2014年08月一覧

終日雨。

ずっと雨です。体にカビが生えそうです。

でも、気温は高くないのでエアコンを付けて仕事をしていても体力の消耗は少ないです。

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李朝3段棚の在庫がないので製作中。今回の材は栗。

板厚は11ミリですが組手が正確であれば60キロの私が乗ってもビクともしません。

天板はしなりますけど。

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椅子の張り替えは重なるもので、現在11脚が持ち込まれている。

日銭にはなるけど心中複雑です。こんな仕事なら大そうな機械も工房も必要ありません。指痛いし。

両親も何のために唐天竺まで修行に出したのか分からないと言っております。

でも忙しい方が仕事ははかどる。


宇治川放水路

本日、雨脚は弱まり最初の峠は越しました。

しかし、枝川地区にあるコングM氏の家は床上浸水となってしまいました。

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枝川地区は、水はけが悪く浸水が常態化していました。

そこで、7年前に出来た「宇治川放水路」。のったりと流れる宇治川から、仁淀川の下流へトンネルを抜いて排水するというものです。

しかし、高低差はさほどなく、当初よりその効果は疑問視されていました。

枝川地区のみに豪雨が降り、仁淀川の水位が普通であれば確かに効果はあるでしょう。しかし、そんなことは稀です。

昨日は仁淀川の水位の方が高かったため水門を閉めたそうです。大雨の時はそれが普通です。何のための放水路だったのでしょう?

昨日までの7年間は、たまたま豪雨に晒されなくて、無事だったのですね。

ほんでよ、この直径7m、2.5キロの放水路いくらかかっているか知ってます?俺も知らなかったし、高知新聞にも書かれてないけど・・・・250億なんですよ!ヒェ~!!

25億じゃないんですよ。枝川地区はごく小さくて、また全ての土地が浸水するわけではありません。今回は200棟以上が浸水したと言いますが・・・・・。

家のかさ上げ費用に1千万出しても、250億あれば2500戸に対策が出来ます。全くそんなに家ないし。マンション建てて住んでもらった方がずっと安上がりでしょうね。

土建行政の典型です。水は高い所から低い所へ流れるんですよ。子供が考えても分かる無意味な放水トンネルに250億円。

実はこんな事業他にも沢山あります。どっかの部署に予算を割り当てなければならないのでしょう。

国が破綻するのも無理ないことと思います。


警報

高知県全土に大雨・洪水警報が出ています。

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午前10時の仁淀川。かなり増水しております。

ただ、排水量も凄いので意外にあふれない。

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普通、こういう状態になる前は何回もサイレンが鳴るのに今回は聞かず。

どういう訳なのか?普通の人は警戒出来ない。

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傘をたたんで、車に乗る瞬間にずぶ濡れになります。

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国道194号は大森トンネル付近で土砂崩れのため通行止めです。

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「紙の博物館」周辺は地下を仁淀川から吹き上げて来る水で冠水しています。

毎度のことですが、今回は長いのでちょっと心配です。

次の台風11号も控えているし。


渦の谷

蒸せます。台風のせいでしょうが、梅雨明けしてないんじゃないかな?

昨日夕方は仁淀川で遠泳をしました。

パドボーと遠泳のコースは、加田キャンプ場から上流に向かってのコースと、国道の橋から上流に向かい加田に至るコースと2つあります。

実は前者で月曜日に地元の中学生が溺れてしまい、少し気味が悪いので後者を選びました。このポイントは、ここ数年は何事もなかったのですが、相当数の片が亡くなっています。

流れが複雑で、カーブで水流が岩に当たって逆流している場所など、岩をめがけて泳いでも、相当の泳力がないと行きつく事が出来ません。また、そういう場所は上下にも流れがあるので人間などは一瞬引きこまれてしまいます。”渦の谷”という地名もあるくらいですから。

そんなこんなで、パニックになって溺れてしまうのでしょう。下は水温も冷たいですしね。川は海よりも危険な個所が多いと思います。ダラーっと広いところ以外では泳がないようにしましょう。でも、焦らなければいずれどこかへ辿り着くのですがね。

バリ島のウルワツというポイントでは、朝、外国人サーファーが早い潮流に流されて見えなくなってしまい、夕方「ハァ~イ!」って帰って来たそうです。「バカか!こいつらは。」返しの潮に乗って戻ったんだな。

塾長なんかは子供の頃、増水した時を見計らって泳ぎに行き、渦に我から巻かれて遊んだそうです。息を止めてリラックスしていると、一旦は5mほど深さの川底に持っていかれますが、その後20mほど下流の一定のポイントにポッカリ浮き上がるそうです。

プールとゲームしか知らない子供は川で遊ばせない方がいいと思います。これまで地元の子供が溺れたことはなかったように思いますが、あえて危険な場所で泳いでいる悪ガキもここ数年で激減して、エキスパートがいなくなっているのでしょう。