今日のブログは木工家専用で、なおかつ記憶力の良い人のみ理解できます。
今年の4月のことですが、ビックマーク木工旋盤のVM120チャックをオーストラリアから取り寄せたとき、インサート(アタッチメント)のネジ切りが不十分で、本体の主軸に最後まで入らなかったことを書きました。
それを、ビックマーク本社に送って再度タップを切ってもらったのですが、届いたそれは良好だったチャックとの勘合のネジを削ったものだったのです。分かりやすいイラストを付けたんですがね。ちらっと、写真を添付しようかなと思ったんですが、後の祭りです。
しかも、添えられた手紙は、よくある外人特有の悪筆で読めません。でも何とか暗号解読しました。タイプしろよ!
今度は、説明付きの写真を添付して送りました。OKでした。ちょっと緩すぎるような気もしますが。
外国とのやり取りは、文字はタイプ打ち、絵ではなく写真、というふうに明瞭な資料を用意しましょう。
頭の構造が、はなから違う場合もあるでしょうから。最近は日本人同士でもありえます。
送料\1800×2いりましたが、よしとしましょう。勉強になりました。
当工房、最長の45㎝のツールレストでもとどきません。
黄色いテープは一番ふくらんだポイントを示します。
これだけ長いと、当然振動しますので、手を添えての加工が必要です。
材料が癖のない楠(クスノキ)でしたので、比較的簡単でした。
山桜に比べると強度は劣りますので、2割がた太く仕上げました。