毎年恒例の、少し障害のある人達のアートキャンプに講師として参加しました。健常者やご父兄も参加出来ますし、実際参加しています。私も今年で5回目となりました。
あいにくの大変な雨で、途中落石もあり。でも、地元の人が言うには、普通だそうです。この辺りの傾斜は、渓流というより滝に近い。
私は初日の晩、バーベキューから参加。チャッカリしているな。
2日目も、山は終日雨降りでした。
朝食は毎年同じメニューながら、美味しいです。
今年の私の授業は、「木のスプーンでカレーを食べよう!」です。
ここ数年の内容とガラッと変わって、丹念に小さなものを仕上げます。
大きなカレースプーンは当社の半完成品をサンドペーパーをかけて仕上げるだけです。これはこれで、集中力のいる仕事ですが、ちと、もの足りません。
それで、ティースプーンも作ります。ホウの薄板を材料にして、窪みを彫刻刀で掘ってから、全体を糸鋸で切り出します。
このような授業だと、怠けている奴もいますが、私の教えていた進学校より10倍真面目で、やりがいがあります。
女性には特に熱心に教えます。普段使わない治具も製作しました。
この位いけば、100点満点ですな。実用と芸術性を兼ね備えています。
カレースプーンは無塗装なので、強度のある山桜を使っています。
引きこもり歴20年に見える凶暴そうな若者は、実はスタッフの宮下君です。スタッフも夢中になるような企画じゃないと成功しません。
さあ、夕飯の時間となりました。Sちゃんは大盛3杯目を楽々完食!
久々の大成功の企画だったと、私的には満足しているんですが・・・・・仕込みも大変だったし。
コメント
うーん、キミは相変わらず、ええ仕事しちゅうのー。
本業が暇だからな。
でも、まあいいバランスかもしれない。[E:cancer]
週一回お手伝いに行っているアートスタジオでも、サマースクールで、木のスプーンを作ってカレーを食べようというカリキュラムをやっているそうですが、とても楽しそうです。http://photozou.jp/photo/show/181907/90953967
これって一日かけて作るのかな?
手鋸でアウトラインを削り出すのなんか、俺でも嫌なんですけど。根の詰まない児もいるだろうに。
一度見てみたいものです。[E:snail]