木工道具・機械一覧

道具の改良

本日も川SUPトレーニングをした。3mmウエットでは暑いかと思ったが、日が翳り風も出て来たのでボッチリだった。私の乗船・下船ポイントで中年の夫婦がデイキャンプをしていた。相手が目も合わさないので、挨拶もしなかったがアウトドアでこういうのもどうかと思います。

これは扇型の接合部を接着する時の締め具。締めることによって全体に圧をかける。

ここの接着は胆なのでより確実なものを6個製作。ラバーを張っています。しかし、これほど穴が長いとスムーズな開閉には遊びが必要。そう簡単ではない。

2段ドリルは木工用のハイス刃をモノタロウで購入。これで刃先が逸れることは少なくなった。

内側のボーズ面取り。矢張り後定盤が僅かに高くなっています。

木殺し治具。薄いブリキ板を張り付けている。分かる人は殆どいません。

外堀から埋めてゆくのも結構だが段々厭になって来ます。一杯注文が来たら元は取れるのですが・・・・


小さなこと2つ

昨日は背筋を痛めていたので、しばらくやっていなかった川SUPトレーニングをした。やっぱり運動すると気持ちが良い。この時期、背筋にしても脚にしても攣るのは水分不足で、小まめな水分補給が大事という。

TOOLS.GRで極小のH9ビスケットのカッターをとってみた。径が小さいのでMAXの位置まで押し込まなければいけないのが難点です。精密作業なので出来ればムーブは最小限にしたい。

ビスケットも厚さ3ミリと薄いです。しかし、カッター類は普段中華製を使っているので欧州製は随分とお高い。日本が貧乏になっただけかもしれないが。

今度の螺旋棚用の楠材は杢の部分がある。当然、杢の部分は硬くて曲がりにくそう。

計ってみるとさほど重量は違わず、問題ないだろう。


螺旋棚の制作 4

本日は波もあったのに天気も悪いしウジウジ仕事をしていた。

一回で9ピースの切断終わり。

事前に慎重に調整したので9×3,27ピースの切断が出来ました。右側の余った部分は仕切り板に再利用します。

普通の箱物を2棹作るのなら、パソコンとレーザー加工機を使っても労力は同じか、或いはそれ以上かもしれません。ただ目が悪くなってきているので有難い部分はありますね。

螺旋棚の場合、同じピースを沢山作るのでそれはもう圧倒的です。一枚の扇型に6個の角穴を開けるなんて、昔は手作業でよくやったと思います。切断加工だけなら1/100の労力で済むでしょう。

側面の加工。ガイドもレーザーで仕上げています。円弧の右側は後定盤として直径を0.4㎜小さくしています。一般の方は意味が分からないでしょうけど。非常に安定した作業が出来ます。

海のものとも山のものとも思えなかったレーザー加工機ですが意外に使える。しかし、心労は大変なものがありました。やっぱり新しい道具が可能性を広げてくれるとは思う。


カエデのスプーン 4

日中は暖かいが朝は氷点下。

本当に地味なスプーンの制作が続きます。研磨に継ぐ研磨。

こうやって裏側を研ぎます。

腱鞘炎になるので必ず一方を接地させて研ぎます。受けのゴム板。ズレないように工夫しました。

ツールズGRさんが値上げ前の価格で分けてくれた曲面用サンドペーパー。切れは普通のペーパーの方が鋭い。

しかしこのペーパーが大活躍する場面もあります。

さて何でしょう?後で軸を付けると芯ブレするので先に軸を入れて旋盤加工。

エアタッカーで留めてゆきます。

凹みの部分を研磨する道具でした。十分使える。俺は天才か!もっと稼げる仕事を選ぶべきでした。

水拭きの終わった一部。更にもう一度研磨します。やってられんな。硬いカエデはより手間が掛かると判明しました。

もう少ししたらこれを薪ストーブにくべておいて「あれ、スプーンを盗まれた!!」とか言い出すと思います。その時は暖かい目で見守って下さいね。


バンダジの制作 5

夕方の散歩で11℃。明日朝は寒くなりそう。川SUPトレーニングに行きたかったが寒さに負けた。

金具の製作中。金具はもう何年もやってないので記憶を呼び起こさなくてはなりません。少しはパソコンにもメモっている。

今回導入した半自動溶接機。薄物のノンガス溶接が簡単に出来るというふれこみですが・・・・・

先端の細い溶棒がにゅるにゅると自動で出て来ます。しかし、それほど簡単ではなかった。かなりの練習が必要のようです。

平板を平面上で突き合わせてくっつけるのは簡単ですが、肝心の直角に溶接するのが難しい。

狭い作業スペース。奥にあるのが昔の電気溶接機。

同時に用意した溶接お面。アークに反応して液晶が1/25000秒で遮光する。おかげで両手が使えますけど手持ちのお面に慣れている者にとっては無茶苦茶便利とは言えません。

毎度のことですが久々の金工はそれほど楽しいものではありません。商売でやっているからしょうがないのですね。


バンダジの制作 3

天気も良くなってきたので海に行くかな。

バンダジの裏板はケンドンで入っています。これが結構面倒ですが、板厚が薄いので理にかなっているかと。

板の配置の順番を鉛筆で書いてもサンディングや塗りで消えるので打刻印を使います。李朝家具なのにアルファベットはないじゃろ!という方がいらっしゃるかもしれませんが気にしません。


バンダジの制作 2

果たして統一教会を解散に追い込めるのか?恐らく夜の接遇もあって、全部ばらすとなると・・・・。

一人で組み立てには便利なボディープレス。左右からも挟めば直角も出るのだが、セットが面倒なので滅多に使わない。同じものを量産するなら使いますけど。

何とか本体が組み上がった。研磨に継ぐ研磨。木工は本当に地味です。

スーパーの直販コーナーで買いました。他のより微妙にお値打ち価格でした。


バンダジの製作 1

今日もまだ疲れていた。

2棹分のバンダジの木取りが出来ました。表面は一枚板の杢板を選んだ。

レーザー加工機で切り出す。まだ新型は使えてない。

2棹分なら、設計の段階から比べても手加工より早くなりました。もう目も見えないし。

仮組してみると奥行きがあり過ぎます。バンダジに実用性を求める方はいないのでプロポーションが大切です。

ホゾはもう刳ってあるので2cm縮めたいところ1cmで我慢した。


丸膳の脚

今日も割と真面目に仕事をした。

丸膳の脚は今回5本脚にする予定なので都合15脚。倣い加工機アドバンスを使うかどうか悩みに悩んだ。複雑な形状で15は非常に微妙な数字。しかし、加工機に材料の固定や裏表がズレないようにするにはちと面倒くさい。手加工で行くか。

幸い加工手順を示したサンプルが残っていた。

最初のバンドソーの荒取りで・・・・・・

爪切ったんどすえ~。

ベルトサンダーでここまで仕上げます。段々早く洗練された形になって来ます。

しかし、くるっと巻いた切れ込みの部分は刃物で手加工が欠かせません。

一回目の水拭きが終わった小坊主達。世話焼けるな。


またまた電気の話

細工用のバンドソーで爪ごと切ってしまった。大したことはないが、階下のステライト刃のバンドソーだったら指2本無かった。

20年以上使ってきた自動鉋盤のデジタル表示が壊れました。メーカーに電話すると「高いですよ~。」「おいくら?」「¥17万。」「ヒィ~!!」

数値がズレた場合は、仕上がった材をノギスで計って下のカウンターをセット、RESETを押すと液晶表示されます。

こういう仕組みでカウントされます。光の遮断で。

対策は色々あった。

1,代替品を探す。2,専門業者に送って修理してもらう。3,アナログ表示で我慢する。

最初はこの測定器を取り付けようかと。デジタルノギスと同じ仕組み。ダサいし、ゼロリセットしか出来ない。発光しないので老人には不向き。

ネットで散々調べてオムロンのプリセットデジタルカウンターを取ってみた。カウンターは中華製の1500円のものから8万の国産品とか色々あります。本来、ベルトで搬送される電子部品の数を調べるようです。設定でタコメーターにもなるらしい。

説明書を元に配線すると点灯はするが機能しない。先の電気屋さんに診てもらうと、自動鉋のカウンターは特殊なもので既製品があるかどうか?「まあ、もう修理よりメーカー品を買った方がいいんじゃないですか。」

昨日バカ高いのが届きました。

慎重に配線して、

何事もなかったように機能している。

ここが壊れてお手上げ状態、途方にくれましたが・・・・・・

2カ月近く経っていたので、このアナログ表示にも慣れました。

まあ、この機械は次のオーナーにも便利に使われるでしょう。私が一人でボチボチ使っているだけですから、この種の機械としては新品同様です。