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おだち

どこから始めてよいのか分からないが、私は土佐校登山部に中2の時に入部した。人気のない登山部だったが、1年先輩が高校からバラバラと入部して一級上は8名となった。

その中でMさんは高校からの編入だったと記憶しています。旧池川町出身で高知市からは50キロも離れた山中なので当然通える手段はなく下宿だったと思います。池川町は今でも、谷をへだてて、すぐそこに見える集落に行くのに車で20分もかかります。話していくうちに、池川町の方言で「おだち」というのを発見しました。これは「舞い上がりやすい人、はしゃぐ、調子に乗る」を意味します。先輩たちはこれに驚喜!しました。まあ、そういう年頃だったんですね。年中おだっているわけで、聞かない日はありませんでした。

土佐弁とmixして「おだっちゅうにゃ~!!」(舞い上がっているな)とか。当時流行ったヌンチャクなんか振り回して「アチョー!」とか言えば完全に「おだっちゅう」訳です。この流行は登山部に限ったものだったと記憶しておりますが。

池川町独自の方言だと思っていましたが、たった今ググってみると。北海道・宮城・福島・富山・福井そして三重(北勢)で使われているらしいです。何故に???

旧池川町は昔は林業やお札の原料のミツマタで栄え、遊郭や映画館もあったそうですから何かしら繋がりがあったのかもしれません。


研ぎ

夕方川SUPトレーニング。流石にウエットスーツを着て漕いだ。

普段、ノミはあまり使わない・・・が、数年研いでないので流石に切れなくなった。ノミ13本と小刀を研いだ。適当に研いでも2時間かかる。おかげで切れ味は回復した。

薪ストーブを焚くのは一年の製作を振り返る時でもある、これはコートハンガーのケヤキのベースとリョウブの柱です。


契りの加工

今朝は0℃台だった。風はなく寒くはない。夕方の散歩のほうが手袋が要った。

室温も13℃と低かったので朝からストーブを焚いた。暖まるまでタイムラグがあるのが難点ではある。でも暖かさはエアコンとは比較にならない。

昨日6年間の宮仕えの厚生年金の証書が届いた。「え~!こんなに貰えんの?」と小躍りしそうになったが、よく見るとそれは年額。残念ながら電気代にも程遠い額でした。やっぱ、会社員出来る方は、その方がお得ですね。

でも、鬱になったり自殺するならとっとと辞める判断をしてほしいですね。

段々厳しくなってくる契りの製作。だってもう目が見えないんですもの。今回は表裏から2個ずつ入れました。

照明や専用眼鏡で何とかカバー。それでもミスるが元々ナンチャッテ木工なので問題ない。


一人膳の製作 5

明朝は寒くなりそう。

一人膳の拭き漆が終わり、完成。手前は2人膳というところか。塗りたてで黒いですが2か月もすると漆が透明に近くなり薄くなります。それから撮影してUPします。

漆錆を落とした状態を撮り忘れましたが、8膳で2日かかりました。平面でないので大事です。

ペーパーはこのように3つ折で使います。滑り止めになりますが自分の指も削れます。また指紋がなくなった。

漆の拭き上げ紙は、このようになっても乾いたらまた使います。軽く拭き取れます。でもガチガチになると製品を傷つけてしまいます。

10日前から何を作ろうかとチラチラ眺めていたケヤキの薄板。

もう1枚足して軽量デスクを作ることに。

昼寝をしようとすると、バカ犬は決まって中央で寝ている。


遠い頂き

本日は週中日のスポーツデイだったため夕方裏山登山。

前回、小学校からの直登ルートが余りにも荒れていたため、往復比較的なだらかで整備された一般登山道を使った。

その分、ガンガン歩けるので疲れた。標高261mの頂が年々遠くなるような気がします。まあ、当たり前のことですけど。

種子を運ぶ犬。植物界に貢献している・・・・・のかどうか?

ツワブキは終わりかけています。

僅かではありますが紅葉も楽しめました。

往復、誰にも会わず、もし「ナイスバディーの山ガール」に遭遇したら、嬉しいというより「物の怪」の類ではないかと疑うでしょう。幸いイノシシには遭遇せず。


朝のパノラマ

寒くて波もないとは思いつつ、土曜の午後から入野松原へ。

面が荒れていて、コンペティターのSUPでは立っているのがやっとという感じ。それでも何本かは乗れた。

2日連続の車中泊。やはりエアヒーターは快適。寝袋だと車内は湿気てしまいます。逆にエアヒーターは乾燥しすぎます。濡れたウエットスーツが朝には完全に乾きます。

そして朝~!6:20 朝焼けがあまりに凄いので散歩もそっちのけで撮影。

さほど寒くはない。

UPで。

さらにUP。

もっとUP。

低い雲と雲海の隙間に太陽が顔を出す。

「お前も早くこっちへ来いよ!」と友が呼ぶ。

鳥さんも行くよ。

20分ほどでショーは終わった。

7時から9時までSUPで入るが2/3mmのウエットでは寒くて震えだした。水温はまだ暖かく風は冷たい。SUPは余計に寒い。でも楽しめた。

上がってから太陽が顔を出した・・・・・遅い!

香川県からS君たちが旧車で桂浜に来るというので見に行った。

10台中1台は途中エンジンが噴いて置いてきたそうです。

桂浜はすっかりリニューアルしてあか抜けた。

貝のラーメンを食べてお開き。中々美味であった。

家でウジウジ仕事するより充実した2日間であった。でも風邪ひいた気もする。


10年ぶり

昨夜は「波乗り・いのチーム」の10年ぶりくらいとなる忘年会であった。そろそろ物故者も出てくると思うので急に思い立って企画した。

お街はクリスマスであった。

会場はアル中の殿堂「葉牡丹」

随分とお高くなったが金曜日ということもあり満席。

メンバーも一人を除いて60歳前後となり、波乗りを続けているのは半数くらい。

名物の串カツ。

常連の二人は仲居さん達を名前で呼ぶ。でも全員耳が遠くなっているのでなかなか反応してくれない。

お開き。

気だけは若い連中。まあ、いつまでも幼いともいう。

思ったよりメンバーも集まらなくて、盛り上がりもかつてのようなことはなかった。思うに、それぞれがそれぞれの道を歩んでいるのだろう。

私は単独で2軒目を目指したが、食い過ぎで飲む気にならず帰宅した。


北海道から!

北海道に単身赴任されたお客様が、私が5年ほど前に作ったデスクを、A引越センターで運んだら破損したので修理することになった。

引き出し付きの細長いデスク。

結局、どこの運送屋もプロフェッショナルはいないんでしょうね。他にも小さな打痕が見られた。

ルーターでカットして、同じタモの似たような木目で埋木します。

塗装すれば目立たなくなるでしょう。

北海道から高知まで往復させて、修理代も払っとったら商売にならんだろうな。現在の低賃金のビジネススタイルが良いとはとても思えん。


砥の粉の問題

本日は暖かく波もあったので海に行けばよかった。土日は波もなく冷蔵庫になりそう。

一回目の拭き漆完了。

室に入れて乾かします。

最近、失せ物が多い。昨日は生漆を希釈する灯油注しが見当たらない。漆仕事にしか使わないので定位置にあるはずなんだが。「誰かに取られた!」とか言い出したら暖かく接して下さいね。

砥の粉はまだ少し残っていたはずだが、ない!仕方なく近所のホームセンターへ。砥の粉なんてまだあるかな?

丁度、塗料売場の前で近所の古物収集家のAさんと店員が話し込んでいた。

「砥の粉どこ~?」

店員「そこですけど、もう補充はありません。最後です。」「誰も使わんからな。」

Aさん「吉良君、そりゃ全部買い占めちょき!」

なるほどと思い、2箱手にしたが700円もするし迷う。「高いし~!」

Aさん「おまん、砥石を削って粉にすると思えば安いもんじゃろ。」

しかし、どう考えても残りの人生で2箱使うとは思えない。

店員「まあ、ネットで買えるでしょうけど。」・・・・商売やる気あんのか?

砥の粉に水を加えて練り、更に同量の生漆を加えて、導管を埋める錆漆を作ります。

錆漆の擦り込み完了。これを研ぎ上げるのは更に更に手間がかかります。

何でこんな仕事に就いたのか、因果応報なのか?!

砥の粉:60歳以上の方は、中高の工作の授業でラワン材の目止めに砥の粉を使われた経験があるかもしれませんが、若い方は名前さえ知らんじゃろ~な。


一人膳の製作 3

今夜も薪ストーブは必要なさそうだ。

脚の接着まで進んだ。後は再度研磨して拭き漆に移る。

手前が先日紹介した回転サンダー用の中国製激安サンドペーパー。使ってみたら矢張り切れない。プロとしては使い物にならん。3M製とモノタロウブランドを買ってみた。3Mは勿論切れる。モノタロウも十分使えそうです。