年の瀬の緊張感もなく、ダラダラと仕事をしています。
ケヤキの一枚板のテーブルの木地が大体出来ました。
天板のボリュームが脚より勝っておりますので、天板の下端の面取りを大きくするなどしてバランスを取ります。多少、秘密の加工もします。
クサビは部材が太いので、塗装も済ませ、しばらくシーズニングしてから調整することにしました。
しかし、重いです。
お正月は漆塗りで終わりそうです。普段遊んでいるので、休みのときだけ仕事をします。
ナッツリターン事件凄いですね。まるで韓国ドラマやな。見たことないけど。
ファーストクラスでは私も似たような苦い思い出があります。
欧州のどこかの空港で乗り継ぎしていた時のことです。待合は空いていました。搭乗案内があって、近くに座っていたボロボロのジーンズに汚いバックを背負ったオネーさんが立ち上がったので、私も続きました。
オネーさんがチェックインした後、私もチケットを見せましたが、「只今、ファーストクラスのご案内です。」・・・・・・あれは恥ずかしかったな。まぎらわしい格好するなよ!
・・・・・・似たような経験じゃなくてすみません。
日本では感じないけど、外国の多くは階級社会です。でも最近は日本もそうなりつつある気はしますね。
*昔、発券のミスやオーバーブッキングで稀にファーストクラスに入れられる事があり、そういう時は堂々と楽しめば良いと「地球の歩き方」に書いてありましたが本当でしょうか?身近でそういう話は聞いたことがありません。
世間では今日が仕事納めのようですね。羨ましい。でも、私は普段仕事をしてないので文句は言えない。
学生時代のバイトは全て肉体労働でした。それしか提供するものはなかった。
建設現場、ビルの外装塗装、ヨド物置の組み立て設置等々、そんな中、パンクロッカーの岩M氏の紹介してくれたのが「ガラス拭き」でした。
高層ビルは専用のゴンドラに乗って、小さなビルは屋上からロープをたらし“ブランコ”に腰をかけての作業です。手の届かないところはロープを振っての作業です。文字通りブランコです。結構、極地クライマーも仕事にしていると聞きました。
まあ、バイトは室内から拭くんですけどね。
そこで欠かせないのが「スキージー」という道具。
車のワイパーと同じで、水分を掻きとってゆきます。写真はIKEAで買ったオモチャみたいなものですが十分使えます。
雑巾を濡らして拭いた後、これを使います。雑巾だけですと汚れを広げるだけで、綺麗になりません。
ただし、凹凸のあるガラス面は無理です。そのような場合はありったけの雑巾を用意して次から次へ取り替えながらお掃除してください。仕上げはマッサラな面で。
スキージーが一本あれば鏡の掃除も簡単です。ホームセンターで売っていると思います。
プロ用の真鍮製も今ではネットで買えます。持ち手は棒を差し込んで延長出来るよう空洞になっています。
先日、倉庫の桜材の引取りを仲介してくれた方から、「外に置いてあった4m材も使えそうだから、持ってってくれ。」と連絡がありました。
シートをかけて風雨にさらされた材で、前回、銘木商のOさんと2人で相談したのですが、どう見ても腐ってるし重そうなので残してきたものです。面倒ですがいやとは言えませんでした。
今日、市場でケヤキと楓を買った足で現場に行ってみて見ますと、「やっぱり腐ってるやんけ。」
まあ、薪ストーブ使ってるお客様に刻んで分けてあげるかな。
車に積み込みやすいように、無造作に傷みの激しい両側50cmを切断。断面を見ると辺材に虫が入って、割れもあるものの全く腐っていない。あれれ。どうやら洋材のようです。
手伝ってもらって、4mと2m、、2枚ずつの盤を何とか積み込んで帰りました。
鉋をかけてみたらラワン材をきめ細かくしたような感じ。
ネットで調べるとマホガニーのようです。私は洋材は好かんのですが、これなら癖もなく使えそうです。棚の2,3個は十分出来る。
こういうことも、たまにはあります。
しかし、助っ人がいないと車から降ろせません。
明日、早朝海に出かけたいが、この寒さでは自信がない。
多分、行かないような気がする・・・・・・という弱気では絶対行かないと現時点では思います。
先日、大量に引き取ってきた桜材はシラタに虫が入っております。
ウェハースみたいで美味しそうですが食べられません。
もう成虫になって出かけられたのか判断するために輪切りにしてみました。
ご在宅なら“生”を挽くので分かります。
どうやら、いないような気がする。
ご在宅の場合は、保管していると木屑が落ちてくるので分かりますが、判別方法としては万全とは言えない。
とは言うものの、重い山桜を車に積んで、乾燥場に持って行き、熱で殺してもらって、また倉庫に入れるとなると、大変な労働です。一人では出来ないし。
殺虫剤を注入する方法もありますが、殆ど効果はありません。
木工は悩みが多いです。