文化・芸術一覧

終活

午後からは蒸し暑かった。

プーチンはここ2カ月で随分老け込んだな。若い頃は苦み走ったいい男だったのに、今は浮腫んだ爺さんだ。

数年前、書物の整理をしたが、今回更に処分。割合値打ちのある本もあるがもう面倒くさい。

随分と難しい本を読んだものだが、全く身についてないところが素晴らしい!

「バッハの思い出」は暇な時に読み返そうと救出した。


成人の日

話がタイムリーじゃなくてすみません。

毎年思うのですが、成人の日の式典は止めればいいと思います。特に今年思ったのは女子が判で押したようなド派手な着物を着て白いポンポンを巻いていること。日本人てホンマに画一的やな。カーニバルの衣装だったらオジサン的には大変嬉しいのですが。貸衣装代は¥10万とかで、そんな金があるなら海外旅行に行って見聞を広めたら良いと思います。

男子も羽織袴に金髪とかリーゼント、まあ、一部なんでしょうけど。大体、学生だったり、勤め人でもまだ半人前。成人式どころではないと思います。クソ知事の話なんて私でも聞きたくないのにどうなっているんでしょうね?成人式ではしゃぐ連中は全般、心も貧しいのでしょう。

静かに山にでも登った方がずっといいと思います。

嫌ですね、年寄りは話が難しくなって。


織田信夫 個展

昨日はエリーゼでブォーンと「こうちエコハウス」で開かれている版画家・織田信夫さんの個展を見に行った。

織田さんは「しもなのアートキャンプ」のメンバーである。一応、生徒じゃなくて講師。まあ私も似たようなポジションではある。

若い頃の作品。

何故だか全部セピア色に写ってしまった。これらは銅版画であろうか?

正直、点数が少なくて物足りなかった。29日まで(火、水曜は休み)。


拾い読み

・・・・・と言っても、本来の意味とは違います。

朝の散歩で、紙ゴミに出ていた本を拾って帰った。こういう人生のハウツー本を読んだのは大分上の世代であろう。一冊、池波正太郎があったので拾ったのですが、それは家にもあった。

どれも下らなかったが『織田信長(3)山岡荘八著』というのが面白くて読みだしたら止まらない。

図書館で全集を借りて来ました。全部読むまで仕事になりません。

ついでに借りたこれも面白そう。

これはアマゾンで購入。絶版だから定価より高い。新聞で発見した侍フィギアの作家。年だからか?田舎にいるせいか?どうも世情に疎くなっている。思ったよりもときめかなかった。


アラスカ物語

夕方、ユキちゃんとSUPトレーニングした。今にも降り出しそうな曇天であったがそれなりに風情があった。

先日、古本屋で100円で買った。素晴らしい内容でした。数奇な運命でエスキモーのリーダーになった日本人の話です。ほぼノンフィクションだと思います。

私は本田勝一他、エスキモーの本を何冊か読んでいたので驚きませんでしたが、いきなり読むとちょっと理解できないかもしれません。でも分かり易く書かれています。


地獄の黙示録

を、40年ぶりに4K放送・完全版で見た。70ミリフィルムだから映像は鮮明です。

あれ?主役はチャーリー・シーン?(のお父さんでした。)サーフィン中佐役のロバート・デュバルも好きよ。

前半は面白いが、マーロンブランドが登場する後半はよく分からない。当時もそういう印象でした。

一番不自然に感じたのは、秘密基地の周りに死体がゴロゴロしていること。臭くてたまらんし、伝染病も発生します。すぐに埋めるか焼くかするはずです。

映像的には美しいけれどたいした映画ではない。まあ、飲みながら見たんですけど。


昔の仕事

本棚の移設をしていると色々懐かしいものが出て来た。

食品流通大手の旭食品の段ボールイラスト。地元放送局の広告代理店にいた時の仕事。誰かに似ているって?いいんです、頼まれれば何だってやります。日比野さんには、辰巳四郎先生の個展以来30年ぶりに高知の障害者の展覧会でお会いしたが、他人の空似と思い話もしなかった。後でスタッフに聞くと本人で今はそういう活動もしているとの事でした。

チラシのイラストとラフ。精出して作ったのに向こうの社長が「俺は日経デザインを読んでいて詳しいんだ。このイラストを使え。」と当時流行っていたレンタルイラストを差し出した。ずっとレベルの低いもの。この会社はまだ存続しているかどうか?

田舎でデザインの仕事は無理!1年で見切りをつけて木工を始めました。


『人間の美術』

本日は今季初の裏山登山をしようと思ったが、体調すぐれず諦めた。無理をすることもあるまい。

図書館で借りて来た一冊が中々優れモノだったので、ヤクオフで全集をゲットした。もう、断捨離しなくてはならないのに、特に本は。

梅原猛の監修。写真が的確で素晴らしい。また、見たことのない文物が載っている。解説も面白く色気があります。こんな美術全集も一つぐらいあってもよかろうという思いで世に出したという。絵巻などの絵画と仏像がメインなのは残念。

しかし、なんで帯まで付いているのか?私はうっとおしいので表カバーまでもすぐ捨ててしまうことが多い。


2人展

どうも体調が完全でないのでブログを更新する気力がありません。

日曜日は藁工ミュージアムへ内田貴裕・池川れい子の2人展へ。最終日に滑り込み。

ここは昔、藁を保管していた倉庫。漆喰の倉庫群はリニューアルされて色々なショップが出来ています。しかし、上の写真のように車を無造作に停められると台無しやな。

れい子さんのドローイング。これはチンギス・ハーンか?じゃないそうです。

酒好きなのか・・・・?

貴裕君は人物も上手いんですが、今回は「ビン」のみ。カラード。

色遣いが随分と洗練されてきた。

どれを買おうかと考えて見るとの、ボーっと眺めて見るのでは、そりゃもう真剣さがまるで違いますね。何でも自腹で購入すると見る目は鋭くなります。というか、短時間で判断できるようになります。


孟嘗君

体調が戻らなかったので、宮城谷の孟嘗君全5巻を読み終わった。明日から仕事に復帰できるだろうか?

何しろ親子2代にわたる物語で、内容が濃い上に登場人物も多く、記憶力の悪い私は読み進めると最初の頃の重要人物の事すら思い出せなくなっている。

宮城谷の小説を読んでいると、ついついこのような資料も読み返すことになります。

しかし、まあ何故に人類は戦争ばっかりしてきたのかとは思う。