本日は午後からお客さんが来ません・・・・・が”夜のお付き合い”のお誘いの電話は沢山かかってきます・・・・・が、一応個展をしているので、それなりに疲れて電車に乗って「酒場放浪記」に出掛ける元気もないというのが、本当のところです。
高知で製作中の下駄箱は、鏡板に十字のスリットが入るデザインなんです。これは李朝の白磁の筆立てからヒントを得たというか、パクッたというか。
ここで難しいのはスリットの大きさや、数、配置の問題です。これはパソコンを活用するのが便利です。しかしパソコンソフトの”イラストレーター”を自由自在に使うには程遠い私です。
そこで、個展会場の主人というか、宿主がその方面のプロなのでササッとやってもらいました。
高知に帰って、実物大にプリントアウトして、鏡板に写し取り、糸鋸で切り取ります。
流石にぶっつけ本番で加工するのではなく、1枚だけ仕上げて、扉に仮組みしてチェックします。
きちんと手順を踏んで画像を作れば、このようにマウスで引き戸をスライドさせることも出来ます。こりゃいいわ。
実は、この記事は昨日のものです。夕刻、急にお客さんがバタバタとやってきて、その後宴会に突入したのでUPするのが遅れました。