木工一覧

オマケ

仕事のキリが悪いので、海にも行かず仕事をしていた。夕方、河SUP。

CDラックの撮影をした。斜め前方からも照明を焚いた方が良いだろう。

何か、妙に粒子が荒い。

ブックエンドならぬ、CDエンドをオマケとして付けた。


製材(木取り)

本日も少し仕事をした。

デスクの制作のために倉庫から山桜を運んだ。これは予備の盤。今回製材したのはこの板の裏でもう少し幅広です。もう、持つのが辛い。台車をかまして搬入。

搬入後は立てて歩かせて動かす。モアイ像も歩かせたという説があるが、地面にめり込むとは思う。

所定の位置で切断してから、辺材や小口を取り除く。

ムラ取りした後の厚みは85ミリ。

4枚に割って19ミリで仕上がった。これは非常に優秀!

通常、割れば乾燥度合いや内部応力等で多少は反るのだが、今回は全くなかった。最初の盤から残ったのは3/5位かな。鋸屑や鉋屑でどんどん消えます。製品になるのは1/4ないだろうな。

マヤ文明で言えば「ジャガー神」でしょうか。


厨子

先日制作した厨子。お客様がUPしても良いと言ってくれたので・・・。

なんとのう、和洋折衷な感じです。

上品な縮み杢。下部の開閉用の穴は安直なようで、上部とのデザインとの兼ね合いを色々考えた末の事です。本当です。

アリ組。

上部の箱は落し蓋になっています。

シンプルだけど力の入った制作になりました。


塩地材

たまには木工の話。

秘蔵の柾板。シオジという材になる。タモによく似ているがもっと上品です。もう、市場には出回らないし、判別できる人も少ないと思います。

目が込んでいるので比較的軽い。テーブルにするつもりでしたが、最近その注文は殆どない。死ぬまで持っていても意味がないので、今回の注文で使うことに。

ちょっとした箱物ですが、材料は結構必要です。6面を覆うから。

削ると上品な縮み杢が現れた。祭器のような注文なのでこれ以上のUPはありません。

まだ、共木の塩路はテーブル一台分は残っていますので、テーブルの注文・お待ちしています!


一杯。

今朝は-3℃を下回った。しかし風もなく寒くはなかった。

反り板のテーブルで晩酌して練習(試用)しています。中々に具合が良いですが、平皿を端に持ってくると傾きが気にならないこともない。

錆漆を入れて目止めしたので拭き掃除が圧倒的に楽になった。


李朝文机出来

今朝は今季初の積雪を観測した。

何故か?山には雪は見られず。

入野松原の定点カメラ。流石にサーファーはいない。

出来上がった角丸の文机。明日発送。

どちらもブックマッチングで左右対称です。

現在濃い色だが、3か月もすると右くらいになります。その後はあまり変化はない。


雛形があると楽。

土日仕事をした分、本日もダラダラと仕事した。いかんな~。

今回の文机はほぼ同サイズの在庫があったので各部の寸法は僅かな微調整で済んだ。一々図面を残していない場合も多いので助かります。天板に対して脚のサイズや取付位置は中々に難しい。

今回のお客様は天板は角丸を指定。モダンでやさしい印象になりますね。最初は15Rで取ってみましたが、やや中途半端なので18Rとした。下端を面取りしても印象は変わります。いい加減なようで結構気を使っています。上端の面取り幅も細心の注意が必要です。

室に入れて後5回塗ります。今回はパーツで拭き漆をしますので幾分楽です。


漆の注入!

本日は午後から大風であった。

デスクと薄板座卓の一回目の拭き漆が完了。一回目は吸い込みが激しいので、大量の漆が必要で時間もかかります。平面でないのでヘラを使っても簡単ではない。明日からは冷え込むので2回目は乾きにくいだろう。

デスクは板が薄いので左右に5ミリほどユラユラする。実用には問題ないけど、天板下に補強を入れても良かったかも。

薄板座卓の貫の処理。漆の拭き上げに往生しまっせ。


契りの加工

今朝は0℃台だった。風はなく寒くはない。夕方の散歩のほうが手袋が要った。

室温も13℃と低かったので朝からストーブを焚いた。暖まるまでタイムラグがあるのが難点ではある。でも暖かさはエアコンとは比較にならない。

昨日6年間の宮仕えの厚生年金の証書が届いた。「え~!こんなに貰えんの?」と小躍りしそうになったが、よく見るとそれは年額。残念ながら電気代にも程遠い額でした。やっぱ、会社員出来る方は、その方がお得ですね。

でも、鬱になったり自殺するならとっとと辞める判断をしてほしいですね。

段々厳しくなってくる契りの製作。だってもう目が見えないんですもの。今回は表裏から2個ずつ入れました。

照明や専用眼鏡で何とかカバー。それでもミスるが元々ナンチャッテ木工なので問題ない。


杉材

今朝は4℃台であった。昨日は石鎚山に積雪が見られた。

前に書いたようにAVラックは杉である。表面は自動カンナで削りっぱなし。塗装もなし。これで十分ではないでしょうか。中央にも仕切り板を立てるかと考えましたが、厚さは28mm、テレビもさほど重くないので天板が垂れる兆候はなし。

杉材は名人クラスでないと手鉋はかけられません。当然私には無理。軽い桐よりも遥かに困難です。

以前、ランダムサンダーでサンディングしたことがありますが、材に研磨剤を取られて、あっという間にペーパーはツルツルに。

そんな訳で杉は家具には適さない、或いは困難な材なのです。

一人で3階に上げたのであちこちに傷。商品ならこんなぞんざいな事はしません。

通常、角は面取りします。でないと堅木では手が切れてしまいます。杉だと触っても特に必要は感じません。自分用なら割と手がかからず便利だな。