先日、西日本の、あるお客様の所へ、納品に車を走らせた。楽しみにしていたのは、その方が、木工品や李朝もののコレクターで、見せてくれるそうなのだ。
バンダジに囲まれた部屋で、角張りの箪笥や、小箱、文具などなど、「いいですね~!」を連発していると、取って置きの酒器があるというので、出てきたのがこれです。
白磁の酒器といえば、両側に耳のついた、あれかと思っていましたが、手のひらに載る大きさで、西洋アンティークと見まがうような形。でも李朝です。モダンです。やっぱり李朝は、なんでもありですね。
私は、李朝の古い図録は何冊か持ってますが、こんなのは見たことがありません。珍品というには、美しいです。薄いところは1ミリ位しかありません。鹿のほかに、おどけた龍、亀、金魚なども描かれています。
陶芸のことはさほど詳しくはありませんが、削り出したんでしょうね。それにしても柄のユニークさはたまりません。まあ、実際、酒を飲むもんじゃ~ないような。それとも、王様クラスは使ったんでしょうか。
現在、5千万だそうです。俺ならもっといくけどな~。中国人がどんどん金持ちになっていますから、楽しみですね。「なんかパッと見は、結婚式の引き出物みたいですがね~」ひとこと、言っておきました。
もうひとつ、スケールの大きな話。先日、電話機の子機の一つがこわれて、修理に持ってゆくと、1万円前後かかるとの事。価格ドットコムで調べると、今使ってるのと同じ、子機2台付の電話機が1万円という。
もうそれにしようと決めて、念のため、子機を数回、床に打ち付けつけると・・・・・・・治りました。とても幸せ。
皆さんも、いざというときは、是非やってみて下さい。