文化・芸術一覧

下名野のアートキャンプ2017 後編

政治はドンドン茶番劇に近くなってきますね。言葉がない。

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2日目はTさんと私の「お茶」の時間。今回私はサポートです。
野点の予定でしたが、外は大嵐です。
 
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S太郎のエア茶筅のパフォーマンス。お道具に凝ったらきりがないのでヤカン点前です。
 
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干菓子も配られました。
 
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S君の意味不明のポーズ。「待て!」なのか?
お茶は日本人のDNAに組み込まれているのか、なんとのうシックリはまった企画でした。
 
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午後からは「行燈造り」でした。
 
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夕方、台風が直近を通過。眼下の谷は猛り狂います。
 
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でも、朝には早くも笹濁りに。排水量が凄いからな。
 
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お!今地震がありました。
キャンプ場までの道は川となっていた。
 
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谷を流れ落ちた土砂で塞がっていた。
 
2日目、国道33号線は通行止めとなっていたが、3日目の朝には予想通り解除された。
何とか今年も無事終了。でも、アートキャンプは凄く疲れます。
 

下名野アートキャンプ2017 前編

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すでに小雨のパラつく中、土曜の10時に下名野川へ出発。台風前なので流石に車は少ない。「湯の森」もキャンセルが多いだろう。
 
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こういう岩板地帯なので台風被害は意外に少ないようです。
 
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昼飯に間に合った。栗ご飯。地物のジャガイモが大変美味しいのでお代わりする。
 
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何年か前にやった新聞ドーム。最近はネタ切れ気味です。
共同作業では全く動かないペインターT氏。
 
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K嬢は36キロ痩せて女っぽくなった。
 
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M嬢は年末ワシントンでピアノ公演をするのだとか。
 
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今回は初日がバーベキュー。確かに2日目は絶対無理でした!
 
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何ちゅう名前でしたっけ?4枚羽で飛行している様は「ナウシカ」そのもの。
 
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頭部がないような。
 
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両サイドが欠けているのがデザイン的に秀逸。
 
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もう少し早く出て来ていたらバーベキューで・・・・・。
 
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夜の部へ。囲炉裏はちょっと早かった。
 

アイヌ語と高知

高知と和歌山にはアイヌ語地名が多く残っていると言われます。実際、沖縄や高知にはアイヌ顔の人が多いです。

寺田虎彦説で有名なのは「四万十」 シ(甚だ)・マント(美しい)です。あくまで説だそうですが、どう考えても他の地名とは違和感がありますよね。私は口屋内(くちやない)や穴内(あなない)も当て字だと思います。以前、古本屋で高知のアイヌ地名に関する小冊子を買ったのですが行方不明です。
 
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釧路湿原の民俗館にあった入植当時の写真。アイヌの服を着ていますが船は丸木舟ではなく和船ですね。「ぺカンペ(菱)採り」と書かれています。当時は今よりも湖は広く一家に一艘舟があったそうです。なんかチチカカ湖みたいですね。ロマンあるな~。

高崎元尚新作展

今日も過ごし良い。

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県立美術館でやっている、恩師の高崎元尚先生の展覧会に行って来た。
 
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これはスレートを壊した作品。
 
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こういうのも。
 
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展示が、も一つだったレンガの作品。
 
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圧倒的なブロック破壊。
 
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奥の展望台から眺めていると目頭が熱くなるな。
 
実は1週間前の会期中94歳で亡くなった。土佐中高の教師をしながら現代美術を発表し続けていました。
 
私は受験前には職員室でデッサンを習っていた。ヘビースモーカーの先生の机から両切りのカンピーを失敬して吸っていたら急に戻って来られた時にはビックリしたな~。カルトンの裏だったのですがバレバレでした。そうゆう事には興味がなかったようです。
 
最初の会社を辞めてアーティストを目指していた時、学校を訪ねたらまだいらっしゃって「俺はもう定年5年も過ぎてるんだけど代わりが見つからんかった。春からお前がやれ。」と言われたのでした。教職免状持ってないんですけど。
 
結局3年しか続かずに不義理でした。でも、まあ、何とかやっていますよ。合掌。
 

図書館で

借りてきた本。6冊まで借りられます。
 
当家はフィリピンパブまで徒歩4分で行けますが、図書館までは3分です。何よりタダでです。当家の立地は特に良くありませんがこれだけは有り難い。
 
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縄文時代の形にはそれほど魅力は感じませんが、知らないだけ、勉強不足かもしれません。
 
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写真の昭和基地は初期のものです。ブリザードで吹き溜まりが出来て、すぐ埋まってしまうため、現在は各国
、高床式にして風を逃すようにしています。
 
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本としては魅力がないが、6冊も借りたらこういうのがあってもいい。
 
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池波正太郎はどれも2,3回は読んでいるので、これも3回目か?と思って借りたら殆どの短編が初めてでした。表題の「剣法一羽流」も以前読んだのとは別テイクでした。
 
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薄いが内容はそこそこ。電通の闇についの話だけではなく、マスコミと電力会社の持ちつ持たれつも書かれています。私のような言いたい放題の者は絶対にマスコミとは縁がないな。しかし、死なんならんことはないじゃろう。さっさと辞めればいいものをとは思うが。それはやられ損ですよ。
 
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これはまだ読み始めたばかり。
 
図書館は有り難いが、フィリピンパブとどっちが良いかは微妙。
 

散歩。

本日は当いの町で2年に一度行われる「INOビエンナーレ」を見物した。
 
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古民家や空き店舗などに展示がなされます。
 
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ユキちゃんを一々繋ぐのがめんどくさい。しかも散歩早々、したので、クソを持って会場を回るはめになる。
 
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これがなんとのう面白かった。
 
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まあ、こういうのも楽しい。
 
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やけくそ?
 
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どことなく寂しい感じ。
 
残念ながら盛り上がりは全然なし。何でも簡単にはいきません。
 
美術工芸の世界はすでに死んだか。しかし、スーパーカーの販売は好調。世界全体が幼児化しているような気がします。
 
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関係ないけど、このITマンションはマッキントッシュのコンピュータが世に出る前からあります。井上徹の略だろうか?

石黒宗麿

冷やかしで行っただけなのに「黒田陶苑」から毎回図録が送られてくる。
 
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今回は「石黒宗麿」。いつもは魯山人とかが多いのですが、
なんかほっとするな。
 
この方は変化自在の造形をされますがどれも上手い!とは言っても没後50年とか。
 
和とか陶とかそういう世界から外れて、外国の人みたいな感じです。この小壺なんか、なんとのうルーシー・リーを彷彿させます。日本では珍しい作家だと思います。

同業種交流

現役大統領を差し置いて、のこのこトランプに会いに行くのがいいとは思いませんが、いいように利用されるだけ。
 
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どういう訳か、私の個展、仁城さんの個展、九州の木工家・泰心
さんの個展が重なった。
さらに水曜から高知大丸で鍛鉄作家の高橋正治さんの個展が始まった。
 
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また市内へ飲みに出た。
街路樹にはムクドリの大群がうるさい。旨そうなんですけど。空気銃は使えないし。
 
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状況が芳しくないのは最早どの作家も同じです。でも、ドタバタしないと食っていけない。
 
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北のアル中の殿堂「赤のれん」へ、
 
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高知へ来たならやっぱりカツオ。
 
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高橋さんも高知での個展は4,5回目となるので、俺の行きつけはどこも顔馴染みです。
 
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エスペランサで3杯。この最後の一杯がなければ楽だったのに・・・・・。
まあ、多少は情報も仕入れた。


「マタギ奇談」

本日は疲れていたが真面目に働きながら読書もした。
 
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図書館で借りてきた新刊「マタギ奇談」工藤隆雄著。
 
淡々とした語り口で誇張がない。
 
マタギが雪男探索に駆り出されてヒマラヤに入った時、感想として「それは
熊ではないか。人の気配を感じて振り向くとき立ち上がる習性がある。」
ということであった。
 
マタギでは長の事を「シカリ」と呼ぶが、アンナプルナ南斜面の民族も猟師を「シカリ」と呼ぶそうである。
 
是非“買って”読んでみてください。しかし~、本はもう本箱に入りきらなくて片隅に積み上げられており、図書館で借りて読むと最高~!
 
これでは出版業界も大変です。書く人もおらんなるし。