どういう訳か、当工房は年も押し詰まってから忙しくなっています。
現在、ノコギリ仕上げの棚を製作しています。
この棚のホゾ加工に糸鋸を多用しています。特に穴30ケツ、アリ組10枚を糸鋸で開けました。
棚板の厚さがまちまちなので、全て現物合わせです。わりあい気持ち良く作業できます。
このような場合、当然一回では回りませんが、刃を45度に捩じることによって2回で切り抜く事が出来ます。普通に人には意味がわからないと思いますが。いや、糸鋸を相当使う人にしかわかりません。
糸鋸作業は、危険が少なく(指一本切り落とすには、根性がいると思います)、裏側の破損がないというメリットがあります。少量生産には向いています。
これは、ホゾ先のルーター加工を失敗した部分ですが、このようにリカバリー出来ました。
木工機械の中では騒音も粉塵も少なくいい感じです。でも、冬はノコ屑を吹き飛ばす、ホースからの風が年寄りには妙に冷たく、手袋が要ります。
昨夜の子羊会は、2家族もドタキャンがあって、家庭的な雰囲気でした。持ち寄りなので問題ありません。
私は仕事に疲れてグッタリしていましたが、飲み食いは普通以上しました。