2010年07月一覧

板剥ぎ

本日は木工家専用です。

Dsc_0058

幅1400・奥行600のセンターテーブルの剥ぎ合わせです。ホウの板を4枚使っています。

伝統工芸ならシラタは除くべきでしょうが、そうも言ってられません。

通常はこのように、ブックマッチングの逆で、シラタを内側にして、縁に赤身がくるようにします。縁が丈夫になりますし、見た目もまとまります。

しかし、今回2組の表情が違い過ぎます!

Dsc_0059

ほんで、このようにしてみました。まあ、さっきよりは随分ましです。

それでも、この杢は妙に派手で、今にして思えば、別の板でやり直せばよかったと反省しています。でも、もう、今日殆ど出来てしまいました。

このホウなんか、高価な材ではないのですが、丸太から何年もかけて養生したので、捨てるのは忍びないのです。まな板に使えば良かったな・・・・・・・・失敗じゃ。

肘付きのウインザーに苦労し過ぎて、ボケてたのかもしれません。お客様には秘密です。


カツオ道 2

最近、カツオばっかり食べていますので、カツオ特集をします。

Dsc_0089

このときは「やまぶき」の大将が、蛇の皮じゃなくて、なんとかっちゅー魚の皮をつけてくれました。

Dsc_0037

割合、真剣です。

Dsc_00226

付け合わせは、いつも適当です。この日は脂ののった腹側。暴れん坊将軍みたいです。

Dsc_0027

ニンニクが足りない場合は、各自剥いてかじります。もちろん地物です。小粒のものは雑味がなくて特に美味しいです。

Dsc_0022

最近、大将は下に氷を敷くのが“得手”になっています。でも、夏の心配りが嬉しいな。

Dsc_0083

これは昨夜、サンシャイン大方で買ってきた、地物のカツオ。一節500円也。これも絶品でした。俺も見る目は結構あわぁ~。

ところで、「高知のカツオは旨い」とよく言われますが、実際は地物のカツオは少ないのです。消費量ダントツ全国一なんで、良いカツオが集まってくるのです。マグロが築地に集積されるのと同じですね。

それにしても、今年のカツオは特に味が良いみたいです。全然ダメな年もあります。皆さん、高知に遊びに来て下さい。チャンスですよ~!