本日、雨脚は弱まり最初の峠は越しました。
しかし、枝川地区にあるコングM氏の家は床上浸水となってしまいました。
枝川地区は、水はけが悪く浸水が常態化していました。
そこで、7年前に出来た「宇治川放水路」。のったりと流れる宇治川から、仁淀川の下流へトンネルを抜いて排水するというものです。
しかし、高低差はさほどなく、当初よりその効果は疑問視されていました。
枝川地区のみに豪雨が降り、仁淀川の水位が普通であれば確かに効果はあるでしょう。しかし、そんなことは稀です。
昨日は仁淀川の水位の方が高かったため水門を閉めたそうです。大雨の時はそれが普通です。何のための放水路だったのでしょう?
昨日までの7年間は、たまたま豪雨に晒されなくて、無事だったのですね。
ほんでよ、この直径7m、2.5キロの放水路いくらかかっているか知ってます?俺も知らなかったし、高知新聞にも書かれてないけど・・・・250億なんですよ!ヒェ~!!
25億じゃないんですよ。枝川地区はごく小さくて、また全ての土地が浸水するわけではありません。今回は200棟以上が浸水したと言いますが・・・・・。
家のかさ上げ費用に1千万出しても、250億あれば2500戸に対策が出来ます。全くそんなに家ないし。マンション建てて住んでもらった方がずっと安上がりでしょうね。
土建行政の典型です。水は高い所から低い所へ流れるんですよ。子供が考えても分かる無意味な放水トンネルに250億円。
実はこんな事業他にも沢山あります。どっかの部署に予算を割り当てなければならないのでしょう。
国が破綻するのも無理ないことと思います。