鼻枯れる。

やっと鼻が止まりました。結局3週間かかりました。だるいのも治りました。

でも、寒過ぎて仕事が出来ません。

Dsc_6904_2

定番の座卓です。

通常拭き漆で仕上げますが、お客さんが、

「イヤ、イヤ、イヤ、漆なんてオッコウ(大仰)で絶対イヤ!」と身を捩るようにして言うので、オイルで仕上げました。

結構いいかも。

このように、しっかり主張すべきところは主張して、後はおまかせっていうお客さんが一番やりやすいですね。いいものが出来ます。

Dsc_6900

裏側。これ以上ないほどシンプルです。でも必要にして十分。(製作には精度がいります)

角は丸くしていますが、安っぽくないのには秘密があります。(テクマクマヤコン)


円高なのに

今日も野暮用が多く、あんまり働かなかったな。

Dsc_6898

でも、今年も全体としては割合頑張ったのでニューボードをバーゲンでゲット。

昨年買ったアルメリックのパホーマーは、ロッカー強く、河口では満点なのですが、ビーチではやっぱりイマイチ。難しいもんやね。

今回の板は、ラスティー9.1エルドラド。厚みは3.2と厚過ぎるけど、まあ信頼のブランドだから大丈夫だろう。バーゲンは選択肢がない。

しかし、本国で1000ドルのボードが日本に来ると2倍以上の¥20万になるのは何ででしょう?

代理店制度の悪しき部分とは思いますが、なんとかならないでしょうか。ハワイで2本も買ってくれば、旅費が出ておつりがきます。

ちなみに「Yチェア」もアメリカでは日本の半額だそうです。それだけならともかく、その椅子の張り替えをしたのですが、全然ガタがなくて、とても品質がいいように感じました。

うがった見方かもしれませんが、体重100キロオーバーが普通の国ですから、精度が違うのかもしれません。

日本人はなめられていると思います。


登山部忘年会

今日のブログは超下らない、内輪ネタなので読まない方がいいです。

Imgp0037

昨夜は、土佐高登山部OBの忘年会に出掛けました。

都会の方々には申し訳ないけど、電車ではなくて、ディーゼル機関車です。高知で電車と言えば路面電車をさします。

Imgp0046

ちょっとリッチに急行列車を使う。10分ほどで高知駅に着きます。

新調した水中カメラで撮影中。

Imgp0050

高知駅周辺は、渋滞緩和との理由で、莫大な費用をかけて、高架になったけれどドンドン人口は減ってきているのにな。典型的な利権がらみの工事だと思います。橋本大二郎、ぐっすり稼いで帰ったな。

Imgp0051

やっぱり鼻が出るのでキオスクでクリネックスを買ったら60円もした。

Imgp0053

場所は「久すのせ」割合料理はいい。

多分、三陸沖のカツオ。塩タタキ。K放送に勤めるAさんの職場では、伊方原発の事故に備えて、線量計を3台買ったそうだから、持ってくればよかったのにな。

Imgp0057

鯨のさえずり。舌のこと。なんとも気のきいたネーミングです。やる気がないので残り僅かで撮影。

Imgp0060

今回は、マスコミ4名。無職者3名。(早期退職者を含む)木工家1という構成。

北海道から駆け付けた新聞記者は「高知はゴミのない東南アジアみたい」と故郷を語っていた。

Imgp0061

美味かったので、3人前の鍋を2回頼む。この注文方法は良かったな。

Imgp0062

そのまま汽車で帰れば良かったのに、

Imgp0071

まあ、たまにはいいでしょう。

Imgp0080

結局、午前様でタクシーで帰る。

ほんで、今日は二日酔いといういつものパターンです。わかっちゃいるけど・・・・・。

でも、急ぐ仕事があり、塗装は済ませました。


仁淀ブルー

Dsc_6882

本日は、仕事で仁淀川中流域へ。

Dsc_6864

最近“仁淀ブルー”と呼ばれ全国放送でも取り上げられている。

Dsc_6872

行政も四万十川に次いで売り出そうとしているらしいが、勘弁してほしいな。

Dsc_6860

ほんでこれは、対岸に出来た産廃の最終処分場。巨大です。

水源地のすぐ横に作るなんて、気が狂っているとしか言いようがありません。厚さ5ミリのシートを敷いて、絶対安全なのだそうだ。

まあ、俺が生きている間は問題ないかもしれないけど、「天に向かってつばを吐く」典型的な例ですね。今だけ、金だけ、自分だけ。国民が馬鹿だからしょうがないのかな。

Dsc_6892

工芸村の「道の駅」で買物をして帰りました。

ここの田舎寿司は旨いんです。個人はつましく、清らかに生きているんですがね。


鼻の元

しんどかったけど、今日は一応仕事をしました。

“鼻の元”が尽きてきたのか、大分ましです。

Dsc_6855

BE-PALが突然送られてきたので「何でかな?」と思いつつも、ページをめくっていると、私の家具を発見!思いだしたジョ!

ライターの鹿熊さんが気を効かして送ってくれたんだな。

何度か雑誌に出たが、こんなマイナーなとり上げられ方は初めてです。「サライでドーンと紹介して下さい!」と何度も言っているのに、そうもいかないらしい。いい歳だしな。

しかし、若い身空で“木工”をやってる人がいますが、何考えてるんでしょうかね?私は万策尽きたから、仕方なくやってるんです。若者はロックスターか映画監督を目指すのが普通です。

まだ青鼻が出る。


長引く

風邪が治りません。熱はないのですが鼻が出ます。

森林保護のため、ティッシュを際限なく使うのははばかれるので、タオルを使ったらカチカチになりました。

また、カミ過ぎて頭の血管が切れそうです。

しかし、もう読書をしているわけにもいかず、明日から仕事に復帰しようと思います。製図とか安全な仕事を選ぼう。

Dsc_6789

関係ないけど、上海の市場で。何でもあるな。

*イランにアメリカのラジコンが乗っ取られたけど、初めて見る形ですね。俺も一つ欲しいな。


上海博物館の青銅器

全てが待ったなしと言うのに、政治家は何やってるんでしょうね。

年収3千万ももらってるんですがね。時給300円でももったいない。

Dsc_6573

以前、根津美術館の近所に住んでいたので、青銅器はつまらないとずっと思っていたのですが、上海博物館に来ると180度考えが変わります。

根津美術館には殷代の青銅器が多かったと思いますが、商王朝は呪術が盛んで、かなり残酷な祭事もしたようですから、不気味で単調な感じがします。

青銅器については、他の日本の美術館もイモだと思います。陸軍が集めたんじゃないのか?

Dsc_6581

盆ですが、魚や鳥は固定されてなくて、回るそうです。中国古代美術の深淵を覗くようです。

Dsc_6578

これなんか、いつか木工で再現してみるかな。

Dsc_6621

印章のコーナーも面白いです。

Dsc_6663

ここは、明式家具。清代になると、もうゴテゴテで気持ち悪いです。

台湾の故宮博物院は悠久の歴史を感じますが、上海博物館はモダンな粒ぞろいのコレクションて感じです。

とは言っても、3時間はかかります。朝から晩まで見るのは疲れますから、好きな人は2,3日通ってゆっくり見るといいと思います。

現在、入場無料になっています。太っ腹やな。音声ガイドは借りた方がいいです。


上海バイク事情

Dsc_6757

上海は、電動バイクが大流行りでした。半分くらいかな。物価に比べるとガソリンは高いですから。

ナンバーはあったり、なかったり。

Dsc_6528

結構カスタムしています。ビルダーが群雄割拠しているのか、同じものを見ることがありません。

昔の日本みたいですが、動力がモーターですのでパーツを買ってくれば簡単に出来るのでしょう。

Dsc_6831

自転車タイプだと2万円以下からあるようです。

Dsc_6832

これはバイクタクシー。なぜかスズキの125ccばかりでした。白タクはいないようでした。

Dsc_6686

全天候型は、3ホイラーとなっています。すべて手作りです。

Dsc_6511

このように、とりあえず区分された側道を走ります。

大型バイクを一度も見かけませんでした。上海の車の運転は相当過激なので、命がいくつあっても足りないのかもしれません。


中華にはまる

風をひいて寝込んでおりますが、さほどひどくはなく、本日は配達もしました。

実は、まだ中華にどっぷりつかり込んでおりまして、読書三昧しております。こんな時は作業して失敗してもいけないし、怪我でもすれば取り返しがつきません・・・・ということしておきましょう。

池上彰の「そうだったのか!中国」は毛沢東以降の近代史ですが、いま読み返している宮城谷昌光の「太公望」全3巻は殷(商)から周に変わる三千年以上前の話です。

そこに、青銅器やら玉の美術品をからめて読んでいくと、いや~面白いです。

Dsc_6564

銅鼓に張り付いているのは犬じゃなくて蛙。繁殖力の強いカエルは繁栄の象徴だそうです。

いの町の吉良姓は“中国から来た工人”だという説もあります。うーん、なるほど。

まだしばらく、マイブームは続くと思われます。

もうちょっと、お付き合いください。


上海骨董事情

なんか風邪ひいたかな?

まとめて留守中の新聞読んでみると、除染のことやら、沖縄問題、経済など、こんなブログを書いてていいのか、無力感を感じます。

Dsc_6706

上海は高層ビルが増えたようですが、7年前と比べると激変したのは、

1、ワーゲンの「サンタナ」一辺倒だった車が、多種多様になって中心部ではポルシェやフェラーリも見かけます。

2、長屋が消えて、高層マンションの乱立。

3、2丁拳銃よろしく、ベルトの左右に携帯電話を吊り下げていた、御上りさんは見かけなくなって、ファッションも東京と大差ありません。電話はスマートフォンだし。

4、露店で普通に売られていた偽ブランド品は姿を消したが、客引きは多い。

それから骨董品・・・・・・・・・・・・・・・・

7年前の「豫園」内の官営の骨董屋には、時代はないものの、手ごろで良質な骨董品が売られていました。

お客さんも少なかったので、片言の英語が出来るおじいさんを相手にあれやこれや品定めして、“水仙鉢”を買い求めました。

その時、とてもよく出来た銀製の紹興酒の酒燗器があったのですが、買い物旅行じゃないので、諦めました。

また、魅力的な小さな銀製の箱の用途が分からなかったので、絵まで描かせた結果、コオロギの格闘場と判明しました。

まだあるかも?と訪ねて見ましたが、今出来のまがい物ばかりになっていました。おじいさんもいませんでした。当時も熱心に品定めしている中国人がいましたし、今は大変な骨董ブームらしいです。

市場には出回らず、ネットオークションで取引されることも多いと聞きました。

Dsc_6629

実は最近“玉”が私のマイブームになっていて、石の質が悪くて値段が安く、形の面白いものはあったら買おうと、政府公認の骨董屋も訪ねました。(写真は上海博物館収蔵品)

そこにも大したものはありませんでした。長さ4センチ、厚さ3ミリ、“欠け”ありの龍の玉が気に入りましたが、8万元!(¥100万以上)でした。東京で買うより高いような気がします。

Dsc_6844

ほんで、仕方なく買ったのがこれ。

羊の鍵はまがい物だと思います。でも、よく出来ています。暇になったら、これに似合う箱を作ろうと思います。

猪口は数物です。1個50元。

もう、中国のお土産はコンビニで買った方がよろしいようです