頭が見えています。桐とホウ材でできています。本職じゃしな。

100円ショップの小物入れが便利です。

右下の白いのがLED照明のスイッチ。

Dsc_0051 ロングボード2枚とキャンプと素潜りの道具を載せてもまだ広い。(元登山部なので道具はコンパクトで厳選されています)

これに、必要に応じて、クーラーボックスや七輪、自転車等を積みます。

皆さん、お金かけて、うんと狭くして、楽しんでいるようですが、不思議です。暑いのにね。これだけ天井が高いと、夏でも風が入れば涼しいです。

若い時は、雨でもテントがよかったけど、年取ると車中泊が一番。後は、都会への出張用にポータブルトイレの導入を真剣に検討しています。


荷造り革命。

Dsc_002733 今日の話題は、一般の人にはあまり縁がないかもしれません。しかし、私のように、家具の個展をほうぼうでしたり、ドロボーや盗品売買をなりわいとする方には耳より情報です。

Dsc_002822 注目してほしいのは、白や黒のアミアミシートです。100円ショップで売っている滑り止めシートなんですが、これが実にすぐれモノです。

全く動きません。どんどん上に載せていけます。ガタガタしませんので製品が傷つくこともありません。

以前、テーブル6台、イス12脚を一遍に運んだ時は、固定もせずにOKでした。

056 使用前はこんな感じ。

一つ一つの梱包、開封は大変だし、包材は後々、場所をとります。毛布は滑って意外に頼りないです。走行中音がカタカタして気になったりします。

いや~、このシートのおかげで本当に楽になりました。300円の大判を20~30枚買っておくと贅沢にに使えます。

もちろん、木工にも便利です。クランプが必要なくなるか、今まで2本で固定していたのが1本で済みます。家庭でも小さなマットの滑り止めにいいですよ。