2009年01月一覧

猪のすき焼き。

昨夜は、O塾長宅の”猪のすき焼き”によばれた。

Dsc_0042_2大工のHさんが 罠猟でとらえた猪だ。

面倒なので皮を引いているが、高知では皮付きじゃないのは肉としては大分落ちるとされるらしい。

Dsc_0043_2 野菜の準備も出来ました。

(昨日、通達が来て”エクスプローラー”を新しくしましたが、ブログを更新するのに物凄く遅く、面倒になりました)

Dsc_00532 お肉は、この白いところが、脂っこくもなくて旨いんじゃ~!

やっぱり、皮がないのが悔やまれますが、毛を焼き切るにしても、剃るにしても根気のいる作業で大変なのです。

Dsc_0059 豆腐は味がしみて絶品です。

鍋はついつい慌てて食っちまうのが、残念と言えば残念です。

不況になっても高知にいる限りは、食いもんには不自由しないかもな。

でも、ちょっと不自由になった方が、健康的かも。


薪ストーブの触媒を交換する。

我が家の薪ストーブはハイテク機で、触媒が付いていて殆ど煙を出さない構造になっている。燃費も50%向上をうたっている。(ほんとかどうかは知らない)煙突の掃除も少なくて済むらしい。

ただ、5年ほどで交換が必要という。ウチのはもう12年は使っていると思う。確かに、以前は火室の炎はほとんどないのに、セラミックの触媒は真っ赤に焼けているのを良く見たが、最近はないな。

アメリカのアマゾンで1万円で売っていたが、国内販売のみだった。仕方なく、日本のアマゾンのバーゲンで2万のものを買った。なんか悔しい。

Dsc_0002 12年ぶりで蓋を開けると、触媒はさほど損傷もなく、舞い上がった灰で通気が悪くなっていたのでした。ショックじゃ。

とりあえず新品に交換して、前のはその箱に入れ保管しました。

乾燥した広葉樹を燃やしている限り、触媒も煙突も傷みは少ないようです。煙突も一度も掃除していませんし。

触媒付きの薪ストーブをお使いの方は、たまにはトップを開けて掃除してみましょう。


意外に問題のある海外電動工具。

Dsc_0023_2本日は木工家専用です。

また、テレビ台を作っていた。今回は、予算も限られているが、背に腹は代えられない。全部ビスケットジョインターで組む。

最近は、厚み方向にはデワルト、垂直に切り込むにはマキタを使っている。これが意外に便利なんです。

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デワルトは見てのとおり、電源コードの品質は悪いです。相当頑張って戻したんですが。

デワルトのモーターが、どうも非力なんでラベルを見たら、なんだ~!120V用でした。そりゃそうじゃった、忘れていました。

先日”円高でデワルトもお薦め”と書きましたが、こりゃーいけません。100Vで使うと、非力なだけではなく、グラインダーとか、ルーターのように連続使用する機械は、確実にモーターは焼けますし、最悪火災になります。

Dsc_0004 でも、ウチには便利なものがあるんです。

この機械は合法的なものかどうかわかりませんが、動力を100Vに落とす変圧器です。右側が、長い延長コードとか使った場合のために、115Vになっています。

カナダから買ってきたデルタのルーター・シェィパーが115Vで困っていた時に旨い具合に機械屋が持ってきました。

元々、電気代を浮かすための変圧器だと思いますが、一生使って元が取れるかどうか?

いずれにしろ、海外の120V仕様の機械は昇圧して使わないと危険だと思います。


不景気な話し、2つ。

昨日は、いの町にも初雪が降りました。こんだけじゃー、どうしようもないな。

Dsc_0008 不景気な話 その1・・・・・昨日、銀行で振込の際、通帳をチェックしたら、残高の少なさに愕然とした。この一年、比較的仕事に恵まれたと思っていただけにショックは大きい。しかも、そんな大きな買い物もしてないぜ!

春先は税金や車の車検やらに金が要るのにどうすんじゃい!木工は一発逆転なんてありえないので辛いな。

不景気な話 その2・・・・・今日電話をとったら、ややたどたどしい日本語で、「韓国の家具製造会社だけど、李朝家具も作ってるんだけど、お宅で売ってくれないか?」という。ホームページを見てのことらしい。韓国は日本以上の不況と聞くが、電話の声は真剣だ。家具業界はお互い厳しいねー。

どうも、話の持って行く先が違うと、丁寧に伝えるとガッカリしたようでした。一応、資料をもらっておいても良かったかな。

材料は売るほどあるので、出費を抑えて、真面目に制作しよう。でもそれって、不景気の悪循環じゃないのかな。


さえない連休。

この連休は、ディアハンター、O塾長の鹿狩りを見物しようと思っていたのだが、あいにくの雪で、ハイエーススーパーロングは出動出来ず。この車は後ろが軽く、ちょっとの砂利道でも車輪は空転する。とても、積雪の林道は無理だ。

年に1,2回の冬山に装備をするのもバカバカしい。でも、やっぱり行きたい南国の人。しかし、ここは我慢のしどころじゃ。

今は3台に1台が4WDで、冬のレジャーに行くわけだけど、豊かになったというか、すごい消費社会ですね・・・・・・・・冬は、炬燵にミカンよ、ほんで手袋編むんよ。

そんなんで、海は波もないし、仕事やら、ネットやら、おとなしくしていました。昨年、暇にまかせて、冬の海に潜って貝を採ったら、旬じゃなくて全然旨くなかったってこともありますし。

Dsc_0013 T型チェアー出来ました。まだ塗料も乾いてないけど。

HPにものせましたので・・・・・いまなら、もれなく・・・・・付けるもんはないですな~。残念。

モモの抜け毛もおさまったしな。


今日も木工家専用。

Dsc_0053 T型チェアーの制作、進んでいます。これは座面のくぼみを、ボウルガウジで掘っているところ。

直線やなだらかなRの加工はかなり難易度が高く、毎回悪戦苦闘します。最後の12枚目ぐらいにやっと調子が出てきます。多品種少量生産は効率が悪いです。

コツは頻繁に刃を研ぐこと。ガウジを裏向けて、反対側の刃もまんべんなく使うことでしょうか。

Dsc_0006_2 右が、今回より登場のリブロスデルムンドで買ったデジタル角度計。アナログのものより格段に見やすいです。表示の追従が遅く、多少イラつきます。

Dsc_0060 集塵装置に関節を増やしました。ずいぶん良くなりました。これで切片の8~9割を吸い取ります。集塵すると、やっぱり気分がいいですね。

Dsc_00121 ゾロゾロ。

小径木を使ってますので、全ての脚の転びの角度が違いますし、穴の深さも一つづつ出さなくてはなりません。

意外に面倒で、これに代わる製品も思案中です。


ブログの効能

ブログをはじめて変わったことは、一年が随分長く感じられるようになったことだ。特に、本格的に取り組んだ昨年は長かった。

ビュンビュン加速していた年のとり方にブレーキがかかったような気がする。しかし、長く感じられて、たくさん仕事が出来たかというとそうでもないし、売上も伸びてはいない。

単なる、脳医学上の錯覚のようなものなのか?ただ、昨年はいろいろ幅広い制作に挑戦できたし、波乗りも充実していたような気がする。なにかしら効果があるのではないでしょうか。

よっしゃー!!今年も頑張るぞー!!とはいうものの、体の方は、全然ついていかないという、残念な現状なのです。それより、今年は注文があるかな~?

注文はなくてもいいんです、金の減らない銭箱があれば。毎日、道でお金を拾うとか。


夜のトリップ。

昨夜は、ピープルスイミングの後、かねてよりの計画を実行するべく、家とは反対方向の高知市中心部に車を走らせた。

すなはち、お街で飲んで、車中泊して朝帰るのだ。山中の居酒屋「やまぶき」ではいつもやっていることだし、都会での個展でもおなじみだ。しかし、地元高知市では初めての経験です。もの好きとしか言いようがない。

ちなみに、わが、いの町までのタクシーの深夜料金は3500円くらいです。

Dsc_0003_3   まず、コインパーキングに車を入れる。近場で一泊500円なり。

今夜のターゲットは一軒家だ。なぜかHPがあります。ここは高知の食べ物ブロガーから情報をもらった。

「一軒家」の由来は、終戦後焼け野原で、ホントに一軒家だったからだそうだ。

早い時間帯は込み合うが、到着した8時半には客はカウンターに二人だけ。

Dsc_0005見れば、 知り合いで、お互いに驚いてしまう。高知の飲ンベーの行動パターンは同じなのか。

浜口さんにおごってもらう。ラッキー!

Dsc_0012 しかし、おススメ料理を無理やり食わされる。これはミックスフライ。美味い!!

二人が帰った後、しばらく飲むも、1人は妙に淋しく、早々においとましました。

Dsc_0032 浮いたお金で、55番街の「エスペランサ」に行く。

ここのマスターはウインドサーファーです。

Dsc_0035 これは、007が好きなやつ。ション・コネリーの頃だけど。今は好みも違っているかな。

結局、カクテルを3杯も飲んでしまった。

酒飲みのいやらしさで、奢ってもらったばっかりに、返って予算オーバーじゃ。

帰車した時は午前様で、今朝7時に帰宅した。ちょっと最初のイメージと違ったが、これからも時々試みたい。


やはり強力なルーターマシン

年末に、T型チェアーの座板の習い加工を、ルーターマシンを使ってしていました。

T型チェアーは当工房の人気商品で、2年で1ダース位売れます。

「たったそれだけ?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、木工なんて、そう甘いもんじゃないんでっせ。

222 使った刃物は、オークションでまとめ買いした庄田の18㎜ストレートビット。

はじめて、ピンルーターとして使いました。ベアリング付きのビットよりこっちの方が結果はいいような気がします。

Dsc_00241_2 削り肌は、すごくキレイ。艶々して逆目も殆どありません。 これなら裏返して両方から攻める必要もありませんね。

うーん、アマチュアの人には悪いけど、ルーターマシンはやっぱり強力ですね。重量が700キロもあるから、軸ブレが少ないのかな?

あんまり簡単なんで、すぐ作業が終わって、元が取れてんのかどうか、わかりません。集塵もスムーズじゃ。

最初に刃物に当てるとき、引き込まれるのがちょっとおっかないが。

Dsc_00232 栃は流石にちょっと逆目がたつけど、皮一枚のレベルです。

ルータマシンは確かに便利な機械です。

一般の方は意味がわからなかったと思いますが・・・・・でもこの機械で命を落とした人もいるんですよ。


”丑”肉の思い出。

大晦日の晩は、北九州で10席ばかりのステーキハウスを開いた友人による、ステーキディナーだった。ヒレの肉はなかなかおいしゅうござりました。

なぜ、ヒレかと言いますと、夏に送ってもらった某ブランド牛の霜降りは、私は一口しか食べられず、自称タフガイ・O塾長は夜半にピーピーになったからです。野性児たちは意外に繊細なんですよ。

あんまりブランド牛、旨いと思わないんですけど。本当のいい肉、食ってないんでしょうか?でも、私の最初の職場のあった六本木のAXISの隣の「チャコ」のランプ肉のサービスランチは美味しかったです。

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私の本当の”美味しい牛肉”の思い出は40年前に遡ります。母方の実家は農家でしたが、祖父はどういうわけか牛肉が好きで、よく食べさせてもらったんです。「ユキさんは四足を食べる」なんて村人に恐れられていました。そんな時代でした。竹の皮に包まれた牛肉は神々しく見えましたな。

薄くスライスしたのを一切れ二切れもらって、自分でフライパンで焼いて食べていました。香ばしくて草の匂いがしたな~。以来、あんな美味しい牛肉にありついていません。

祖父のところでも常時、赤牛を1、2頭飼っていたんですが、配合飼料はやらず、雑草だのワラだの、ヌカだの混ぜて与えていました。トウモロコシの皮なんか大好物でした。だから旨かったんだろうな。

よく、額のつむじを撫でてやったもんです。動物好きの祖母はなるべく目を合わさないようにしていました。だって最後は「ドナドナ」ですからね。

20年ほど前に途上国を旅すると、鳥も羊もパンもそりゃー旨かったもんです。旅人に聞くと、途上国もグローバル化で随分違ってきているようですね。

*芸能人が肉食って必ず言うコメントが、「柔らかい~!!」だけど意味がわからん。普段、そんなに固い肉食うとんかい。絹ごし豆腐でも主食にせい!!