木工一覧

アリ組

夕焼けが美しかったが、犬の散歩をしている間に終わっていた。

体調は回復しつつある。

段違い棚の木地が完成。時間掛り過ぎ。もう難しいことは考えられないし、眼も悪い。年金で暮らしたいが死ぬまで無理じゃろう。

右が楠で左がケヤキ。楠の白いのもいいのでオイルで仕上げるか検討中。ガッチリ組んであるので踏み台としても使えます。でも、もし、壊れたら・・・・・また買って下さい。

アラレ組だと2方向から締めなくてはいけませんが、アリ組だと1方向からで良い。割と便利なものですね。

「くだらん!」と言っています。何でも枕にするな。


困った。

トランプは~、クルド人見捨てて撤退したり、イスラエルの入植を認めたり、無茶苦茶やな。今だけ・金だけ・自分だけの典型ですね。香港の一国二制度を支持すると言われてねえ。香港人も本音では苦笑いしているのでしょうね。

またまた、ここからはセコイ話です。

私はクロネコと宅急便は契約しているので安く運んでもらっていますが、以前は契約料金で運べたものが、ちょっとサイズオーバーだとヤマト便になってしまう。

左のフロアスタンドを昨日お願いしたら、ヤマト便でもサイズオーバーで運べないという。もう、アマゾンに特化しているのだろうか?田舎のクロネコは比較的暇なので運びたいが、本部のお達しなのだという。こういう特殊な形状のものは自動選別機に載らないのだろうか?

仕方なく家財宅急便に頼んだが何と1万円!やってられんわ。佐川・西濃などは段ボール箱に入れなくてはなりません。しかも値段はそう変わらん。右のSUPパドルも同様です。1キロ位しかないのにな。

ちなみに先日の和紙の原料を入れる通い箱、風呂桶の3倍の大きさで、重量400キロ。岐阜県まで運んで8千円だそうです。法人間の輸送としても違い過ぎます。

運送会社をあちこち当たって検討する必要がありますね。


レーザ加工に向く樹種

今度床屋に行ったら「おすべらかし」でお願いしますと言ってみよう。多分しばかれるか丸坊主にされると思う。

棚の木地の準備が出来た。木地の厚さは12ミリ。試しに焼失分と木殺しを考慮して、データで11.5と11.3ミリの穴をレーザー加工機で開けてみた。

用意したのは楠とケヤキです。ケヤキは個体によって比重に凄くばらつきがあるのですが今回は一般的なもの。やや重めなケヤキは失敗だったかなと思いました。

予想に反して楠は出力100%・6mm/Sでも切れません。もう一度繰り返すと火災を起こした。これでは使えません。

ケヤキは思いやられるなと思っていたら、何と6mm/Sで余裕で切れました。木殺しして11.5の穴にドンピシャ!

計ってみたら比重は楠の1.4倍ありました。

どうもよく分からない。楠は独特の光沢があるので光線がはじかれるのか?「木の反射率」でググってみたらそうでもないな。波長に関係があるのか?

流石に「レーザー切断と樹種の関係」の文献は見当たらなかった。レア中のレアだからな。これで杉と楠は向かないことが判明。楠は脂があるのでしつこくやると火事になる。せっかく用意したから、切れなかった部分は糸鋸でトレースしよう。


天地の問題

昨日は精出して仕事をしたが、本日はまた調子が悪い。しかし、新作の模型を作ったりと、それなりに仕事をした・・・・程でもないんですけど。

大工さんは柱を本来木が生えていたように立てます。反対にするのは逆柱と言って忌み嫌われます。まあ、元の方が硬いので理にかなっている。宮大工なんかは東西南北まで生えていたように設置する。これにも理由があります。

大工さんは見た目ですぐどちらが元か分かるという。建築用の柱は長いので分かり易いのでしょう。しかし、私は分かりません。

木工の場合、使用するのは元に近い部分で材質も比較的均等です。長さ2mだと全然分からない。例えば箱を組む時は天地より木目を考慮して組みます・・・というのが普通だと思います。

この場合は枝が出ていたので明白ですね。

ところで、私は生えているように材を立てかけたのですが、ネットで調べてみると材木屋は下から湿気を吸うので天地を逆さまにするのだそうです。ホンマじゃろう~か?まあ、昔からそうしているので根拠はあるのでしょう。

この話は掘り下げるときりがないので此の辺で止めておきます。

もう廃業しましたが、近所の古い印刷屋は立派な木造建築ですが、大黒柱が逆柱だそうです。だから事あるごとに、ご近所は「逆柱だから・・・。」と噂しておりました。しかし、何十年も続いたので大勢に影響はないのでしょう。


下ごしらえ

「桜を見る会」の名簿は全てないと言っていたのに、全て残っているとか。

これでは、中学生が小学生の首をカッターナイフで切りつけるのは普通の世の中と言えましょう。

しょうもない仕事で角材が要るので、栃の大柱を解体して取ることに。一人で10秒なら運べる重さ。身長が1cm縮んだ。

中は大分傷んでいるだろうと解体したのですが上等だった。でも、新たに材料を買うより倉庫の材を消費しないと・・・あの世には持って行けないし、あの世では木工は絶対やりたくない。ハスの花弁の上でおねえちゃんにお酌してもらいます。

暇なので東西に立てかけてあった、朴を倉庫にしまうことにした。

台車に載せて運ぶ。

耳や使えそうにない所はバンドソーでCUT。燃料になります。

年寄りなのでなるだけ軽くしたいし、耳の部分は鋭角で手が痛い。何度も動かすのでなるだけ持ちやすくしておいた方が良い。

この車は本当に便利だな。

明日は粗乾きの済んだこの楠を解体して立てかけます。立てかけると狂いは出やすいのですが、積んでおくと「リン(空間を開ける横棒)」に接する部分が腐ったり変色することがあります。

長い事、風雨にさらされると干割れは避けられません。節や芯の周りの割れは深いですが、他は数ミリです。


RAY4の床

本日も真面目に仕事した。明後日が祝日とは知らなかった。まあ、自営には関係ないけど。

幅は挿入できる限界の1140。杉板は長さ2000ジャストだったので、勿体なくハシバメを入れて2枚取れるようにした。これは結果的に良かった。一般の方には分からないと思いますが。

中央の凹みはタイヤハウスを逃すため。型紙を作って測定。

床の形状に合わせています。後部座席の座り心地を優先させるとフルフラットには中々なりません。設計者も苦しんだことでしょう。

喜んでくれた親子。無垢材ですからコンパネと違って気持ちいいです。夏涼しく、冬暖かい。ヒノキでもいいのですが、かなり重くなってしまいます。今回は5年ほど乾燥させた杉を使用。

下に引き出しを作ろうとしていましたが、今回は間に合わず。納車はまだ先だそうです。


何でも、

サーファーの友達がRAV4を買うので床をフラットにしてくれと頼まれました。

これは代車。本日、丸一日格闘したが、完成出来ず。

やっぱりサーファーの友達が「友人がイタリアンレストランを開店したのでプレゼントに何か作ってくれ。」

若者だから低予算。オーナーもサーフィンをするそうで、サーフボードのオブジェのような物とか言うが・・・・それはいかんやろ。オリンピックの種目にもなったけど、湘南ならいざ知らず、一般人にはならず者のイメージは強い。

コレクションの中からボッチリの小品を探してきて、額装した。これならトイレに飾っても良い。こういうプレゼントって本当に難しい。

裏もしっかり作ってます。若者の心意気に負けた。

彼らが経済的に豊かになって、家具をオーダーしてくれる頃には・・・・・・・死んでいると思います。


漆かぶれの観察

ご報告を忘れていましたが、わたくし、昨日で満60歳となりました。

漆かぶれは私の適当な数値ですが、2割の方が非常に敏感で、黄汁が出て包帯を巻かなければいけないような重篤な状態になります。また2割の方がかぶれにくいです。私は普通の6割に入ると思います。ただ、現在は耐性が出来てかぶれにくくなっています。

これは李朝三段棚を作った際、横着して半パンで作業して、生漆が付着した。すぐには透明に近いので気付かず、翌日漆が黒くなって、慌てて拭き取りましたがもう遅い。漆は放射能のようにすぐには症状が現れません。

3日目、膨れて来ました。私はもうかぶれにくい体質になっていますが、原液がもろに付くと誰でもかぶれます。

5日目。耐性が出来るとそんなに痒くはありません。

最初の頃は、指先に漆が付いた場合、どんなに灯油などで洗浄しても、その指で触った柔らかい部分はかぶれます。(指先の指紋の部分はかぶれません。)局部はどうしても触ってしまいますので、痛痒い。熱いお風呂に入ると「効く~!」

12日目。3度ほど皮は剥けました。

本日、一ケ月経ちました。

漆かぶれはどんなに酷くても痕が残るようなことはありません。

耐性が出来るまでは2~5年はかかると思います。漆の仕事をする女性の子供は最初からかぶれないとも言われます。かぶれについてはまだまだ面白い話があるのですが面倒なので止めておきます。


押し売り

本日も34℃。外に出て「ああ、同じ34℃でも秋めいて涼しい。」と思ったのは最初の1分だけだった。

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李朝コレクターのAさんから「刑務所作のケヤキの座卓が臭くてかなわんから何とかしてくれ。」と電話がありました。確かにケヤキは臭いです。ヒノキや楠が爽やかな匂いに対して、嫌な臭いではある。バンドソーで挽割る時は確かに臭いですが、そんなに匂うものなのか?個体差があるのかもしれません。しかし、塗装品というし、どうしてじゃろ?

現物を拝見すると、表面に干割れが出来て、どうもそこから匂いが出ているようです。研磨して再塗装することに。

片道1時間のドライブに、刑務所作の修理だけで引き下がるわけにはいきません。

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このモダンバンダジを持参して見てもらいました。「面白いな。」で即決。大分お勉強はしましたけど。Aさんは義理堅いので修理だけでは申し訳ないと思ったのでしょう。

ウ~、俺はひょとして商売のセンスがあるのか?だったらこんなに苦労しないし、そもそも木工なんてやってない。

それにしても今年の売り上げは最悪で「暖簾に腕押し」「馬の耳に念仏」・・・・・何だっけ?適当なことわざは。アッ!「焼け石に水」だ。

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帰りに河口をチェック。7,8人がレギュラーに入っていた。

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私は無人のクソ波・グフィーによっぽど入ろうか迷いましたが止めた。どこに入って来るか分からんし。よく見るとレギュラーも同様のクソ波じゃった。

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フライヤーが一番いいかも。鐙(アブミ)のようなものがアクセルなのか?


モビールの制作 その2

福岡の孤立した病院に向かう自衛隊のゴムボートに大きな旭日旗が立っていました。かなり違和感を覚えました。暴走族みたい。そんなことする暇があったらさっさと出発せんかい!作業にも大変邪魔だと思うのですが。官邸からの御意向があったのだと思います。クソ下らんな。

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釣り下げのレイアウトを決めます。

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今回レストランに設置なので安全を考えて金具を使わずシンプルに穴あけ。ワイヤーは直径1ミリ。

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上のニッパーではワイヤーは切れなかった。ピアノ線ならOK。

下の金切りばさみならスパッと切断できます。

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アルミのリングをカシメます。

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重心を探るのに作った治具。グラインダーを固定する金具に木ネジを取り付けました。よれて今一でした。

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天井から吊るしてみた。

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まあ、いいんじゃないでしょうか。

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額装も完成。搬入の日まで掛けておこう。

これはちょっと失敗。フレームの幅が広過ぎ。久々にやったので勘所を忘れていました。