グルメ・クッキング一覧

私は政治家のことは良く知りませんが、人相や表情をテレビで見る限り、菅官房長官はここ数年の中では、かなりまともだと思う。

しかし、外見が馬鹿で、実際中身もその通りの政治家が要職に付いていること自体異常だ。

Dscn1000

前振りとは全く関係ないのですが、鍋の季節です。(もう遅いか?)

一人で鍋をつつくなんて、「キャー!淋しい~。」なんて言われそうですが、余計なお世話です。

確かに鍋は大量に煮込んだほうが美味しいです。しかし、良いタイミングで具材を取り出し、フーフー言って食べるには、一人か少人数の方が絶対にいいです。

そういう意味では、宴会に鍋料理は向いてないと思います。昔、同窓会に鍋料理がよく出ましたが、皆話に夢中で最後にはドロドロ・カラカラになってしまいます。お店は手間要らずですがね。仲居さんも付かずに、同窓会に鍋を出す店は敬遠した方がよいでしょう。

写真は親鳥を使った激安鍋。よくダシが出ます。昆布は数時間前から漬けておきます。カシワは多分抗生物質を大量に摂取しているので、風邪知らずです。

*鍋は楽茶碗じゃないけれど軽くてパソパソで2,3年で割れてしまうようなのが本格です。量販店ではあんまり売ってないけど。


845

一昨日は飲み友達のHさんからお誘いがあり、お街に飲みに行きました。

Dscn1006

伊野駅に来たのはアンパンマン列車だった。何度も言うようですが電車ではありません!ディーゼル機関車です。

特急南風2号岡山行き。このまま岡山まで行ってしまいたい気がする。自由業は気楽です。

Dscn1016

一軒目は前回マッチでしか紹介出来なかった「元祖赤のれん」。高知のアル中の殿堂です。

外はまだ明るい。

Dscn1015

砂肝唐揚げと煮込み。味はいいんですよ。

コンパクトカメラなので画像に深みがありません。

Dscn1021

2軒目は「三国志」。他の店はガラガラなのに安くて美味い店は流行っているな。

Dscn1026

いい気分になったところで「一千一秒」。ブリキのカウンターの縁が剥げているのに歴史を感じます。

Dscn1038

もう帰ればいいのに、10年ぶりぐらいで元祖フィリピンパブ「美人座」へ。実は名前もオーナーも変っている。

閑古鳥が鳴いていました。以前は若者も多かったのにお爺ばっかりでした。

5時から飲み始めて、午前様。

Dsc_5521

「おめ~、どこ行っとったんよ?」

昨日は当然二日酔い。でも、それなりにすることはあるのだ。


気仙沼産のカツオ

今夜あたりから波が上がると踏んで、仕事をしておりました。

Dsc_5281

先日の晩酌のツマミ、トビウオ。スーパーで美味しい刺身が買えるのは田舎ならでは。

落花生は千葉産。デパートの部長に貰いました。

今日の話はトビウオじゃなくて、カツオなのです。

実は一昨日の塾長宅での飲み会に持参するものがなく、スーパーで気仙沼産のカツオを買って行きました。

1年ほど前、復興支援なのでしょうか「気仙沼産」とノボリまで立てて売っていましたが、誰も買う人がなく、現在はラベルに「太平洋北部産」と記載しております。

私も普段は買いません。放射能が怖いせいもありますが、ちゃんとデータを公表しない政府の姿勢に腹を立てているのです。

しかし、一昨日は九州のカツオがなく、仕方なく「太平洋北部産」の解凍品を買いました。

それがねー、非常に美味でした。隠し味にセシウムが効いている・・・・わけではないと思います。

うがった見方かもしれませんが、漁が制限されているため、生態系が本来の姿に戻り、カツオも美味しい餌を食べているのではないか?そんなふうに感じました。

また買ってみよう。


年末グルメフェアー

安部が金融緩和とか言って株価が上がっていますが、「借金まみれで、景気も悪く、若者の失業率も高いのに金融緩和でなんとかなりゃ~しよい(イージー)!」とは80過ぎの父親の弁。

本日は溜まっていたグルメネタ一挙大放出です。

Dsc_4767

季節外れですが安田川の鮎。脂が乗っています。

Dsc_4747

これもA社長にもらったマグロ。

Dsc_4757

最後はやっぱり乗っけてマイウ~。

Dsc_4802

いつもの鹿スパ。器は吉岡萬理作。

Dsc_4854

これは猪の脛を丸ごと煮込んだポトフです。関節の痛みに効くかも。塾長作。

Dsc_4800

自家菜園の野菜はやっぱり違う。葉っぱの名前は忘れました。

Dsc_4859

Mちゃん作のリンゴパイ。ちょっとグロテスクではある。

Dsc_4851

なんと猪の背ロースのステーキ。きちんと処理された猪肉は臭みも全くありません。

Dsc_4843

その前菜は、ポルトガル土産のチーズと生ハム。まな板は私の作。

Dscn0961

先日の新築祝いには出張料理人が・・・マグロのほほ肉のステーキ。

Dsc_4922

牡蠣パーティーは岡山産でした。やっぱり生が旨い。

Dsc_4923

土佐ジローの親鳥をつぶしたつくね汁。歯ごたえあり。

Dsc_5022

日曜に入野漁港で買ってきた小さいイカを刺身も飽きたんで、昨夜フライパンで炒めたらこれが最高でした。今夜も食べよう。イカは日持ちしますよ。

さあ、これから年末にかけて美味いものが目白押しですが、体調はどうかな。


コチ

初冬?は大げさかもしれませんが、急に寒くなりました。

Dsc_3679

昨夜は塾長の友人が河口で釣ってきたコチを頂きました。

この魚は浜で潜っていると時折大きいのを見かけますが、そんな時に限って銛を持っていません。

Dsc_3668

60㎝クラスを刺身に。淡泊ですがマイウ~。

白身魚の例にもれず2,3日置いた方が甘味が増すそうです。

最後は“握り”にしましたが、イマイチでした。

Dsc_3675

小さいのは煮つけに。上品なお味でした。皮は剥がない方が美味しいそうです。

Dsc_3611

ちょっと淋しいので、先週の猪のすき焼きを載せておこう。


猪ステーキ

これから飲みに行くので早々の、慌てた更新です。

Dsc_3122

塾長から、「この前のキャンプで余ったき、背ロースのステーキをやるでよ!」

とお誘いが。猪ですけど。

Dsc_3129

獅子唐は辛かった。

Dsc_3135

この脂身がたまりません。

Dsc_3136

まだまだあるので、ガーリック味で。

付け合わせは、土佐自然塾の有機ナス。甘いです。

猪ステーキは間違いなく旨いけど、贅沢過ぎます。すき焼きが一番のような気がします。


包丁

少し涼しくなりましたが、6時半には暗くなるので悲しくなってしまいますね。

Dsc_2713

私が使っている包丁です。殆どこれで済まします。刃渡り15センチ足らずと小振りです。

20年ほど前に、高知県梼原町の野鍛治から買い求めたもの。左利き用の片刃です。

野鍛治は刀鍛冶に比べると大層地味ですが、折れず曲がらず、その土地の土に合わせた鍬や鋤を作るのは実は大変な技術です。しかもお代はしれています。

今はそのような農具を使うことも少なく、工場で作った量産品を買い求める場合が多いそうです。ほんで仕事もめっきり減り、包丁やナイフも作っているそうです。

Dsc_2711

日本刀と同じ作り方で、折り返し鍛錬による縞模様が確認出来ます。

あまりに切れ味鋭く、刃先は丸刃に研いで使っています。

左利き用なので、我家の出張料理人には不評です。

*折り返し鍛錬の模様を派手に出したダマスカス鋼のナイフが売られていますが、実は切れないことも多く、猟師仲間では“ダマサレルカス”と呼ばれています。

Dsc_2715

祖父の代からの物。上はお蚕さんの餌、桑の葉を刻むのだそうです。野菜にボッチリ。

どれも切れ味は鋭いです。

まあ、ステンレスでも包丁は研げば切れます。


やまぶき (後編)

一昨日からの続きです・・・・・

そのMちゃんに昨年の7月3日、車で信号待ちをしているときに遭いました。

反対側を自転車でやって来ました。Mちゃんはいつも自転車なのです。天候に関係なく、30キロも先のパチンコ屋に平気で出掛けます。

窓を開けて「オーイ!」って声をかけると、「(やまぶきの)大将、死んだ。6月28日。」と笑顔で答えました。

実は大将、一昨年の暮れから肝硬変から胆管ガンを患っていたのです。お酒は好きでしたが大酒のみではなく、恐らくウィルス性の肝硬変だと思います。

わたしは、かける言葉もないし、見舞いにも行きませんでした。「鬼平犯科帳」全巻を届けたら野太い声で、お礼の電話がかかって来ました。

状況はボツボツ聞いていたし、なんかあったら連絡が来るんじゃないかと思っていました。

Dsc_0045

やっぱ、可愛がっていたMちゃんを使いによこしたんだな。

皆さーん!美味しいものは生きているうちに食べとかんといかんですよ~!

一期一会、何でもいつまでもあるとおもったら大間違いですよ~!

りょうちゃん(大将)は、ほんとに美味いもんを食べさせてくれたな。

りょうちゃんのことを考えると、別に死ぬのは怖くないな。楽しく生きて死ねばいいのよ。

そういうことで、私のブログを賑わせた「やまぶき」は昨年から閉店しております。

*常連のTちゃんの家の2階から10メートル先に大将の墓があります。ずっと以前から、「お互い、どちらが先にあの世に行っても、化けて出るのは止めようぜ。」と談合していたせいか、「まだ出てない。」そうです。

Dsc_0071

一遍、「やまぶき」のお料理総集編をやろうと思っています。


やまぶき (前篇)

山中の居酒屋「やまぶき」の常連客は奇人変人ばかりでした。

その中の一人、Mちゃんは少し頭が足りません。6尺の大男で、顔もいかつい。でも、目は可愛いかも。ずっと以前は○○の売人をしていたそうです。売人はついつい商品に手を出して廃人になってしまうことがあるようですが、幸いそういう知恵はなかったらしい。店で気に入らない客に殴りかかり、大将に説教されたこともあったな。

私とは大の仲良しで、「3年も入っちょったとね~。」「2年と5ヶ月でスゥ~。」てな具合です。しかし、政治の動向等は良く知っていて、こっちが化かされているような気がしないでもありません。

按摩の技は天才的で、よく客の肩を揉んで酒代をせしめていました。怪力ですが、実にソフトに揉んでくれます。「それって塀の中で教わったが~?」「違いまスゥ~。」

多分、夜勤の日以外は早くから来て、日本酒一升は飲んでいました。大将が言うには、「若い頃は2升飲んでもシャッキやったな~。ほんとに惚れ惚れするような飲みっぷりやったで。」ツケの払いも滞るのに呑気なものですね。

話は明日に続きます。(私の話はフィクションが含まれています)

Dsc_0022

山の仕事を終えてTちゃんとRちゃんが将棋で一杯。


巨大岩ガキ

塾長から「牡蠣を貰ったんで食べに来んかよ。」とお誘いがありました。

私も以前は夏牡蠣を潜って採って皆に御馳走したものです。

牡蠣は採るにも大変ですが、室内で食べる場合、表面に付いたゴカイやら汚れなどを除いてお化粧するのが大変なのです。アウトドアでもそこそこ綺麗にしますね。

何でも旨いものを食おうと思ったら手間なものですね。

Dsc_1578

3年ものとかで、デカ!

Dsc_1588

殻だけデカイというパターンもありますが、身もデカかった。

加熱には電子レンジを使います。

Dsc_1589

更に半分に切って頂きました。なんかフォアグラみたい。食べたことないけど。

一個で満腹になりそうです。

牡蠣は大きくても一口大がいいね!という結論に達しました。

Dsc_1593

標準サイズの長太郎貝(ホタテの類)にホッとしました。