2023年11月一覧

遠い頂き

本日は週中日のスポーツデイだったため夕方裏山登山。

前回、小学校からの直登ルートが余りにも荒れていたため、往復比較的なだらかで整備された一般登山道を使った。

その分、ガンガン歩けるので疲れた。標高261mの頂が年々遠くなるような気がします。まあ、当たり前のことですけど。

種子を運ぶ犬。植物界に貢献している・・・・・のかどうか?

ツワブキは終わりかけています。

僅かではありますが紅葉も楽しめました。

往復、誰にも会わず、もし「ナイスバディーの山ガール」に遭遇したら、嬉しいというより「物の怪」の類ではないかと疑うでしょう。幸いイノシシには遭遇せず。


朝のパノラマ

寒くて波もないとは思いつつ、土曜の午後から入野松原へ。

面が荒れていて、コンペティターのSUPでは立っているのがやっとという感じ。それでも何本かは乗れた。

2日連続の車中泊。やはりエアヒーターは快適。寝袋だと車内は湿気てしまいます。逆にエアヒーターは乾燥しすぎます。濡れたウエットスーツが朝には完全に乾きます。

そして朝~!6:20 朝焼けがあまりに凄いので散歩もそっちのけで撮影。

さほど寒くはない。

UPで。

さらにUP。

もっとUP。

低い雲と雲海の隙間に太陽が顔を出す。

「お前も早くこっちへ来いよ!」と友が呼ぶ。

鳥さんも行くよ。

20分ほどでショーは終わった。

7時から9時までSUPで入るが2/3mmのウエットでは寒くて震えだした。水温はまだ暖かく風は冷たい。SUPは余計に寒い。でも楽しめた。

上がってから太陽が顔を出した・・・・・遅い!

香川県からS君たちが旧車で桂浜に来るというので見に行った。

10台中1台は途中エンジンが噴いて置いてきたそうです。

桂浜はすっかりリニューアルしてあか抜けた。

貝のラーメンを食べてお開き。中々美味であった。

家でウジウジ仕事するより充実した2日間であった。でも風邪ひいた気もする。


10年ぶり

昨夜は「波乗り・いのチーム」の10年ぶりくらいとなる忘年会であった。そろそろ物故者も出てくると思うので急に思い立って企画した。

お街はクリスマスであった。

会場はアル中の殿堂「葉牡丹」

随分とお高くなったが金曜日ということもあり満席。

メンバーも一人を除いて60歳前後となり、波乗りを続けているのは半数くらい。

名物の串カツ。

常連の二人は仲居さん達を名前で呼ぶ。でも全員耳が遠くなっているのでなかなか反応してくれない。

お開き。

気だけは若い連中。まあ、いつまでも幼いともいう。

思ったよりメンバーも集まらなくて、盛り上がりもかつてのようなことはなかった。思うに、それぞれがそれぞれの道を歩んでいるのだろう。

私は単独で2軒目を目指したが、食い過ぎで飲む気にならず帰宅した。


北海道から!

北海道に単身赴任されたお客様が、私が5年ほど前に作ったデスクを、A引越センターで運んだら破損したので修理することになった。

引き出し付きの細長いデスク。

結局、どこの運送屋もプロフェッショナルはいないんでしょうね。他にも小さな打痕が見られた。

ルーターでカットして、同じタモの似たような木目で埋木します。

塗装すれば目立たなくなるでしょう。

北海道から高知まで往復させて、修理代も払っとったら商売にならんだろうな。現在の低賃金のビジネススタイルが良いとはとても思えん。


砥の粉の問題

本日は暖かく波もあったので海に行けばよかった。土日は波もなく冷蔵庫になりそう。

一回目の拭き漆完了。

室に入れて乾かします。

最近、失せ物が多い。昨日は生漆を希釈する灯油注しが見当たらない。漆仕事にしか使わないので定位置にあるはずなんだが。「誰かに取られた!」とか言い出したら暖かく接して下さいね。

砥の粉はまだ少し残っていたはずだが、ない!仕方なく近所のホームセンターへ。砥の粉なんてまだあるかな?

丁度、塗料売場の前で近所の古物収集家のAさんと店員が話し込んでいた。

「砥の粉どこ~?」

店員「そこですけど、もう補充はありません。最後です。」「誰も使わんからな。」

Aさん「吉良君、そりゃ全部買い占めちょき!」

なるほどと思い、2箱手にしたが700円もするし迷う。「高いし~!」

Aさん「おまん、砥石を削って粉にすると思えば安いもんじゃろ。」

しかし、どう考えても残りの人生で2箱使うとは思えない。

店員「まあ、ネットで買えるでしょうけど。」・・・・商売やる気あんのか?

砥の粉に水を加えて練り、更に同量の生漆を加えて、導管を埋める錆漆を作ります。

錆漆の擦り込み完了。これを研ぎ上げるのは更に更に手間がかかります。

何でこんな仕事に就いたのか、因果応報なのか?!

砥の粉:60歳以上の方は、中高の工作の授業でラワン材の目止めに砥の粉を使われた経験があるかもしれませんが、若い方は名前さえ知らんじゃろ~な。


一人膳の製作 3

今夜も薪ストーブは必要なさそうだ。

脚の接着まで進んだ。後は再度研磨して拭き漆に移る。

手前が先日紹介した回転サンダー用の中国製激安サンドペーパー。使ってみたら矢張り切れない。プロとしては使い物にならん。3M製とモノタロウブランドを買ってみた。3Mは勿論切れる。モノタロウも十分使えそうです。


一人膳の製作 2

今朝は3℃と冷え込んだが、風はなく寒さはそれほどでもなかった。

一昨日の雪で旧寒風山トンネル付近はこの状態。登山者も多いようだが大丈夫かな?と思ってしまう。

一人膳は全部売れてから再製作で、最後の一枚を残して製作すべきだったと後悔。元ネタがない。

足を旋盤で最初に加工。これで2脚分。先端はもっと彫り込むべきだった。だから元ネタは必要。

ベルトサンダーで番手を変えながら仕上げてゆきます。

脚の付く部分はカンナで平面を出します。

角度ジグで・・・・・

加工部分を水平にして穴開けすれば、胴付がピッタリ収まる仕掛けです。穴は深さ10mmもありませんが、胴付の接着面もありますから、今まで故障はないです。


モフモフ失踪

近所のおばさんがモフモフのペキニーズ(犬)を連れてやってきて、少しの間預かってくれと言う。

遊んでいると白い毛が汚れたのでたらいで風呂に入れる。すると目を離した隙に消えてしまった。たらいの中を調べるも、ゴミムシが数匹いるだけで、犬の形をしたものはいない。(夢の中では大きさが非常に曖昧になる。)

帰って来たおばさんには口汚く罵られるがしょうがない。途方に暮れていると、こぶし大の「オトシブミ」が現れて、付いて来るようにという仕草。甲虫なのにピカピカじゃなく布の着ぐるみのようだった。

土手の穴を指さすので、穴を広げると、葉っぱにくるまれた毬ぐらいの塊が出てきた。どうやらジガバチに刺されて仮死状態にされているらしい・・・・・この辺りで目が覚めた。


槍鉋

昨夕は川SUPトレーニング。流石にタッパー(上半身のみのウエットスーツ)を着た。

一人膳の在庫がなくなったので製作中。栗で4枚・ケヤキで4枚。

上面は四方反り台鉋のなぐり仕上げであるが、ケヤキは逆目がきつい上に、順目と逆目が交錯している。そこで久々に槍鉋を持ち出した。

この鉋を本格に研ぐにはかまぼこ型の専用の砥石が必要です。売ってないから自作せねばならんし、中砥石、仕上げと2つ要る。適当にごまかして研いでいます。

しかし、両刃だから恐ろしい。この湾曲した刃は指一本簡単に落とせます。細心の注意が必要です。

なかなか上手に曳けませんが、そこはナンチャッテ木工だから大丈夫です。


杉材

今朝は4℃台であった。昨日は石鎚山に積雪が見られた。

前に書いたようにAVラックは杉である。表面は自動カンナで削りっぱなし。塗装もなし。これで十分ではないでしょうか。中央にも仕切り板を立てるかと考えましたが、厚さは28mm、テレビもさほど重くないので天板が垂れる兆候はなし。

杉材は名人クラスでないと手鉋はかけられません。当然私には無理。軽い桐よりも遥かに困難です。

以前、ランダムサンダーでサンディングしたことがありますが、材に研磨剤を取られて、あっという間にペーパーはツルツルに。

そんな訳で杉は家具には適さない、或いは困難な材なのです。

一人で3階に上げたのであちこちに傷。商品ならこんなぞんざいな事はしません。

通常、角は面取りします。でないと堅木では手が切れてしまいます。杉だと触っても特に必要は感じません。自分用なら割と手がかからず便利だな。