合板の寿命というのは、意外に短いものですね。
私の部屋の南の窓際のフローリングは、20年ほどで剥離してきました。木工を始める前でしたから、何も知らずコスト優先で施工してもらったのです。
合板というのは接着剤との複合体で、呼吸もしないし、冷たいものです。冬は辛いです。安っぽいしな。
材木市場で売買する権利を得てから、フローリング材も卸で買えるので、何度かやり直そうと考えたのですが、部屋の家具も移動しなければいけないし、二の足を踏んでいるうちに、景気も悪くなり、そのままになっていました。
展示場に使っている、杉の3センチ厚のフローリングならコストは合板とさほど変わりません。無知とは恐ろしいものですね。
もう、輸入出来なくなっているかもしれませんが、ラオス松の赤身なら上品かつ、リッチな感じになります。高価ですが、満足度はそれを凌ぐと思います。
洒落た旧家の床は、山桜を使っていたりします。
マンションでも床を、ムク材にすれば調湿効果も相当期待できます。
なんで、床にもっと杉やヒノキを使わないのか不思議です・・・・・商社の思惑通りやな。
とにかく、床はなんとかしたいです。しかし、そうなるとクロス張りの壁も直したいし、いっそのこと、平屋で建て直したい。
う~ん、・・・・・・・そんな金があれば、南の島に移住して、ヤシの葉の屋根の家に住んで、遊んで暮らします。
これは、わりと本気です。あんまり年取っての移住は大変でしょうから。