昨年は大丈夫でしたが、この時期は毎年体調不良です。
昨日は40年前に親父の買った山を確認するために同行しました。
森林組合の方は恐ろしい所まで車を乗り入れてくれました。
私としては歩いたほうが気が楽でした。
86歳の親父を気遣いながら道なき道を進みます。
苔のテーブル。
植林すると山は荒れます。
ここは道ではなく雨水の通り道です。
ここ、旧池川町は昔は紙幣用のミツマタの栽培で相当羽振りが良かったそうです。
その名残があちこちに見られます。
植林して50年を過ぎ、伐採しても良い時期です。
「なんぼになります~?」
「補助金がなかったら持ち出しですね。」
「やっぱりね~。」
当時は山林がブームだったのです。貯金していたらマンションでもスーパーカーでも買えたろうに。皆さん、小市民の財テクなんてこんなもんですよ~。
森林組合の人の話では、当時さっさと山林を処分して、高知市内に土地を買い今は左団扇の方もいるそうです。やっぱり人と同じ事をしていてはダメなんですね。
手前は枝打ちと玉切りを同時にする機械です。
過疎地に行くと国の補助金なしには立ち行かない現状が見えてきます。
材木を搬出する林道も補助金が下りなかったら出来ません。
補助金の交付の関係で山の頂上付近に急に上等の道路が現れたりします。まるで天空のサーキットです。
このように土建業者に金をばら撒き、自民党の候補者はまた上がるわけです。よく出来たシステムではあるがいつまでも続くはずはありません。