2025年02月一覧

一回目の拭き漆

本日もウジウジ仕事をしていた。いけない事だな。

一回目の拭き漆完了。どうしても漆の乾きが遅いか、乾かない部分が出て来ます。原因不明の事も多し。油分が残っていると発生します。

ユキちゃんは急速に弱って来て、もう自力では立てません。昨日、竹村動物病院で診てもらったのですが注射をして様子見。床にパットを敷いて寝かせていますが、私がベットで昼寝を始めると、脚をバタつかせて「添い寝しちゃる!」仕方なくベットに上げて添い寝してもらった。

もう水も飲まなくなったのですぐだと思う。まだやつれてもいないし、目力もあるんですけど。


上海のメイド

赴任先の上海であてがわれた部屋はガランとしていた。

直径が60cm長さ1mのいびつな円筒が2つ転がっていた。金属なのか石なのか、空洞なのかもわからない。部屋が揺れるのか、ゴロゴロするので部屋の隅に固定した。

いつの間にか2匹の猪に変わっていた。管理人が言うにはメイドなのだそう。ブヒブヒ言って這い回っているだけなのにな。「よく訓練されていますが、手荒な事をすると噛みつきます。」

朝になったら人間の形をしていた。一人(一匹)は十分ベッピンさんだった。二人とも首からポーチを下げていて、声帯がないからここから声を出すそうである。

早速、上海の街を案内してもらった。


アンモニア燻蒸

午後から冷たい雨。

李朝3段棚の内、2棹は栗。白に近いので漆が透けて来ると色はやや薄過ぎるきらいがある。そこでアンモニア燻蒸に挑戦してみた。左が燻蒸後。

台と接していた部分は矢張り薄い。

このような状態で・・・・

密閉。

次回使うことがあるだろうか?

写真では分かりにくいが、まあ効果はあったと思う。

他には墨汁で着色。鉄媒染というのもあるが、これは栗は特に反応が激しく真っ黒になってしまいます。

ユキちゃん、急に弱って来てそう先は長く無いかもしれません。


木地完成

本日は虫歯の治療。痛い痛い週間やな。

仮組が済んだら部材に印をつけます。

その後、最終研磨がありチョークは消えてしまうので打刻印を使います。安物は線が甘いです。これは本物。

接着して見えなくなる所に。

木口にも。

端面を丸く加工したら、接着準備。

ホゾの飛び出しを受けるための治具。レーザー加工機で簡単。本来こういう道具ですね。

ボディープレスで片方ずつ接着。

表に出たボンドは拭き取りません。

ホゾ先を除去、端面を整えて完成。本職みたいに上手く出来た。


川SUP流血事件

2日前の金曜日、李朝3段棚の接着作業が済んだので、夕方川SUPトレーニングに出掛けた。

みぞれが降っていたので、手袋にキャップもした。いつものコースを漕いだ。

途中、瀬がある。渇水期なので水深は5~10cmほど。当然上れないので岸を徒歩で越えます。

さて下り、前回うんと前に乗り、後部のフィンを浮かせて何とか通過できたので今回も挑戦。でも前回より更に浅くなっているような。

フィンが水面下の小石にカンカン当たり始めたので、更に舳先に移動して腰をかがめようとした瞬間、ガツンときて前方に放り出された。顔面から川底に激突!「あ~、横着するんじゃなかった。」と思っても後の祭りです。

とりあえず川に漬けて冷やしてから再開。でも、なんか左目の視野が赤い。そのうちデッキが血に染まりだした。ヤバいかな。鏡を見るのは怖かったので、車のガラスに映すと切れてる切れてる。井上尚弥とスパーリングした時みたいだな。

すぐに近所の田村カルディオクリニックへ。中を1針、外を6針縫った。痛かった。眼球にも出血が見られます。

昨日ガーゼの交換に行ったら、大先生が「なんだ、もっと腫れてお岩さんになっていると思ったのに大したことないな。」ガッカリしたようだった。

川SUPで浅い瀬を下る場合は漕げません。ボードは滑走している時は安定しますが、漕いでない場合は瀬のただ中でも水面に対する速度はゼロです。非常に不安定で、ガツンと来ると激しく転倒します。玉乗りしている時に蹴りを入れられるようなもんです。しかも手にパドル持っとるし。

良い勉強になりました。


南蛮紅

今朝の積雪は1cmあるなし。西部の山間部は相当降ったようですが。

庭の椿を手折って来て、スミノフのボトルに挿してみた。居間には花瓶がない。ググってみると紅獅子とか南蛮紅とか呼ぶそうです。チャウチャウ椿が分かり良いでしょう。江戸時代に品種改良されたのだとか。

驚くべきことにキャベツ位の重さがあります。だから大抵下を向いて咲いているのだな。ご苦労な事ですね。食べられたら尚いいのにな。


最強寒波

日中も5℃くらいしか上がらず。昼に雪が降ったが積もらず。

今朝の旧寒風山トンネル付近のライブカメラ。気温は-15℃と出ています。

入野松原も雪景色でした。梼原町は大雪。我がいの町も明朝は少しは積もっているかな?


組み上げた。

最強寒波どうなりますか?

やる気のなかった李朝3段棚も形になってくると俄然スピードUP!

櫛型治具でアリをチョイチョイいと削り出します。レーザーで荒取りしているからスムーズです。でもセッティングはシビア。

失敗した材料で篏合をテスト。完璧です。江戸指物師より上かも。加工機の精度は±0.1㎜。

焼け跡を取るのもillustratorでオフセットした治具を使う。

新規に作った治具。緑のテープは梱包べニアに付いていたもので意味はありません。

剣ホゾのメスを作る。

こんな感じ。後は鑿で調整。勿論、お客様には鑿一本で苦労して彫りましたと言います。

無事完成。でもこれから留と剣ホゾの調整が大変です。この二つがなかったら楽勝なんですけど。

*ところで現行品は最初のものより1割弱大きいです。やっぱりデカすぎる気がします。
人間国宝の黒田辰秋は背が高かったのですが、作品はどれも大きいです。やっぱり身長に関係するのでしょうか?それとも身長には関係なく、絶対的な大きさの感覚というものがあるのでしょうか?


どこ行こ?

薪がなくなってきた。大物の制作が減っているので十分な焚き物が出ない。使えそうな材も焚いているがそれも限られています。来年は調達を考えないといけないだろう。

次はどこに行こうかと考え中。なんだ、よまたインドなのか?

図書館で借りて来ました。今は大した内容でなくても本になるのですね。kindle版と言うのもあるが、俺はモニターで本を読むのは出来そうなない。

こちらはオークションで買った古本。定価の倍でした。この本も大した内容ではないけど、需要と供給で価格は決まるのですね。


加工開始!

本日は冷たい雨。山間部は降雪。仕事をしていた。

レーザー加工開始!

何故に進まないのか?

1. 調整が難しい。中国製は理屈と逆の動きをしたりするので途方に暮れる。先が見えない。
2. illustratorとオペレーションをまた思い出さねばならない。年取ったらすぐ忘れます。
3. 失敗すると、剥ぎ合わせ・研磨も済んだ材料がパー。今回も1枚失敗。慎重になり過ぎます。
4. ファイルを保存するのに加工機は日本語を受け付けてくれません。ローマ字で保存していたが英語の方が分かり良いと分った。ローマ字はすぐには読めない。前の機械は歪むので補正値を入れたファイルも必要。印はつけていますがゴチャゴチャになります。

以上の理由でふて寝してしまします。

始めれば・・・・

やっぱり爆速なんですけど。1枚に6分。

冬場は水温も安定しています。

少量生産では手でやった方が余程速いのですが、道具が変われば何か新しい製品が出来る可能性があります。

でもまあ、本来、薄いべニアやアクリル板なんかで、ストラップに付けるキャラクターなんかを何万個も作る機械だとは思う。隙間なく配置するソフトも付いています。