木工道具・機械一覧

お薦めしない。

本日は昨日買ってきたヒノキ板の荒取り。

板を半分に割る必要があるのですが、当社の中型バンドソーは最大挽割り高さは300㎜(実際は305)。これで先ず不便はない。大型バンドソーは工房の規模から言って特に必要は感じません。それに大物を挽割る場合、後ろ取りの方と2人で作業するのが基本です。

しかし、今回の長手盆は幅が330あります。工業技術センターに行けば大型バンドソーの賃貸しがあるのですが、行くのが面倒、何とかならぬものか?

刃を安定させるセリというパーツはテーブル上下に付いていますが、上のを外せば335ぐらいまで挽けると判明。

フロント安全カバーの部品も外す。

セリがないと刃は左右に振れます。

材料が入ると安定しますが振動で挽代は多くなるように思う。墨線も見えにくい。

無事終えたがお薦めは出来ません。数が多ければどこかで大型バンドソーを借りた方が賢明です。


延長

今日も蒸せた。作業場はエアコンを入れているのでユキが離れん。

S君が前に納めた座卓を作業台にするから、脚を延長してくれと持ち込んだ。「見てくれは言わん。」

一本だけ白木の部分が長いのは・・・・・・

こういう事なのだ。やるもんですねシロアリ。

一辺95の角材を一発切断するのに直径400の鋸刃に取り換えた。普段は350。何だか恐ろしいので切断後、すぐ元に戻した。

プロでも機械があるから出来る仕事です。

座卓の時には楽勝だったが、脚を延長するとそれだけで一人では動かし難い。


拭き漆 2

ユキちゃんは昨日手術で火曜辺りには戻れそうです。犬がいないのがこれほどストレスになるとは。ペットホテルに預けて旅行に行く時は清々いしますけど。

山桜の大テーブルの制作も佳境に入りつつあります。後拭き漆1回で完了。

皮付きの部分を少し残してCUTするのが私のやり方です。全部耳を残すと野暮ったい。

杢が出ています。

表面が欠けていた箇所は・・・・・

似たような桜材で補修。

この木工パテは漆と相性が良い。

ほら目立たなくなったでしょう。

丁度、腰痛の季節でもあり、大物制作は年寄りにはきつい。


リフターテーブルは使える。

朝飯しっかり食べたらお腹が痛くて仕事がはかどらんかった。

貫通ホゾの穴は左右は緩めですけど上下はピッタリに仕上げます。毎度のことながらノミで調整する作業は辛気臭い。プロの方はどうやっているんだろう?穴のセンターを多めにすき取れば楽に入るとは思うが。

組み立てにもリフターテーブルは重宝します。

クサビは後で小さくします。

アリ溝にピッタリ納まった。

一番低くして裏返し、この状態からUPさせて立ち上げます。便利なリフターテーブル。でも美人の助手が3人いるに越したことはない。

犬は役に立ちません。

天板がボリュームあり過ぎるので、下端を面取りして薄く見せます。


脚出来た。

今朝は15℃。日中も暑くはなかった。毎度ですが、これが夏のMAXだったら最高なんですけど。

仁淀川の川霧でしょうか?最近の天候は全く不可解。

脚のパーツを整形して接着した。今回は篏合がきつめだったのでエポキシボンドを使用。ボンドも値上がりしとった。

ややのっぺりした印象ですが、拭き漆の場合は艶が出てシャープになるのでこのぐらいが丁度良い。

木地の仕上げは、念入りに研いで水拭きしてまた研いで、更に水拭きしてまた研いで、ご苦労な事です。


庶民は地道に働く。

マイナンバーカードのトラブル、どうせ自民党が実績のない身内に発注して莫大なバックマージン稼いだとか、身内は丸投げしたとか、電通・博報堂が絡んだとかそんな事でしょうね。全部~!国民が負担するんですけど。

山桜のテーブルの脚部を製作中。片側の主柱を2本にすると手間は4倍になります。でも、このテーブルの格としては致し方ないところ。部材は重くて大きいのに精度は0.1㎜単位。毎日こればっかりやっていたら大した苦労じゃないのですが。まあ、遅くても失敗はしないように。

これは仮組した主柱を外すの図。プレス機は有り難い。これがなかったら頑丈な木組は出来ないだろう。

一々治具を作って押し出します。


バッサリ!

朝は肌寒くて薄いダウンにニット帽をかぶって散歩することもあるが、日中はTシャツ。

加工中の山桜。この幅の材は銘木市場でもお目にかかることはない。ケヤキなら金に糸目をつけなければもっと広いのもあります。山桜は200~300年が寿命ということではないでしょうか。ググってみたら500年とかいう銘木が花開かせている例もあった。

で~、それを半分に切断!!

7ミリほど反っておりなるべく分(ぶ・寸の1/10・厚みの事を言う。)を落としたくなかったから。乱暴なようですが内部応力も逃げるので後々木口割れも少ない。

大径木はこなれていて内部応力も少ないのですが、切断すると両端が2mmほど空きました。保管は都合30年ほどしている。

以前紹介した方法でムラ取りします。ヒノキの角材を利用して、浮いた部分にメルトガンでクサビを多数接着。横切り盤を定盤とします。自動鉋で少しずつ切削すると完全な平面が得られます。桑原だと実にスムーズ。

幅が5mmほど失われますが、再接着するとプロでも言われなければ分かりません。ただ自動・手押し鉋共に精度がないと厳しいです。

切り離したくない場合は、手作業では完全な平面は無理ですので、片側ざっと平面を作り工場の巨大プレナーサンダーに外注します。


草刈り機

やっぱりしんどいけど仕事もした。

田舎の事ですからあちこちの雑草を刈るために草刈り機を購入。

結構いい感じと思うのですが、ご近所の雰囲気もあるし。

ナイロンコードなので刈るというよりシバキ倒す感じです。まあ、チップソーより比較的安全です。

18Vの一番安いやつ。安物は先端にモーターが付いていてバランスが悪く取り回しが良くないのですが、広くないので十分です。

ショールームはこのような状態になっていますが、ネットで売れるし、ここに来るのは勝手知ったるお客様なので問題ありません。


照明の増設

しんどかったけど今日もそこそこ仕事をした。でもSUPトレーニングは無理。

母屋が居間の照明をLEDに換えたので、そのまま不要になった蛍光灯を街の電気屋M﨑君に移設してもらった。奥の3台と連動するようにしてもらう。

吊るのは細引きで自分でやった。シャンデリアのようです。

おお!小だけでも随分明るい。

最近本当に目が見えない。見るのが商売なので困ったものです。実は白内障の手術の時レンズの内側の幕は残すのですが、これが白濁することがあるという。また白内障になった感じ。レーザーで簡単に焼き切れるそうですが、私の場合緑内障もあるのでちょっと怖いそうです。これじゃ困るのでやってもらおう。

昔、スポンサーの有閑マダムに言われました。「あんた~、にわか目暗は困るぞね。急に按摩も出来んし。」


道具の改良

本日も川SUPトレーニングをした。3mmウエットでは暑いかと思ったが、日が翳り風も出て来たのでボッチリだった。私の乗船・下船ポイントで中年の夫婦がデイキャンプをしていた。相手が目も合わさないので、挨拶もしなかったがアウトドアでこういうのもどうかと思います。

これは扇型の接合部を接着する時の締め具。締めることによって全体に圧をかける。

ここの接着は胆なのでより確実なものを6個製作。ラバーを張っています。しかし、これほど穴が長いとスムーズな開閉には遊びが必要。そう簡単ではない。

2段ドリルは木工用のハイス刃をモノタロウで購入。これで刃先が逸れることは少なくなった。

内側のボーズ面取り。矢張り後定盤が僅かに高くなっています。

木殺し治具。薄いブリキ板を張り付けている。分かる人は殆どいません。

外堀から埋めてゆくのも結構だが段々厭になって来ます。一杯注文が来たら元は取れるのですが・・・・