本日、PM7:30 室温まだ30℃。作業場は26℃ですが。
倣い加工機でダイニングチェアー6脚の座刳りをしていました。
今回、ひな形をトレースする部分に、ベアリング付きのボールを使いました。
これが絶好調で、半分くらいの労力で済みます。
以前の先端部分。切削する刃物と同形状です。当然滑りが悪いのですが、お盆等はこれでないと困ります。
天井に板を渡して、ホースを適切な位置に吊るすことで、更に能率UP。
また、吸い込み口の改良で、98%の切粉を集塵出来るようになりました。(大企業なら随分と業績に貢献出来ますが)
ほんで~、調子に乗ってやってたら、前後逆さまに加工していました。ギャー!
実はその前に、小さなミスがあり気を取られていたのです。焦りましたが、両端を切り飛ばして、剥ぎ合わせれば、なんとかリカバリー出来ます。柾板だから目立ちません。
簡単に出来るのも考えものですね。3年前にウィンザーチェアーの村上さんにお会いした時、「座刳りは全部手でやる!」とおっしゃっていました。そしたら、こんな失敗はありません・・・・・でも、汗が出るし。
機械加工も一長一短ですね。