グルメ・クッキング一覧

不思議なカツオ

今日は、カツオ食いの人にしかわからない、マニアックな話です。

昨夜は「やまぶき」へ行ってきた。滅多に大げさなことを言わない大将が「今日のカツオは最高で!食うかよ?」という、もとよりそのつもりで来ました。

Dsc_0097 どうです。身が立っているのがわかるでしょう。モチモチ、ブリブリです。こんなのは初めてです。

メジカの新子みたいです。実際、大将がメジカのあがっている港で買ってきたカツオだそうです。

椿やリョウブなんかも林で混生していると、一見見分けがつかないくらい似てきますがそういうものでしょうか。

Dsc_0105 小振りだけどカツオだし、味も確かにカツオです。血合いはピンクだ。

でもちょっと物足りないような・・・・・・青物は新鮮な方が旨いとしたものだが・・・・漁師なんかは氷で焼けた方が旨いって言うな。

でも、はじめて食べました。びっくり。

Dsc_0108 これも、お薦めのツガニ・・・・でかい。

すぐ下の清流で捕れたものなので、上品ですが味は濃厚。身もたっぷり詰まっています。

Dsc_0117 後は、甲羅酒ですな。

昨夜は、生ビール、酒、チュウハイ、ワインとやって焼き鳥も頼んで¥3500でした。

食材の質を考えると信じられない値段だと思います。

幸せじゃ。


すでに秋風の吹く、

3336 昨夜はやはり、キャンピングカーで行く居酒屋「やまぶき」に行ってきました。

この映像は、今朝のもの。明け方は、なんと18℃まで下がり、エアヒーターに点火した。妙な天気やね。近年、10月まで暑いのが普通だったんですが。

Dsc_0004666 通常スキ身はビン長ですが、これはクロマグロです。旨いけど、ホント言うとご飯で食べたい。ウリとミョウガが嬉しい。

最近のお店は、旨くもない食材をカッコつけて盛るが、大将は絶品を無造作に大量に盛る。嬉しいです。

Dsc_001533 焼き鳥も、普通に旨い。ナチュラルじゃ。あわてて1本食べた。

やっぱり、おいしいものを食べると元気が出るね。

Dsc_002133 昨夜は、なんか沢山夢を見ました。

実はモモ同伴だったので、朝6時から林道を散策した。

Dsc_003033 ほとんど車の通らない絶好のお散歩コースなんですが、先日の大雨でひどい土砂崩れが起きていました。

足が不十分なので引き返しました。

Dsc_003833 この堰堤にはアメゴがいそうです。今度は、ここで焚き火をしてキャンプするのもいいかもしれません。

「やまぶき」で一皿作ってもらって。


グルメネタ放出 2

民主党が勢い付いてきたら、鳩山他の面々が、ますますバカ面に見えてきましたね。日本も行くところまでいくな~。

今日は妙に中途半端にたまった、グルメネタを噴出します。

P1020154 これはオシャレです!

大衆割烹”タマテ”でヒラメの刺身を頼みました。まわりに珍味が載っています。一番下のは鮪のヒレの軟骨とか。

ここは、本当の料理の技があるのに、やっぱり最近はお客さんは少ないようです。みんなで行きましょう。

Dsc_0007 先日採ってきた陣傘貝を肝と一緒に頂くの図。

Dsc_000432 北山鮮魚店のネイリ2パックとカツオ。しめて1000円也を器に盛りました。

東京では料亭でも食べらられないかも。でも築地なら食べられるかも。

Dsc_000666 シカ肉のなんとか。横文字の難しい名前でした。

ワインでも焼酎でもいけます。

Dsc_003333 肉片を前にして

「オメ~、早くヨッシ!って言え~!」

と懇願する犬・モモちゃん。


カツオ道!!

昨夜はやはり飲み過ぎました。今日はしんどかったけど、荷造りやらなんやら、するべきことはしました。

宴会は、私の作ったテーブルで行われたので、カメラを持っていかなかったのが悔やまれます。ひょっとして後日、画像を送ってもらえるかもしれませんが。

ところで、私のお客様にはマグロ船を持っている方がいて、マグロもさんざん食べさせてもらいましたが、その味わいの奥深さにおいて、カツオにはかなわないと思います。その船主様も同意見でした。

Dsc_0052 しかし、それを正確に書くと、立派な食のエッセイが出来てしまい、タダではちょっとやれないハードな仕事になるので、今回は軽く触れてみます。

まず、カツオの国、土佐といえども、本当の味を知っている人は意外に少ないんじゃないでしょうか。私もその境地に達したのはわりと最近です。それも、酒飲みという好条件に加え、鰹キチガイの先達がいたからです。

初ガツオの季節ですが、近所の量販店に並んでいるのはなぜか、三陸沖のものが多く、地物は少ないです。前者はすでに脂がのっており、初ガツオ特有の青臭さがないです。やっぱりカツオの本当の味は地物の初ガツオです。江戸時代、争って初ガツオを求めた人々の気持ちがわかります。

写真は1週間前「やまぶき」で撮ったもの。大将は面倒なので、一節出してきます。3人前ありそうです。途中でちょっと嫌になりますが、やっぱり旨いんで幸せに完食します。

もちろん、脂ののったトロガツオもおいしいですよ。うんちくは必要ありません。

ただ、原因は定かでありませんが、身が虹色に光ってきれいで、食べるとグリグリするのは”石ガツオ”と言って最悪です。これは結局、煮ても焼いても旨くないです。量販店や魚屋の切り身のパックには時々混ざってますので、チェックしましょう。高知のちゃんとした居酒屋ならお客さんに出すことはありません。丸のままではわからないので達が悪いです。


宇和島「やまこ」

どうも食いもんの話がつづいてすいません。考えてみるに、田舎は(刺激がないというよりも)ゆったりしてるし、若い娘もいないし、興味がどうしても、そちらのほうにいくのかもしれません。

2週間ほど前の話になりますが、秋の個展のために愛媛県の宇和島に打ち合わせに行った夜、地元の有志に歓待して頂いた。

当初、自宅で”手打ち蕎麦”を御馳走になるということでした。蕎麦は大好きなんですが、内心はがっかりしていました。やっぱり宇和島に来たからには「居酒屋で三崎のアジが食いたい」と思っていたのでした。三崎のアジは九州側に水揚げされれば“関アジ”と呼ばれます。

ところが実際は海の幸を中心とした奥様による懐石料理で、それからご主人による蕎麦のフルコースが始まるのでした・・・・・・・・殺す気か! いや~旨かったな。今度は是非別々の日にやってほしいです。そんなんで流石に酒はたいして飲めませんでした。宇和島の人は意外にノリがいいです。

で、帰りしなに朝だけやってるおいしい「うどん屋」をすすめられました。5時から始まり9時までには閉店だそう。早速行ってみました。

Dsc_0090 「やまこ」です。暖簾すらない。手前に積んであるのはおくどに使う薪でしょう。

絶え間なくお客さんがぞろぞろ入ってきます。セルフの店ですが初めてであることを告げると、作ってくれます。

麺はシコシコした手打ちじゃなく、懐かしい食感。ツユは絶品の上、宇和島名物ジャコ天も入ってます。私はかき揚げをのっけて¥350だ。う~ん・・・・・・朝から幸せ。

店の雰囲気、お姉ちゃんの接客、全部OK牧場!やっぱり、食いもんは侮れません。おそらく秋の個展期間中は毎日お世話になることでしょう。

うどんや店内の写真撮影は・・・・・・できず。初めてだし、居酒屋と違って皆、シラフだし。なんでもバシバシ撮るのはスマートじゃないしね。


料理というもの。

このところ飲み会は多かったものの、旨いもんにありつけていない。先日のビヤガーデンは作り置きの料理じゃなくて上等だったが、所詮それだけのもの。”5000円飲み放題”の居酒屋は流行りの無国籍料理というか、実際の内容はビヤガーデンと変わらず。私はこのタイプの居酒屋が大嫌いだ。料理も内装も土佐弁で言う「あやかしい」(浅薄な、上っ面だけ)。店の制服は、おしなべて野良着みたいだしな。どうせならコスプレがいいじょ。この店の隣には「おおい」っていう、おいしい店があるのにな。(すみません。5000円もしたので凄く根に持っています。食いもんの恨みは恐ろしいですね)

Dsc_0028 ほんで、連チャンになるけど「やまぶき」に飲み直しに行ってきました。これは今朝の写真だけど、やっぱりこんな所に居酒屋があるのはおかしい。

夜はゲンジボタルが見られました。まだ肌寒いです。

Dsc_000231 ミンククジラです。やっぱり髭クジラ系は旨いです。シロナガスはもっと旨いだろうな。ちょっと量が多過ぎだけどペロッといけます。

Dsc_000764 すぐ下の谷でとれたアユ。仁淀川の本流より全然おいしい。小さいけど絶品でした。

心がホッとするな。

Dsc_000531 他のお客さんにラーメンを運ぶ大将。今日のチャーシューは豚肉を適当に焼いていました。昨夜は意外に客多し!

Dsc_0019 最後はどんぶりとワインで〆ました。支離滅裂です。食べきれんかったので包んでもらいました。

今日のメニューは別にダシとったり凝ったものはなかったけど、これが料理というもんでしょう。ビヤガーデンの食いもんはエサよね。

ちょっと飲み過ぎたけど、朝もすっきり起きられました。幸せじゃ。死ぬまでに飯食う回数は決まっているのだから、旨いもん食わんとね。


夏の御馳走。

昨日、北川村で行われた「龍馬と東部(高知県)の志士たち」という講演を聞いた帰り、ホテル「なはり」の鮪懐石”夏”を御馳走になった。講演は、維新回天の本はだいぶ読んだので物足りなかったけど、まずまずか。

映像を見ても、腹の足しにならなくてすいません。でも、写真はよく撮れてる。

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前菜、魚介と野菜のジュレ。ジャン・ジュネなら知ってるけど。

Dsc_0011_2 お造りと煮物など。かぼちゃは堅めでうまかった。

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鮪とトマトの変わりソウメン。

Dsc_00153 Dsc_0018にぎりはいつも付きます。

お品書きにはなかったけど、”南”のやや濁り酒。Dsc_0016

長白鮪、ズッキーニ、茄子のパン粉焼き。Dsc_0024

デザートの三つ豆。

全部じゃないですが紹介しました。夏用のメニューですが、気候もまだ涼しく、冷製のものが多かったので、熱燗をガンガンやりながら頂きました。懐石って本来、飲みまくるもんですよね。

最後はコーヒーで〆て幸せ。でも今日はちょっと二日酔いです。


初夏の味覚

2週間ほどUPが遅れました。正確には春の味覚でしょうか。

Dsc_011633 山菜の天ぷら。芋もあるけど。

Dsc_011868 キスやコチも天ぷらになります。

Dsc_011922 高知県以外はイタドリをあまり食べないようですね。私は大好きです。生でも食べられますが、甘辛く煮つけます。皮を剥ぐのが、ちと面倒です。

Dsc_0124 鯉を小さくしたような海の魚。名前は忘れました。

Dsc_0125 ウルメイワシの刺身。これは釣ってきたものですが、今の時期、港の近くであれば大きなものが一匹30円くらいで手に入ります。もちろん凄くおいしいです。

明日よりの名古屋、食いもんは期待できそうにないので、昨夜は「やまぶき」でカツオを食ってきました。

今夜も刺身が食いたいです。チャンスがあれば名古屋の食をリポートします。でも残念ながらネット環境にはいないと思います。マクドで出来んのか?


初夏の食卓

最近は、おいしいものを頂いても、残念カメラがないことが多い。画像のある分、ちびっと紹介します。Dsc_0001
ニガニシ。その名の通り甘いけど苦味があります。だんだん巻貝もおいしくなってきました。

Dsc_0003 アジもおいしいですね。今一の場合はフライがよかろう。

宇和島はこのアジが美味くて安いそうだ。三崎のアジだろう。これを九州の漁師が釣ると関サバ、関アジになる。

Dsc_0005 ガシラは全体の3分の2が頭ですな。2度揚げして頂きます。

Dsc_001066本来すごく高価な土佐ジローの焼鳥です。「やまぶき」のメニューですが、近所の農家から直接仕入れているようで安いです。(まさか、イタチみたいに夜襲してないだろうな)淡泊ながら旨味もあります。でも量が多過ぎ。

そうこうしているうちに、今夜の宴のお呼びがかかりました。カメラを持って出かけましょう。


お国自慢。

Dsc_0025 いきなりですが、右は我”いの町”の肉屋で作られている焼肉のタレです。

先代の焼肉屋から受け継がれています。野菜炒めにも使えますし、キャベツにたらしただけでも、立派な酒の肴になります。

酒場放浪記にも登場した「とんちゃん」には実際、キャベタレなるメニューがあります。

左は、四万十市の醤油です。ここの製品はどれも旨いのですが、写真の刺身醤油は甘口ですが、カツオとか赤身の魚にはよく合います。うどん汁や煮物に使っても、コクが出て田舎風なおつな味に仕上がります。

両者に共通するのは、真っ当で健康的な素材を使っているということでしょうか。市販のものはどうしても、得体のしれない混ぜ物の味がします。どちらも450円位ですがネットででは買えないと思います。

ゲッ!今調べたら、マルサ醤油は買えるみたい。