木工一覧

バンダジの制作 11

寒いのに波乗りのやりすぎで本日もしんどかった。

裏板はケンドンで入っています。中板にネジ止めして完成です。

そして今日は写真撮りしてサイトにUPしていました。

中々カッチョイイです!このような栓の杢板はもうないので早い者勝ちですよ!!と言っても売れないでしょうけど。

ついでに栗丸膳の撮影も。

「アダムスキー型丸膳」と命名した方が良かったかも。


バンダジの制作 9

犬の散歩と制作を繰り返す日々。人生の悲哀を感じます。

金具の制作・取り付けも一発勝負なので中々前に進みません。多少の問題もありましたが合格点。

お客様から「出来上がったらすぐ頂くわ!」とメールが来れば張り切って作るのですが・・・・・。

天板と正面板は杢板です。少し目がチカチカする。

よく考えたら「ナンチャッテ錠前」も作らなければなりません。今週中に終わるかどうか?でも更によく考えたら、時間は一杯あるので急ぐ必要はない。

受けの金具は軸を通す出っ張りが短過ぎることが判明。しかも末広がりのデザインは合わない。

まあ、楽しんでゆっくりやろう。でも、仕事だからそうもいかない。


バンダジの制作 4

どういうあれか知らないけれど役場から商品券が届いた。携帯の料金と一緒で訳が分からない。こんなの配るだけで大変な労力だろうな。お店だって大変だぜ。

バンダジの扉は裏に反り止めを入れます。念のため。

マスキング。全部塗ってもいいけれど、それは大変な手間。

扉と裏板にも。でも、お客さんにとっては汚れ止めにもなるから全部塗った方が良い。マスキングに半日要す。

丁度よく天気は雨。自然に漆が乾きます。

こんな感じで納まります。今回はあえて2度塗りで終了です。栓の場合、2度塗りで仕上げることが多いです。本当はめんどくさいからとも言う。


倉庫にて

なんか寒いので本日より薪ストーブに点火。キーウのお姉さんが「冬も雪も好きなのに、今年は恐怖でしかない。」と言っていた。

先日倉庫に材を取りに行ったが、一生分あるどころか、相当余ると感じた。難儀なのはテーブル用の一枚板とかです。最近は何故かテーブルが売れません。みんな大塚家具で買ったのだろうか?

割って小さくして使えばよいと思われるかもしれませんが、幅60cmと幅90cmでは1.5倍なのですが、仕入れ値は大体2乗に比例して2倍以上になるわけです。実際は90cmでは希少な直径120cmほどの木が必要となるので3倍4倍の価格になります。長さ方向においても同じことが言えます。勿体無いよな。

しかし、外側は柾目で内側は板目と製品に応じて木取りは出来ます。最悪そういうことも考えなくてはなりませんね。何でテーブルの注文がないのか不思議でしょうがない。

*この前、散歩中、丁度立派な積水ハウスの新築物件のガラス戸が開いたので、見るとはなしにガン見したら、驚くほど安物のダイニングセットでした。まあ、そういう事なんでしょう。


錆入れ

朝は寒いけど昼は短パンにTシャツ、扇風機をかけて仕事をした。

左が最初の拭き漆をした後、漆錆(砥の粉を水で練り、同量の漆を加えたもの)を導管に入れた状態。

右は余分な錆を取り除き研ぎ上げた状態。研ぎは最初の拭き漆を殆ど除くことになるし、大変な手間です。

裏は更にめんどくさい。錆が残っていると汚れたように見えるため、完全に研ぎ切る必要があります。

これが嫌で、導管のないヒノキを使おうと思ったのですが、幅広のヒノキは使い切っていた。市場に買い出しに行けば良かったのですが、乾燥材かどうかの判断はつきかねます。持ってみれば大体わかるのですが、後になって反ったら元も子もないし。でもヒノキが良かったな・・・・それはまた後ほど。

その後、拭き漆を一回した状態。後5回ほど重ねます。


木地完成

海に行く予定が、まあ、キリの良い所まで仕上げておこうと・・・・

脚を接着した。この角度だと気持ち悪い気もするが実物はそうでもない。

なかなかの精度ですね。昨日の治具で引いた墨線が見えます。

これでまた全体を水拭きして研磨。曲面だからめんどくさいな。

5本脚なので浮く脚もあります。この位なら修正範囲内。

10年で3台はけるかどうか?


栓の丸盆

ミサイルで破壊されたウクライナの住宅には断熱材が散見されます。冬は-20℃にもなるそうで、電気もないんじゃ、どうすんじゃいと心配になりますね。インドのモディー首相の「もう戦争の時代ではない。」ほんとにね~。

栓の丸盆完成!蛍光灯で撮影。

ストロボをバウンズさせて撮影。直径は400と450。400で十分1食分のご飯とおかずが載ります。450はパーティーとかで重宝するかもしれません。

拭き漆を1回した後、錆入れしてすぐに拭き取っています。その後もう一回拭き漆をして終了。ラフな感じの仕上がりです。端面は指がかかる形状です。


シェーカーラック

まるで梅雨に逆戻り。季節はなくなった。

政府はエネルギー対策に原発再稼働や小規模原発に力を入れるという。何所までバカなのか?風力や太陽光のコストがより安いというのに。バックマージンが凄いのでしょうね。

何度も言うようですが、地震国で原発が乱立している国は日本以外にありません。どうせ貧しい小国になるのですが、それに「汚染された、」が加わればインバウンドどころか移住も出来なくなります。

シェーカーラック5台出来ました。

角の面取りは片側だけで60カ所。対で120か所。5台で600カ所。本当に嫌になりますね。でも自分で選んだ道ですから文句を言う先がない。

前にも書きましたが蝶番の取り付けはDIY上級コースです。センター穴の精度は±0.1~0.2mm。四ツ目錐で下穴を開けて、1mmのドリルで。硬い山桜ですのできっちり仕上げないとネジ頭を潰してしまします。専用の道具もありますが小さいとこれが無難です。

シェーカーラックには3件の「再販要請」が来ていた。これは「お気に入り」よりは強力ですが、匿名で、別に再販されても買う義務はなく、まあ冷やかしですね。ところが今回UPしたらすぐに1台売れました。恐るべし「手作り通販サイト」。

この部分は破損しやすいのでスチロールで埋めてプチプチで梱包。

200サイズで本日発送した。バックが汚くてすみません。


もうすぐ

本日も猛暑であった。

文机は完成間近。4つ作ると3つ目で拭き漆はうんざりします。

3年・週1使ってくたびれたパドルも・・・・

結構新品に近く再生します。3回塗っただけで殆どペーパー掛けとかしていないんですけど。

お客様が写真を送ってくれました。琵琶湖のようです。私が犬SUPなんでお客様もそうなのでしょうか?類は友を呼ぶなのか?


ケヤキの大テーブル

本日はエアコンのないところで30分ほど働いたらすっかり消耗した。

契りにする材の選定。ウォルナットはやや濃過ぎる。ナラも山桜も今一。

在庫の中に薄めのウォルナットがあった。

契りの加工方法はいくらもあると思うが、最近は両テーブルスライド鋸を使う。このように少し残して後は手加工。

或いは手でちぎってからもう一度加工。でないと破片が跳ねて非常に危険です。

もう目が見えないので天板の掘り込みには遠近両用老眼鏡じゃなく拡大鏡を使います。

塗装完了!今回、何度磨いても毛羽立ちが取れにくく、初めて全体に濡れタオルとアイロンでスチーム処理した。まあ、成功だった。

今朝、現地に運んで組み立てた。汗が滝のように出た。奥は囲炉裏テーブル。

いい感じじゃないでしょうか。ブラックのYチェアとの相性は?

バンダジはテーブルとして使うそう。天板より少し大きめのガラス板を載せても良いかも。椅子はコルビジェの弟子のデザインのレプリカだという。

年取っての夏の大仕事はもう辞退したい。