文化・芸術一覧

下名野アートキャンプ2018

朝、疲れ切って一泊二日のアートキャンプから帰って来ました。

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「しもなの郷」の朝食に間に合うよう、薄暗いうちに出発。

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今年もやって来ましたよ。

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7時からの朝飯前に現地でユキちゃんの散歩を済ませました。

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マイナーなポイントなのに、どこで情報を得るのかキャンプ場は満杯。県外客多し。

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私の今回のお題は「寒天で型取り」。あまりに忙しく、前半は写真を撮ることも出来ませんでした。

寒天を冷やしているの図。

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その間にYさんの野点教室。炭を熾している間に準備運動。私は炭熾しを手伝った後、後半戦の準備。

台風とセットになっていると言われるアートキャンプですが今回は好天に恵まれました。

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寒天の雌型に石膏を流し込みます。全くやる気のないTAKA。

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こんな感じで出現!

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寒天ですから型は一度しか使えません。

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石膏を流し込むのとコップの中で固定するための「湯口」は丸棒をメルトガンで接着します。

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今回はあらかじめ、ピーマンと豆電球を用意しました。ズレたり、型が欠損していた方が面白いな。2時間の授業でギリギリでした。

反省点:結構微妙な作業があり、スタッフが全部やってしまう箇所が多かった。まあ、これは毎度のジレンマですけど。


素展

昨夜は台風のせいか涼しく、朝の気温は22℃。本日もエアコン要らずだった。

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昨日はアートキャンプのメンバーによる「素展」を見に行きました。
四国の仲間と合同展です。

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スゲー!フリーダ・カーロみたい。

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う~ん、

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綺麗な色使いですね。

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リンゴの中に無数のリンゴが。

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初日でしたが人出もまずまず。

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Sちゃんはカメラ目線で。

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湘南の「梓」で俺と二人展をしたTAKAはにやけていた。

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今回はカラーの作品にもチャレンジしていた。額に入れたら映えると思います。

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レーザー加工機を使った商品もあった。

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販売されているグッズも良く出来たものが多く、どんなところで売るよりデパートに営業をかけるべきだろう。図案はユニクロに買ってもらうとか。

その前に俺の家具も買ってくれないと干上がりますけど。


インスタレーション?

昨日、ブログを書こうと思ったらノートパソコンが立ち上がらなくなった。ゲッ!メールも読めない。どうしようかと考えたが幸い、レーザー加工機の制御用に購入したノートパソコンがあった。なんとかネットに繋がった。パソコン様、勘弁してくれ。

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先日、現代美術の作家のお宅ではないかと書いた家。
 
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台風の影響でこのように変化していた。
 
左の物置小屋も、矢張り作品であったのか脆くも屋根が外れている。
しかし、時系列で変化を楽しんでもらう作者の意図かもしれない。
そういえば、右端の白壁の剥落等もかなり効いている。
 
私の勝手な思い込みかどうかは分からない。
 

街角ギャラリー

夕べは朧(おぼろ)月でした。

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犬の散歩で良く通る道。
 
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どうも不思議でしょうがない。このお家、他はどうもない綺麗な家なんですよ。
塩ビや錆びたトタンの部分・・・・現代美術作家の住いなのだろうか?
レンガの小屋の三角の部分も気になるし、穿たれた銃眼も意味があるんだろうか?
梯子がなかったらもっといいと思うのですが、作者にとっては重要なエレメントなのでしょうか?
 
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後ろのビルの外壁も気になったりして。
 
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風雨にさらされたトタン板も、
 
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画像処理するとバスキアの絵みたいです。
 
こんなしょうもない記事をUP出来るのもデジカメのおかげです。
 

ジョン・スタインベック

今日は扇風機をかけてちょっとだけ仕事をした。

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友人が俺の北海道旅行のブログで思い出したという、ジョン・スタインベックの「チャーリーとの旅」図書館に注文して読んでみた。今一だった。買わなくて良かった。「エデンの東」の原作者です。まあ、訳文なので偉そうなことは言えません。
 
キャンピングカーで自国アメリカを巡るエッセイです。添付の地図はないけど今ではすぐネットで調べられるからな。重いブリタニカを開かなくともよい。
 
でも、この方ノーベル賞貰ってんですよ。ヘミングウェイも。どちらも大した作家じゃないし、アメリカ人でももっと面白い作家はいると思うのですが。こんなんで貰えるんなら日本人は続々でしょう。春なんとかさんは読んだことないから分かりませんが。(ヘミングウェイは数冊読んだが、スタインベックは読んでないのです。)
 
これは日本語がマイナーだからだろう。ググってみると矢張り受賞者数は英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語の順。
 
しかし、ノーベル賞作家でよく読んだのはヘルマン・ヘッセ、トーマス・マンと川端康成ぐらいのもんだった。

下名野のアートキャンプ2017 後編

政治はドンドン茶番劇に近くなってきますね。言葉がない。

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2日目はTさんと私の「お茶」の時間。今回私はサポートです。
野点の予定でしたが、外は大嵐です。
 
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S太郎のエア茶筅のパフォーマンス。お道具に凝ったらきりがないのでヤカン点前です。
 
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干菓子も配られました。
 
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S君の意味不明のポーズ。「待て!」なのか?
お茶は日本人のDNAに組み込まれているのか、なんとのうシックリはまった企画でした。
 
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午後からは「行燈造り」でした。
 
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夕方、台風が直近を通過。眼下の谷は猛り狂います。
 
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でも、朝には早くも笹濁りに。排水量が凄いからな。
 
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お!今地震がありました。
キャンプ場までの道は川となっていた。
 
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谷を流れ落ちた土砂で塞がっていた。
 
2日目、国道33号線は通行止めとなっていたが、3日目の朝には予想通り解除された。
何とか今年も無事終了。でも、アートキャンプは凄く疲れます。
 

下名野アートキャンプ2017 前編

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すでに小雨のパラつく中、土曜の10時に下名野川へ出発。台風前なので流石に車は少ない。「湯の森」もキャンセルが多いだろう。
 
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こういう岩板地帯なので台風被害は意外に少ないようです。
 
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昼飯に間に合った。栗ご飯。地物のジャガイモが大変美味しいのでお代わりする。
 
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何年か前にやった新聞ドーム。最近はネタ切れ気味です。
共同作業では全く動かないペインターT氏。
 
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K嬢は36キロ痩せて女っぽくなった。
 
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M嬢は年末ワシントンでピアノ公演をするのだとか。
 
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今回は初日がバーベキュー。確かに2日目は絶対無理でした!
 
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何ちゅう名前でしたっけ?4枚羽で飛行している様は「ナウシカ」そのもの。
 
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頭部がないような。
 
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両サイドが欠けているのがデザイン的に秀逸。
 
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もう少し早く出て来ていたらバーベキューで・・・・・。
 
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夜の部へ。囲炉裏はちょっと早かった。
 

アイヌ語と高知

高知と和歌山にはアイヌ語地名が多く残っていると言われます。実際、沖縄や高知にはアイヌ顔の人が多いです。

寺田虎彦説で有名なのは「四万十」 シ(甚だ)・マント(美しい)です。あくまで説だそうですが、どう考えても他の地名とは違和感がありますよね。私は口屋内(くちやない)や穴内(あなない)も当て字だと思います。以前、古本屋で高知のアイヌ地名に関する小冊子を買ったのですが行方不明です。
 
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釧路湿原の民俗館にあった入植当時の写真。アイヌの服を着ていますが船は丸木舟ではなく和船ですね。「ぺカンペ(菱)採り」と書かれています。当時は今よりも湖は広く一家に一艘舟があったそうです。なんかチチカカ湖みたいですね。ロマンあるな~。

高崎元尚新作展

今日も過ごし良い。

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県立美術館でやっている、恩師の高崎元尚先生の展覧会に行って来た。
 
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これはスレートを壊した作品。
 
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こういうのも。
 
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展示が、も一つだったレンガの作品。
 
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圧倒的なブロック破壊。
 
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奥の展望台から眺めていると目頭が熱くなるな。
 
実は1週間前の会期中94歳で亡くなった。土佐中高の教師をしながら現代美術を発表し続けていました。
 
私は受験前には職員室でデッサンを習っていた。ヘビースモーカーの先生の机から両切りのカンピーを失敬して吸っていたら急に戻って来られた時にはビックリしたな~。カルトンの裏だったのですがバレバレでした。そうゆう事には興味がなかったようです。
 
最初の会社を辞めてアーティストを目指していた時、学校を訪ねたらまだいらっしゃって「俺はもう定年5年も過ぎてるんだけど代わりが見つからんかった。春からお前がやれ。」と言われたのでした。教職免状持ってないんですけど。
 
結局3年しか続かずに不義理でした。でも、まあ、何とかやっていますよ。合掌。
 

図書館で

借りてきた本。6冊まで借りられます。
 
当家はフィリピンパブまで徒歩4分で行けますが、図書館までは3分です。何よりタダでです。当家の立地は特に良くありませんがこれだけは有り難い。
 
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縄文時代の形にはそれほど魅力は感じませんが、知らないだけ、勉強不足かもしれません。
 
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写真の昭和基地は初期のものです。ブリザードで吹き溜まりが出来て、すぐ埋まってしまうため、現在は各国
、高床式にして風を逃すようにしています。
 
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本としては魅力がないが、6冊も借りたらこういうのがあってもいい。
 
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池波正太郎はどれも2,3回は読んでいるので、これも3回目か?と思って借りたら殆どの短編が初めてでした。表題の「剣法一羽流」も以前読んだのとは別テイクでした。
 
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薄いが内容はそこそこ。電通の闇についの話だけではなく、マスコミと電力会社の持ちつ持たれつも書かれています。私のような言いたい放題の者は絶対にマスコミとは縁がないな。しかし、死なんならんことはないじゃろう。さっさと辞めればいいものをとは思うが。それはやられ損ですよ。
 
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これはまだ読み始めたばかり。
 
図書館は有り難いが、フィリピンパブとどっちが良いかは微妙。