昨日、今朝と氷点下。結氷を確認。
九分九厘まで出来上がっていたテーブルだが・・・・・・
最初の漆で接着剤の残りが確認できた。
使用したボンドはこれ。加熱曲げに試用してみたのだが、結果は×。耐熱性が高いと書いてあったが、PIボンドより遥かに劣る。オープンタイムが長いので今回の組手には良いかと。
2回、3回と漆をかけるとボンドの拭き残しがあらわになる白ボンドより良いと最初は思った。しかし、きっちりサンディングしても出た!
紫外線ライトでボンドが除去されたことを確認しても出ます。
3度目は天板も鉋を使って削り落とした。
でもダメだった。遠目には確認できませんがお客様には出せません。気を取り直して新たに2台制作することに。
タイトボンドは低粘度ですので含浸するのでしょう。溶剤で拭いてもダメでした。実験したらゴリラグルや他のアメリカ製のボンドも同じような傾向が見られました。漆は想定していないのでしょう。ただ、接着の時に完全に水拭きすれば問題ないようです。
私は接着時間に余裕がない時は水拭きはしません。強度も多少落ちると思うし、ブラシでこすると実は広範囲に飛散っていていることがあります。
再制作は進んでいます。僅かな改良も加えて失敗は無駄にはなりませんが、この歳になって勉強はもう嫌。