「2016年12月」一覧
噛まれた!
と言ってもユキちゃんじゃない。
今朝、展示場の前を掃除していると、散歩中の中型犬が現れたので中腰になって手を伸ばしたら、いきなりガブッと
やられました。
やられました。
吠えもせず、いきなりです。ヤバいじゃろこの犬。飼い主は青年で小さくゴメンナサイと言って普通に去っていった。こういう人を相手にしてもはじまらんし。
すぐに近所のT先生に診てもらいました。
「正月はサーフィンは無理じゃね。しかし、この黒い斑点は・・・・?」
「(それはペストじゃなくて、)単なる塗料のシミです。」
痺れを打って、3針縫ってもらった。
「この細い線は神経じゃね。ここ痛いやろ。」「・・・・・・・・。」
破れたダウンジャケットは絆創膏で治療して頂きました。
待合で話をしていたら、狭い町です、看護婦さんがもしかしたら親戚の犬ではないかと。帰ったら早速電話があって、飼い主が見舞いの品を持って謝りに来られた。しかし、丁度里帰りで散歩さしていた若者は来ず。日本はもう終わりよ。
「噛む」とは無縁の犬ばかり見て来たので、ちょっとショックです。人間でもケンカの前は啖呵切ったりするのにな。俺が飼い主なら半殺しにするか、保健所に直行する。若者は直後「こりゃ!」と小声で叱っていた。バカかこいつは!
銀座・奥野ビル
本日はプールで泳ぎ納めをした。最終日で3時で閉館だったのですが、10分前には誰もいなくなりました。貸し切りで時間まで泳ぐ。
クリスマスイブは昼過ぎに羽田に着いたので、京橋の骨董屋を覗いた後、銀座の北欧家具のビンテージショップなども見学。(正真正銘の冷やかし。迷惑な話です。)
その隣の「奥野ビル」。古い建物で高級アパートだったそうです。現在はギャラリーなど20店ほど入居しています。
外観はクリーニングをしているようで見られませんでした。ググってみてください。
以前、銀座で個展をした時に来てくれた店を訪ねました。
住居としては日本で初めてエレベーターが付いたのだそうです。
階段も雰囲気がある。タッパは全体に低い。
何気に花が飾られているのがにくい!
ちょっと、沢田マンションを彷彿せます。
通りに出るとまた別世界。今度ゆっくり訪ねてみよう。
Tokyo二日目。
今日は何とか仕事もした。
Tokyo二日目の朝。かなり二日酔いが厳しい私。
それでも、朝飯はちゃんと食べた。
周りはショットごとに激しくポーズをとるも動く元気なし。
W夫妻は前夜この旗を振ってから参加した。
負けたらしいけど。
負けたらしいけど。
N子に次の待ち合わせ場所の新宿伊勢丹まで送って貰う。
いとこと合流して、クリスマスの伊勢丹を見学した後、広末亭へ。2時から4時半まで落語などを聞く。やっぱり高知で聞くのと少し違う。良かったけど笑う元気なし。
その後、これまたすぐ近くの「鼎」という居酒屋。
東京では築地か銀座に行かないと、お刺身は評価外ですね。
男同士でクリスマスの新宿を歩く。
もう一軒、焼き鳥屋に寄りましたが、二日酔いのダメージは大きく、K君すまんかった。
月曜の朝一の飛行機で帰りましたが、すでに帰省客か?満席でした。
久々のモノレール
土曜日から、多摩美水泳部のクリスマス会で上京しておりました。
翼の上に富士山が見えた。
京急もいいけど、やっぱり田舎者はモノレールでしょう。最近は車が多かったし、海外に行くにはバスで成田なので、モノレールは10年振りくらいか?
スイカを切符の差込口に入れてガリガリ言わせる。前の外人は切符をタッチさせていた。
会場のT家に暗くなって到着。
中央線の阿佐ヶ谷は土日は快速が止まらなくなっていました。
8時にメンツが揃って乾杯!
談志師匠も来ていた。
俺は高知からすき焼き用に「クジラ・うねす」を送っていた。
恒例のプレゼントの交換会。
6時から2時までの長丁場だったので、途中に休憩を入れる方や、
永遠(とわ)の眠りにつかれる方もいた。
若者は元気じゃ!
翌朝、9時。時勢ですね。ガラケーもおります。年寄りだから。
わたくしは久々ですし、元を取るまでミッチリはしゃいだので、完全に二日酔いです。
気分は悪くないけど、脳にアルコールが回っています。
2日目はまた明日。
黒田辰秋の円卓の修理 その1
今日は難儀な一日でした。
円卓は中央の蓋が大きすぎて、或いは本体が縮んでギュウギュウだったので、蓋を削っておさめました。後の塗りの余裕も見ておかなければならない。
割れには中粘度と高粘度の接着剤を使い分けてジワジワ注入。100CCも入った。
このように90度ずつ回転させ接着剤の注入と研磨を繰り返します。
最初はどこから手を付けてよいか分からず、気が遠くなりますが、段取りが付き始めると作業ははかどります。
なんとか補修と研磨終了。研磨は適当なところで止めます。面倒だから。
布着せの布までは削らないようにしています。辰秋のサインはマスキングしています。
一回目の捨て漆が終わったところ。
この後、錆漆で補修するにも捨て漆は必要。地固めでもある。
ここで問題発生!2日経っても漆が乾きません。1週間前までは放っといても乾いたのにな。木地に油などが含浸しているか、気温・湿度などの条件が悪いのか?どうやら、気温が低過ぎたようです。
このような状態を「膿む」とか言って、最初にパッと乾かないと、いつまで経っても乾かない。
思い切って、溶剤で全部ふき取りました。これはね~、まだ拭き漆だから良かったようなものの、塗り漆だったら恐ろしい手間です。
漆は怖いは。
漆は怖いは。
塗り直して、速攻で風呂に入れましたが明朝、乾いているだろうか?
高知駅周辺
高知駅で以前近所に住んでいた犬好きのご夫婦と再会して、飲むことになった。
高知駅から徒歩5分の「吉松」。ご夫婦の家から30歩。
ボロい外観とは裏腹に
・・・・・
・・・・・
石鯛やシマアジの高級魚も入った御造り。皿は今一ですけど。
庶民はやっぱり揚げ物が落ち着く。
この太巻き?でお腹一杯になりました。もう一度行くかは微妙。
一人だと予算は¥5000くらいか。高知の居酒屋安くはないんですよ。ただ、東京より格段に美味いけど。東京でショバ代払って旨いものが出せるわけがありません。食材は正直です。
家から30分ですので高知駅周辺、研究してみるか。
俺のブログで顔を隠すのは悪徳不動産屋ぐらいのものだ。
後ろのJKがメインなのにな。
9:17発の一両編成のディーゼル機関車。
鈍行です。
鈍行です。
この時間帯は1時間に2本です。多くても3本。
急行は急行券が¥300です。本数は少ない。
車内はその後多少込み合いました。JRがやっていけるのが不思議です。レールウェイは意外に維持費がかからないのか?
やっぱり、汽車に乗って飲みに行くのはめんどくさくはある。
辰秋の円卓
本日はまずまず働いた。
先日、オークションでゲットした黒田辰秋の円卓。
宴会の途中、冷やかしで入札したら指値の半分で落札した。こういう大きなものは人気がないのでしょうか。
図録にも出ている立派な品物です。
私が生まれる10年前、辰秋45歳の作です。
宿坊?のために6基制作されたもの。本体は「その2
」と書かれていますが、蓋は「その3」
」と書かれていますが、蓋は「その3」
まったくもって手間のかかる構造をしています。
現代の“先生”は
凝ってるようで仕口は簡単なんですが、これはスッキリしていますが
よく分からないほど複雑です。
凝ってるようで仕口は簡単なんですが、これはスッキリしていますが
よく分からないほど複雑です。
1cmほど反っているので、スペーサーをガムテープで貼り付けていたらしい。
辰秋は稀代の名人なんですが、どうも木の乾燥とか構造には無頓着なところがあって、随分失敗しております。材質はどうやらヒノキのようですが、乾燥が足りなかったのだろう。
これを修復してゆきます。なだらかなRになるような完璧な仕事はいたしません。
全面に布着せをしていますが、切れる時は矢張り切れる。
旅館で使われるためか、ゴツゴツの仕上げです。辰秋は“沃地”などと命名していますが、特別な技法ではありません。刷毛で漆を塗った後に地の粉を振っているのです。
これはやったことがないので普通の刷毛塗で仕上げる予定。
まずは、油などが含浸しているかもしれないから、全体を研磨するところから始めます。
お正月に間に合うか微妙です。