シェーカースタイルの椅子は大分出来てきました。本当に手間がかかるというか、単に仕事が遅いだけというか。
今日は、木工の旋盤加工の棒削りについてで、内容が理解でき、参考になる人は日本に数人と思われるマイナーな話です。
様子を見ていた、背もたれのスピンドルの仕上げをしました。通常一気に仕上げますが、今回試みに、2回に分けました。仕上げでサンドペーパを使うため、ずっと防塵マスクをしているのがいやだったからです。
材は山桜ですが、個体によって挽きやすさがまったく違います。
両端の直径は、切削しながら、ノギスで測ります。回転中、引っかからないよう先を丸めています。旋盤専用です。2台を養生テープで連結しておけばなお便利です。
右のパスは羽ネジでゆるみ止めをしていますが、当てにならず、ホゾには使いません。大まかな外形を測る時に使います。
時々、デジタルノギスで寸法を確認します。プロユースでは“ミツトヨ”以外のメーカーは”銭失い”になりますので気を付けてください。デジタルノギスは一度使うと止めれません。オークションにも出ています。
コメント
私も旋盤加工する際はノギスは必需品です。デジタルノギスは任意の位置でゼロ設定できるので、目的の寸法に対してのプラスマイナスが計算なしで一目でわかるので便利ですね。旋盤以外にもたとえばホゾとホゾ穴、溝と核の差尺などを測るにもいいです。ただし私のはデジタルのほうはミツトヨではありませんが、今のところ支障はありませんです。[E:cat]
ミツトヨは精密測定機器の不正輸出で捕まってましたが、いいものを作ります。大江さんのノギスの性能は知りませんが、ミツトヨは、画面の表示が開閉にリニアについてくる。電池が、つけっぱなしでも2,3年はもつ。バランスがいいなどの特徴があります。まさに、プロユース。トリーマーなどよりは安いので、今度買う時は試してみてください。流石に、回転物には当てません。
吉良さんのはABSデジマチックキャリパCD-15CPXもしくは同CD-20CPXあたりですかね? さらにソーラー型や防水・防塵型とかもあるようで、次の機会にはそれらを検討してみます。[E:cat]
私のは、標準タイプの200ミリです。1台は定価で、もう1台はオークションで買いました。200にするか、150にするか迷いました。今は150が主流のようです。確かに10cm以上測ることは少ないです。でも、工房内で見つけ易い?
いつか、そちらでも紹介してください。