今日は色々たまっていたので仕方なく仕事をした。
「木工道具・機械」一覧
実は「土曜の晩は入野松原でキャンプをするから、家に帰らず直接来い!」と塾長に言われていたが、体調がすぐれなかった。
たまには本業の木工の話。
天板のアリ組は直角にレーザーで切り出してから、
レーザーで雌型のデータをそのまま利用して作ったテンプレートを使い、トリマーで軽くさらって完成。多分、人間国宝より完璧。
と言いつつ、手作業も多い。棚板は厚さ6ミリ。ホゾ幅は3ミリ。ミクロの決死圏やな。
ホゾはかなり緩めに作っていますが、こんだけ多いと組み立ては難儀ですね。
困難を考慮して12時間硬化の接着剤を使います。投光器は温度を上げるため。
このボディープレスは10ミリ厚のアリ組でさえ完全に押せません。一度外してハタガネで締め直します。まあ、強力過ぎてぶっ壊れるよりいいかも。
いずれにしてもこの機械がなかったら箱物の組み立ては一人では困難。そして何度も言うようですが美人の助手が2人いたらその方が良い。
いつも通り、上品に完成。
棚板の隙間は45ミリしかないのでオイルを塗るにも手が入りません。布を棒に巻き付けて塗る。手間はかかっても書類入れじゃ~大枚請求できないのが残念な所です。でも、このお得意様は面白い仕事を発注してくれます。
小さいので普通の宅急便で本日発送した。
倣い加工機アドバンス2
新作の倣い加工機稼働しています。
ウッドパドル・加工前。
あっという間に・・・でもないけど完璧に加工可能。
バキュームマウントもマキタの掃除機、ボリューム2で十分固定されます。
加工する物によってべニアの上蓋のみ取り換えればよいです。
矢張りノッチはあった方が良い。鉄を加工するのが面倒なので今回は桜で製作。色分けしないと次のステップが分からなくなります。
初代のグリップは直線でしたが・・・・・・
握りやすいハの字にした。これだけでも結構面倒くさい。暇だから出来るともいう。
バランスをとるために無垢の丸棒を付けました。加工物によってスライドさせて圧を調整できます。また振動を抑える働きもある・・・・・・かどうかは不明。
アームの剛性もまあまあ。UPするためにはフレームも補強する必要があるだろう。
ハッキリ言ってパドルの注文もそうないだろうし、その都度手作業でやった方が金も時間も節約出来るのですが、分かり切った作業を鉋やベルトサンダーでズーズーやるのは気が滅入るのです。まあ、他にも使えるしな。
出来てみれば単純な機械ですが可動部分のある機械を委縮した脳で考えるのは大変なのですよ。まあ、行き当たりばったりなんですけど。
・・・・・・で、台風どうかな?
失敗作
トランプの滅茶苦茶が際立ってきました。どうなるんでしょうかね~。
ここへきてアベちゃんの支持率UPとか。ホントかよ?なんか、戦前の雰囲気に似て来ましたよ。まあ、生まれてないけど。歴史は繰り返すと言いますが、もう兵器が違うからヤバいな。
倣い加工機・アドバンス完成しました・・・・が、重大な欠陥があることが判明。元々、海外のメーカーのパクリだから完璧と思っていましたが、コの字型アームに根本的な欠点が!今まではアームが長かったから顕著でなかった。でも、妙におかしいとは思っていた。椅子の座刳り等では殆ど現れません。
Z軸を追加すれば解決しますが、軽く動かすには滑車とバランスウェート・・・・と大掛かりになってしまいます。
単純に縦型、から横型に変更するのが簡単そうです。
もともと知恵が足りない上に、痴呆間近なので勘弁してほしいです。でも、こういう頭の体操は痴呆を遅らせます。でも卒中で死ぬかも。
新型倣い加工機の製作
最近毎日のように夜半雷が鳴る。ユキちゃんがベットに上がって、ぴったり張り付いて来るのは暑苦しいけど我慢できる。でも、耳元で「ハーハー!」するので眠れません。モモもそうでしたが人間の耳には全く聞こえない場合もあります。
便利に使っている自作の倣い加工機。大分稼がしてもらいました。
何しろ軸はホームセンターで売っている安っすいステンレスパイプ。スライダーは木製。
でも、この精度の悪さが適度な手作り感を生むのである。
分解するとコンパクトになる設計。
しかし、精密加工には向かないし、欠点もあるので新しいマシンを考え中です。
今度のはY軸は2本で、X軸は直径30のソリッドとかなりオーバークヲリティーである。
インカ710バンドソーの修理
サーフィントロフィーを先方に送ったら、一部に誤字や破損がありました。もう送り返して貰って修正する時間がないので、新たに作って送ることに。トホホ。『壊れ物』シールをベタベタ張って出したのに、クロネコも荒っぽいな。こういうものは2重の梱包が必要ですね。
夕方、便利に使っているインカのバンドソーの修理をした。
ちょっとの部品を外すのに、えらいこと分解しなくてはなりません。
刃が奥に行くのを止める「セリ」を固定する本体側のネジ山がバカになってしまったのです。アルミで出来ていました。やっぱそれはいかんじゃろ。この細いバンドソーはこのセリがないと全く役に立たないことが今回分かりました。
少し後ろに下穴開けて、慎重にタップを切ります。
木工始める前から持っていたバッタモンのタップダイスですが結構役に立ちます。まあ、木工機械、鋳物が多いですからね。
鋸カバーの切り欠きも延長する。
鋸カバー、最初はここまであったのですが、それでは刃先が見えづらく作業性が悪いです。
タップの問題で、貫通穴になってしまったが、またバカになった時使えます。
今日は一日雷が鳴ったので、ユキちゃんが足元から離れませんでした。
ついに、
本日は週中日のスポーツデイだったので、増水した仁淀川でSUPした。瀬がトロ場になっていたりして面白い。全体に増水している時の方が遊べます。
ずっと殆どボランティアでやっていたサーフィン・トロフィーですが、ついにまっとうな注文を貰いました。やったど~!
型紙はillustratorで作図して、レーザー加工機で切り出しています。これを正確に手作業で切り出すのは意外と面倒です。
ロッカー(サーフボードの反り)がなかったら簡単なんですけど。その定規もレーザー加工機で作ります。
今回、回し引きのバンドソーに問題が発生したので、リッピング専用のバンドソーに25ミリ幅の刃を付けてみた。
この刃は20年以上前に買って一度も使っていませんでした。なぜなら「セリ」の調整が面倒だから。やってみたらそうでもなかった。まあ、緩いカーブなら普通に使えます。
数が多いので、昨年入れた横型サンダーがなかったら大変でした。何でも道具が物言いますね。