原発事故が起こった場合、被害は広範囲に及びます。
愛媛県の伊方原発再稼働には直近の地域だけでなく、四国4県と山口県の「地元合意」が必要であるという考え方が主流になりつつあります。ただ、法律上の規定はまだないそうです。
四国は西風が普通なので、一たび伊方原発に事故が起これば高知県の中心部はまともにくらってしまいます。
高知県の尾崎知事はこのことに対し「伊方原発再稼働は高知県の同意をとらなければならない、ということまでは考えていない。」と述べています。まどろっこしい言い方ですが、「どうぞ再稼働して下さい。」ということです。
ほんでもって、愛媛県に隣接する、原発から50キロ圏内の梼原町等には「事故が起こった場合は、すぐヨウ素剤を配布出来るよう態勢を整える。」のだそうです。
アホか!言ってることおかしいやろ。このオッサン東大出てるんですよ。
ヨウ素剤の配布が必要とあれば梼原町にはもう人は住めんやろ。それと引き換えに、電力代がむしろ高くつく原発を再稼働してどうすんじゃい。
まあ、官僚出身なので色々あるのでしょうね。四国電力からそれなりの見返りも期待できるのでしょう。
その時には責任取れよ!・・・・・・と言っても責任の取りようがありません。