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友遠方より来る

昨日、北九州の木工家、西岡泰心さんが、因島への出張のついでに立ち寄ってくれた。泰心さんは、今年還暦だそうで、友達というより、偉大な先達、師匠です。ただ、モノ作り同士あんまり年の差は感じません。Dsc_007735

真面目な仕事の話、情報交換をする。泰心さんのような”大身”でも、昨今は不景気なそうだ。

高知市内の居酒屋も考えたが”やまぶき”へ。泰心さんの写真に懐かしさを感じる木工家も少なくないと思う。

Dsc_0071 相変わらず、ここのカツオは素晴らしい。普通なら4人前はありそう。

Dsc_007898 泰心さんは土佐人も驚く”魚食い”でカツオを平らげた後、マグロのスキ身を注文して(これも4人前はある!)完食。ホルモンも食う。ホルモンの時はワインを注文した。

Dsc_0083 昨夜は、キャンプはせず、代行で帰りました。ショールームでリンゴとミカンをアテに飲み直すことに。

午前様になりました。6時間以上飲んでました。

Dsc_0088 巨体の泰心さんが、座ると座イスは流石にチッチャイ。御大に失礼だけれど、寝るだけなので宿はとらずに、ショールームで寝てもらうことにしました。

うーん、このオッサンは巨体だし、俺が映画監督だったら藤枝梅安をやらせてみたい。イメージぴったり。

旅先でおいしい朝食をとるのが好きとかで、宇和島市の朝だけのうどん屋「やまこ」の話をすると、その気になって、今朝、暗いうちに出発されたようです。2時間以上かかるのにな。

夕方電話がありまして、無事「やまこ」に到着したけれど定休日だったんで、宇和島で一泊して明朝再挑戦するつもり。ついては、今夜の美味しい居酒屋を教えてくれだって。

やっぱり変わっているのかな、おうちに帰りたくない事情でもあるのかな。


ギアナ高地で大冒険!

連休中、久々の海外旅行でベネズエラからギアナ高地を目指した。テーブルマウンテンとも呼ばれ、コナン・ドイルが『失われた世界』の着想を得たといわれている。

テーブルマウンテンへの上陸は厳しく規制されていて、役人やパイロットへの賄賂はなまなかのものではなかった。

Dsc_0495_2 独自に発達した植物が面白いです。モニュメントみたいですね。ヘンリー・ムーア。

Dsc_0209_2 ムーミン谷はこんな所でしょうか?

Dsc_0139_2 ここは、お花畑のようでした。でも、ちょっと変な匂いがします。

Dsc_0138_2 同行したU校長は、ちょっと危険な状況です。

「油断すると、カッポリやられる」とガイドが言っていました。

Dsc_0518_3 夜になると、こいつらは歌うので、キャンプではちっとも眠れませんでした。

Dsc_0271_2 アレアレ?

3000m級のテーブルマウンテンの後ろにまだ山があるぞ。

Dsc_0270_2 ナンジャコリャ~!!

『夢の森』って日本語で書いてるやんけー!しかもタイヤも捨ててるしー。

実は“しもなの郷”の橋の袂のちっちゃいギアナ高地でした。

その気になれば、近所でも結構大冒険を楽しめます。チャンチャン。

なんか最近、真面目にブログやり過ぎ。本業に響くわ。


チリメンジャコ

Dsc_003933 10日ほど前、県東部の海岸に行ってました。

太平洋とは思えないくらいのベタ凪です。めったに見られません。

注意深く見ると、2隻がペアになっています。シラスパッチ網漁だと思います。

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こんな感じ。時期としては遅いので別の魚を狙っているんでしょうか?

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遠くに見えるのは室戸岬です。やっぱり海はいいわ。


輪抜け様

やっと、ココログが復活した。デジタル技術は脆弱ですな。しかし、もう離れられんしな。

Dsc_0025 そんなんで、一昨日の話になるんですが、近くの杉本神社の輪抜け様に行ってきた。

なんか、こう余計な飾りが多くていかん。輪抜け様はシンプルな方がいいのにな。

Dsc_0033 テキヤもこう不景気じゃ、やってられんな。実際、俺の個展と同じで、会場の設営、交通費、人件費、出てないんじゃないの。

経済を考えると夢が無くなるけど、寅さんも草葉の陰で泣いているだろう。いや「ファイトー!」って言っているかな。

今夜はお客様にお呼ばれしているので、これから風呂入って出かけます。あんまり飲みすぎるなよ。


中村の夜を攻める (後編)

Dsc_014031 ほんで、今夜の居酒屋は友達お勧めの「貝のおんちゃん」 流石に、カーナビの検索でも1件しかヒットしませんでした。

その名のとうり、魚介類が中心です。

Dsc_0144 これは、大将お勧めの「おぼそ」という魚。私も初めてで、後で漁師に聞いたら形は「カツオに似いちゅう」とのこと。

確かに、マグロとカツオのアイノコのような味か。旨い! けど早く食べないとすぐに身が弱ってきます。

Dsc_0145213 酔っていたので気が付きませんでしたが、後ろ姿の美しいお姉さんですね。しかも「貝」とは!ウ~ン??

「貝のおんちゃん」は赤銅色の一癖も二癖もある親父がやっているのかと思っていたら、私より一回りも若いスマートなお兄さんの経営でした。店も清潔で繁盛していますが、妙にそこんとこが期待外れでした。

Dsc_0153 飲む店が非常に多く、どこも雰囲気出してます。こんな店で、餃子で一杯やるのも乙ですね。

Dsc_0160 なんか、この店なんかママチャリがなかったら、ブエノスアイレスみたいじゃないですか。

お客さんは結構いて、閑古鳥の鳴いている高知市とはえらい違いです。若者が多いのも特徴でしょうか。不思議じゃ。

Dsc_0163 いつもよりより酒を過ごしてしまったが、中が見えて安心だし、よさげな店で入ってしまう。

どの店も工夫してるけど、気取ってないというか。嫌味がないというか。

Dsc_0166 手前のお嬢さんが相手をしてくれたので、カクテル2杯も飲んだな。

ゲッ!オメーも飲んでるやん。酔ってて全然気が付きませんでした。大分いってましたな。

中村の人は親切なんですが、酔っ払いも、気配りが出来て感心しました。古い街だからおっとりしているのかな。

そんなんで、こりゃ~しばらく研究出来そうです。楽しみがまた増えた。

でも翌朝は二日酔いでした。気分は悪くなかったんですが。何とか7時から海に入ったけど、サーフィンは二日酔いでは出来ません。ちびっと反省しました。


中村の夜を攻める (前篇)

先週は座椅子の製作の追い込みをしていて海はお休みしたので、今週は土曜の午後から入野松原に出かけた。

写真は日曜日の朝です。土曜日の午後は雨で、波のサイズは胸くらいあったが、面が荒れてるし、折れ方は良くない。それでも6時まで波乗りして、今宵の宴の準備とする。

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どうも居酒屋「8の字」もマンネリなので、今夜は中村(現 四万十市)にまで足をのばしてみることにしました。車で10分程です。

中村市の中心部は、土佐一条氏によって京都に模して作られていて、土佐の小京都と呼ばれています。

途中、サーファーもよく利用する「平和の湯」があるが、そこはディープな旅を模索する私としては……カーナビのお世話になる。一っ風呂浴びて繰り出すつもりです。

ありました、中村温泉。ちょうど街の中心部だ。

Dsc_0121_2 しかし、なんかすごいところにあって、隣のパチンコ屋に車を入れて、人に聞いた。

アパートというかマンションの一階にあって、ミニ「沢田マンション」みたいです。

Dsc_0122入口から、窯焚きの様子が見られる銭湯も珍しいのではないでしょうか。

今日、サーファーN氏の話では、トラックに薪を積んで行ったら、半額にしてくれたそうです。

Dsc_0133 丁度、常連さん達が出た後で、貸切でした。殺風景で刑務所の風呂を思い出しました。

番台のお姉さんに、近所で一晩車を置けるところを聞くと「いっそのこと四万十川の河川敷に置くとよい」とのこと。

Dsc_0137 有名な赤鉄橋の下に車を置き、ちょっと遠いのではと思ったのですが、そこは小さな町、歩いて10分弱でネオン街?に辿り着く。

途中もいい感じで、おのぼりさん気分です。

続きはまた明日。


モノ造り、異業種交流。

名古屋からの帰り道、宇治の平等院に寄ってから、京都在住の鍛鉄作家の“高橋正治”さんを訪ねた。

彼が6,7年ほど前、高知大丸で個展をしてからの付き合いで、お互いに酒飲みであることと、製作に妙なこだわりがないところが、気の合う部分でしょうか・・・・・ね。

別荘地?の一角にあるアトリエ兼住居にお邪魔して、泊めてもらうことに。高橋さんは、夜の街とは違って、割合早く就眠され、奥さんが相手をしてくれました。すいませんでした。

Dsc_0108 製作の中心となるエアハンマー。足元のバーでコントロールします。基礎の部分には深さ2mくらいまでコンクリートが埋まっているそうです。

Dsc_0112 スルメを延ばすなんてわけないです。木の杭は、衝撃を吸収するためか。

ちなみに、杭打ち機には、緩衝材としてカシの丸太の輪切りを使います。

Dsc_0114 高橋さんはこのような小さなものから、店舗外装、インテリアまで幅広く手掛けています。

なかなか、お互い簡単には、飯は食えないよね。

翌日、すぐ近所のガラス作家”荒川尚也”さんを紹介してくれるというので待っていましたが、工房の新人の歓迎会で明け方まで飲んでいたらしく、出発の昼になってもお目覚めになりませんでした。私もこの方のコップは宴会用に揃えています。またの機会にお願いします。

やっぱり、男は旅に出んといかんね~。でも、泊める方は迷惑じゃろーな。


平等院鳳凰堂

名古屋からの帰りに、宇治の平等院に寄りました。本尊阿弥陀如来座像と壁に掛っている飛天を見るためです。

Dsc_0085_2  鳳凰堂は10円硬貨でおなじみです。両翼は貴族が酒でも飲むのかと思っていましたが、階段もなく、廊下もなく独立した建物です。楽士が梯子をかけて登ったとも言われています。2階は天井が低く背が立ちません。

まあ、どちらにしてもこの世の建物とは思えません。

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正面の対岸から、御本尊の顔が拝めます。

Dsc_0061 建物のあちこちには、木工の参考になりそうな意匠が見られます。

Dsc_0091 これは、1万円札に印刷されている有難い鳳凰ですぞ。

資料館も充実していて、52体の飛天も大変面白かったです。(現在は雲中供養菩薩像と呼ばれる)

すぐそばを流れる宇治川は、ダムの直下にも関わらず堂々とした流れで、驚きました。陰陽師的には、鳳凰堂の成り立ちとかかわりがあるのでしょう。

次回訪れた時は、そのあたりもふまえて、周辺もゆっくり散策してみたいです。


名古屋まとめ。

名古屋初日は、早く着いたので、搬入の前に名古屋城を見学しました。Dsc_0002

でかいです。残念ながら建物は大戦で焼けてしまったためオリジナルではありません。

Dsc_0012 内部の資料館に展示されていた鍔。今年撮影したワラビのモチーフが使われています。

Dsc_0023 この石は加藤清正が上に乗って「ワッセワッセ!!」と運ばせたと聞いていましたが、史実とは違うそうです。

Dsc_0033 肝心の展示販売会はこんな様子です。

Dsc_0042 手羽先の唐揚げで有名な「世界の山ちゃん」飲みに行きました。

Dsc_0050 皆さん幸せそうな顔をしています。

ビールピッチャーは久々に見ました。飲み放題¥3000は安いです。

でも、来年来る時には、もっと研究してディープな世界を目指したいです。


名古屋スーパーカー事情

長かった 大規模グループ展も昨日でやっと終わりました。今日は積み込みや、片づけをしていました。都会の激安ウィークリーマンションの生活は、田舎でのびのび暮らしているものにとって苦痛でした。今回、仕事はパッとしなかったけど、来年の春、今度は名古屋で個展をすることが決まりました。やれやれ。これが唯一の収穫。

明日から、甲賀、奈良や京都に寄り道しながら帰ります。これは、営業を兼ねているのですが、本当は一目散に帰りたいです。疲れました。でも、田舎に行けば回復するかも。

ところで、名古屋は流石「車の街」です。3台に1台はスーパーカーです。本当です。下が証拠写真です。Dsc_00570001

奥に止まっているのが私のハイエースで、手前はランボルギーニです。この車、後ろ半分はエンジンで“エンジンを運ぶトラック”と思って間違いありません。

交差点では、ゾウリムシみたいなフェラーリがピョコピョコ跳ねながら、右折していく光景がよく見られます。