トルコ旅行2010一覧

石板のブックマッチング

盤を半分に切り割って、本を開くように拡げ、剥ぎ合わすのをブックマッチングと言います。

木目は、ほぼ左右対称になります。

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イスタンブールのアヤソフィア。西暦360年完成。

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ほーら、このように大理石でも使うんですね。現在は巨大な丸鋸で挽くんですが、当時は人力の手鋸を使ったんでしょうか?

右のスキンヘッドのお兄さんが、変な顔をしているのは、私がカメラを構えたので、急停止してくれているんです。ありがとう。

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ほんでこれは、同じ回廊にあるイミテーション。ボードにペンキ塗りです。写真では分かりにくいけれど、実物は一目瞭然です。右下、剥げてるし。

何代目かのスルタンが、自分ちのテーブル用に剥がしたのかもしれません。



トルコ木工事情

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たとえ、旅の空にあっても、木工のことを片時も忘れたことはございません。日が暮れると、すぐ忘れますが。

残念ながら、トルコにおいては、あまり参考になるものはなく、たまたま木製の土産物の工房に行き合わせたのですが、本当に粗末な機械で製作されていました。

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ガラタ橋近くには、道具屋が軒を連ねていました。“マキタ”ショップのお兄さん。イケメンです。

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サンディング関係の道具は多いようです。板金用かな?

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コンクリートとレンガの家ですから、内装と、ちょっとした造作にしか木材は使われません。

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製材所です。乾燥地帯ですから、灌木程度の丸太が多いです。驚くべきことに、バンドソーは屋外に設置されていました。

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見ての通り、鉄筋は僅かですので、地震には耐えられないと思います。滅多に、地震はないのでしょう。

木工の需要があれば、トルコに移住してもよかったのですが、どうやら無理なようでした。

* 最近、どうも画像が変だと思っていたら、縮小する際、J-PEG じゃなしに、GIFで保存しておりました。


名店セリム・ウスタ (後編)

昨夜は、自転車で1分の近所のフィリッピンパブに行って、2回も延長したので完全に二日酔いになりました。

にもかかわらず、本日は格調高い?グルメ記事です。

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キョフテ屋のセリム・ウスタはイスタンブールにいる間、結局4回行きました。内、一回は満席で入れず。

キョフテというのは、ネットで調べてみましたが、肉団子という訳が一番当たっているような気がします。ここのは、皮なしソーセージに近いです。正確には、ナッツとかでも、とりあえずなんでも、団子状にしたものは、キョフテと呼ぶらしいです。

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店内は、白で統一されていて、有名人来店ののサインや写真が厭見なく展示されています。ウェイターも感じがいいです。上等な定食屋ってな感じです。

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2度目に、グリーンのスープを頼みました。ビックリしました。かつて、こんな美味しいスープをすすったことはございません。お豆のスープですが・・・・・このためにトルコに出掛けてもいいような。3リラです。

前菜メニューは、このスープと松の実入りのピラウだけです。

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サラダは、このお豆が敷かれたタイプとの2種類です。全く、単純なのですが、なんか有難いんです。パンに塩分が含まれているせいか、トルコではドレッシングのようなものを見かけませんでした。レモンをたっぷり振りかけます。

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メインメニューはこのシシカバブーとキョフテの2種類です。足しても引いてもない、肉の味がします。それだけのことですが、やっぱ、旨いジョー!

でも、焼肉屋のカルビーなんか食べ慣れている人は、実にガッカリすると思います。

このお店では、殆どの人はキョフテの方をを注文しているようです。後から、ボーイがテーブルを回って辛子をのせてくれますが、味は殆ど豆板醤です。

デザートに、甘味があるくらいの、メニューの少なさです。皆さん、食うことに集中しています。

ここは、まさに名店だと思います。親しみやすい雰囲気ですが、料理には命懸けてるって気がします。近所にあったらいいににな~。


最後にアタテュルク空港で更新

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只今、空港の不明な接続を見つけて、更新しています。離陸まで1時間しかありませんので、焦ります。

今朝は、晴れ間が覗きました。夜半に雨が降ったのか、空気が澄んでいます。

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ミニクルーズをしてきました。

ボスポラス海峡は、流石に色々の規模の船が通るんですね。

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いい感じですかね?モニターが小さいので、全然判りません。

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最後にふさわしく、下ネタです。市内の公衆トイレです。中央にオモチャの魚の泳ぐ、水槽があります。料金は場所によってまちまちで、0,75~1,5リラ。

高いと、無理にでも、大きい方をしたくなりますね。おじさんのように足は洗わないしな。

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エントランスです。ここは、0,75リラで、これだけ楽しませてくれれば、満足です。

しかし、個人なのか公共なのか、どのように運営されているかは、判りませんでした。


朝飯の問題

トルコ旅行で問題となるのは、朝食だと思う。

殆どのホテルで、朝食が付いている。安ホテルでも、ゆで卵くらいは付いていることが多い。出来れば、ホテルの朝食はパスして、地元の大衆食堂の朝食に挑戦したいものだが、決して、もったいないというわけではなく、ホテルの朝食が結構おいしいのだ。

やっぱり、パンが旨いせいか?

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ピクルス類は豊富です。チーズやヨーグルトも。暖めた料理は少ないけれど、これがいけるんですね。食後のスイーツもあります。

日本の、どれ食っても同じ味がする、バイキングとは大分違います。

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今のホテルは、蜂蜜とジャム類だけで、この品揃えです。

夜もたらふく食べているので、朝は控えたいんですが、普段から朝食はたっぷり食べますので、ついつい、食べ過ぎてしまいます。

かといって、昼飯もちゃんと食べないと、何のためにトルコに来たのか分かりません。大分太ったような気がします。

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一方、ロカンタでの食事ですが、そんなに美味しくはないような気がします。このように下から常に加熱してあるわけで・・・・料理にもよるとは思います。”おでん”もそうだからな。

だから、おでんみたいな、汁物を選択した方がいいです。

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今日は、貧乏旅行の原点に帰り、きっぱりホテルを出て、ボスポラス海峡のフェリーにでも乗ってみます。

ほんで、スイーツのお土産でも買うかな。帰ったらグショグショなっているかな。

ウルトラ甘いんですが、私は日本の上品なケーキより、こちらが好みです。


トクカプ宮殿

本日は、トルコに来て初めて、冬らしい冷え込みとなりました。雨もぱらつきましたが、傘がいるほどではありません。

トルコの冬は雨が多いと聞きましたが、結局、降られる事はありませんでした。

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このようなバックパッカーは、最近は、あまり流行らないのか、殆ど見かけません。しかし、考えてみるに、トルコは、ヨーロッパからは眼と鼻の先で、先日の、ドイツ人なんか飛行機で2時間なんで、2泊の予定で来たと言っていました。

彼から、英語でコメントをもらったんですが、書くのは中々出来ません。

大型バイクのフランス人と話をしたんですが、彼女とタンデムで、東欧を含め、4ヶ月かけて回っているそうです。日本人が北海道にツーリングに行く感覚でしょうか?

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トプカプ宮殿は言わずと知れたスルタンの居城です。広いです。音声ガイドは借りた方が楽しめます。

調理人だけで、1200人もいたそうです。今は遺構が残るだけですが、大きな池もあって、小人を水遊びさせて、眺めて楽しんだそうです。まるで、熱帯魚やな。

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建築よりもタイルが素晴らしいです。焼き物好きにはたまりません。でも、岡山の博物館の方が、品揃えは豊富な気がします。

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あちこちに、ペンシル型の構造物がありますが、暖炉のようです。やっぱり石のお城は、どこも寒いんやな。

宝物館は、もうゴテゴテのお宝ばっかりで、見所はありません。そういう点から言うと、茶の湯の擁護者だった信長は、天才、クレイジーで卓越したリーダーだったんですね。

やっぱり、宮殿の見学も3時間近くかかりました。

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ほんで、その後、飯食ってから、地下宮殿を覗く。鯉や金魚が泳いでいました。

トプカプ20リラ、ハレムは別料金で15リラ、音声ガイド20リラ。地下宮殿10リラ・・・・・仕事とはいえ、結構物入りです。全体に数年で、2割がた値上がりしているようです。

本日は、3時にホテルに帰って、ゴロゴロしていました。

私は、通常旅行の際は、1週間に一度は、ホテルで引きこもって、洗濯等をして過ごします。今回はノンストップでしたので、休養です。トルコはそれだけ過ごし易いのでしょう。

明日の24時発の深夜便で帰りますので、もう、ちょっと落ち着きません。

夜遅くまで、ウロウロするのは疲れるので、一泊ホテルを延長しようかと考えています。若い頃の貧乏旅行では考えられないことですが、どうしようかな。

いつでも、帰国が迫ると 「お家に帰りたいモード」 に突入します。


ちょっと、一息。

朝のブログの更新が億劫になってきました。起きるのが遅くなってきているから・・・・。

しかし、これでは帰ってからがつらいので、早寝、早起きにしなければ。

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丘の上の新市街には、昔懐かしい、チンチン電車が運行しています。

よく見ると、上には妙なキャラクターが・・・・。

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どうやら、携帯電話の会社みたいです。トルコは、いや世界中そうなのでしょうが、老若男女携帯しています。バスに乗っても、どこにいても、着信音が聞こえます。

でも、公衆電話使っている人も、たまにいるから、ホッとします。


トルコ国立考古学博物館

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また、宿替えをしました。今度は、やっと普通の宿です。しかも、オフシーズンだからか、以外に安かったです。はじめから、ここにすればよかったな。

ガイドブックを頼りにせず、自分の足で探しましょう。部屋を見てから決めましょう。

普通の西洋式のバスタブで、ちゃんと”栓”が、あります!

でも、妙にちぐはぐな部分もあり、ホテルの意味が分かってないような気はします。

荷物は、小さなザックひとつです。お土産とかを入れる余裕はありません。

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昨日は、ウサギ一匹で、このスタイルの商売をしている、おじさんがいて何だろう?と疑問に思っていたんですが、アメリカ人の鴨が来て、判明しました。

兎か鶏をチョイスして、おみくじを選んでもらうんです。アホやな。多分、日本語版はないと思います。木工で、飯が食えなくなったら、やってみようと思います。結構、イベントとかでは受けそうです。兎を飼うのは大変なので、鶏を借りるか、モモを仕込みます。

モモはお利口なんで、うんと御礼をしないと働かないと思います。ああ、そろそろモモに会いたい。

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本日は、国立考古学博物館に行ってきました。11時半に入館して、ちと、お食事タイム、やばいかな?と思っていたら、広くて3時間もかかりました。最後は、勘弁してくれと言いたくなりました。ミュージアムショップでの食事はこりごりですし。

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おそらく、傑作や完品は、イギリスとフランスに持っていかれて、お寒い状態だと思います。でも、それなりに楽しめます。大理石彫刻にも凡作があることを知りました。皆が皆、ミケランジェロじゃないんですね。

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骨董屋みたいに、掘り出し物を見つけ出す楽しみもあります。素焼きの灯火器など、普通は見られない、地味な展示もよかったです。

ここも、フラッシュと三脚の使用以外、撮影は自由で、研究者には有り難いです。しかし、著作権はどうなるんかいな?

こういう楽しみ方は、美術を専攻していたから出来るのであって、親に感謝せねばなりません。

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ヘトヘトなったので、ガラタ橋近くの、イェニ・ジャーミィで休息。少し、寄付。

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ほんで、近くのエジプシャン・バザールをブラブラしました。

でも、土曜日なんで人出はすごい。

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最後に、ガラタ橋付近の夕闇時のショットです。拡大出来ます。

本日も、よく歩いたわ。


モスク巡り

ホテルのロビーで更新中です。朝9時半です。

イスタンブールは暖冬なのでしょうか、日中TシャツでもOKなくらいです。しかし、コートを着ている人もいて、不思議です。

アンダーをパンツ代わりにしていたんですが、暑いので、昨日スーパーで、200円のパンツを買ったら、すごぶる良いのでまとめて買って帰ろうかと思っています。

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昨日はモスク巡りでした。と言っても、トルコは大小様々のモスクだらけです。

まずは、スルタンアフメット・ジャーミィです。1616年の創建ですから、比較的新しいです。ここは、イスラム文化を理解してもらうためか、入場無料です。しかし、礼拝の時間はだめです。

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この廟が別名ブルーモスクと呼ばれるのが、なんとなく分かりますね。この写真はクリックで拡大出来ます。

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靴を脱いで、上がります。歩き疲れた足に気持ちいいです。日本人はほっとするな。カーペットに腰を下ろして、見上げていると、何時間でも過ごせそうです・・・・・・こういう時間を楽しめるのが個人旅行のいい所です・・・・・実は居眠りしていました。

バックパッカーにとってモスクや教会、寺院は、疲れたときの絶好ポイントです。身も心も休まります。 メキシコでひどく消耗して、教会に入ったときが忘れられません。

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この写真、ちょっと前まで、お父さんがローアングルでカメラを構えていて、シャッターチャンスだったんですが、カメラのことを忘れていました。俺はカメラマンじゃないしな。

じつは、回りに家族の方がいたので、遠慮もあったんですが、「何してんのよ!早く撮って」てな、感じでした。このへんの判断は、難しいですね。

旨く撮れていたら、素人写真コンテストで一等賞だったと思います。

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おじさんが祈っているのは、商売繁盛かな!?

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次は、お向かいのアヤソファです。最初の創建は紀元360年です。ここは、入場料が20リラで、ちとお高いような気がしますが、中に入ると、度肝を抜かれる思いがします。

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まず、エントランスが素晴らしいです。ちょっと、紹介し切れませんので、省略します。

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歴史を感じさせますね。

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フロアの照明は幻想的です。ロウソクだったら凄いだろうな。

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支配者が何度も変わったので、塗り込められていた、モザイク画が一部復元されています。

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猫ちゃんの登場で、今日はおしまい。