「木工」一覧
暑いです。こういう時はあんまり根を詰めて仕事をしてはいけません。
川縁にビーチパラソルを出して読書をしたいですね。
現在、お茶道具の注文があります。
お道具は、時々ギャラリー経由で制作しますが、直接注文を頂くのは大変珍しいです。
なぜなら、お茶をやっている方は保守的な方が多いからです。(というか、殆どは普通の婆さん。)どれだけ真剣にお茶をしているかは疑問。
私のような者に目を付けて注文してくれる方は稀です。
ボヘミアン的に自由にお茶を楽しんでいる若い方もおりますが、ボヘミアンはお金がありません。
椿をくり抜いて、手鉋で薄くして、茶筅筒の完成。
左の在庫品は内径30でしたが、お客様の要望で35で制作。
確かに茶箱手前でも、茶筅は大きなものでシャカシャカやらないと美味しくない。
ゆきちゃんが来たから、工房はエアコン入れっぱなしです。でも、夜は涼しいので動いていません。
桐材の机
本日は昼前から晴れになり洗濯をするべきだったと悔やみました。
あべちゃんは集会の自由も規制するようですから、悔やまないように選挙に行きましょう。
お得意様が洋裁に使う裁ち台を桐材で作りました。なんだ、ちゃんと仕事もしてるじゃないか。
当初、固定式を検討していましたが、使わないときは結構なボリュームになるので解体式に。十分安定していて普通の机として使えます。
このように片付けられます。
本当はX脚にしたかったのですが、足元がまぎると反対されました。
桐材は思ったほど軽くもなく、また重くもなく、
このような製品には良いですね。
このような製品には良いですね。
ただ、丸った使えると思ったら、意外に節とか多し。まあ、普通に樹だからしょうがないかも。
和紙張りの椅子
本日、3時から仁淀川にパドボーに行ったら、天気は雨、虹、晴れと目まぐるしく変わりました。
下り、流れに身を任せ仰向けに寝ていると、トンビが気持ちよさそうにソアリングしていました。鳥とはいえ、彼らも幸せを感じていると思います。
和紙塗装したシェルチェアーがやっと完成しました。
和紙の成分をガンで吹き付けます。
と言うのはウソであります。
全体を24ピースに分け、それぞれに型紙を作り貼り付けてゆきます。ホゾ穴部分は乾燥後カッターで欠き取ります。ご苦労なこっちゃな。
結構精密に出来ています。
かなりの高等技術で、普通の人はあちこち和紙が付きまくって癇癪を起すと思います。
組み立てたら毛羽立ち・汚れ止めのドーサ液を2度塗りして完成です。
苦労したけど売れるとは思えんがな。
汚れるんじゃないかと心配する方もいると思いますが、ファブリックのソファーもあるようにさほど気にしなくてもいいと思います。大和のりで張っていますので張り替えも可能です。
灯台下暗し?
いよいよ梅雨らしくなってきました。気温が低いのでさほど不快ではありません。
ドーサ液を作るのに必要なミョウバンを、どこにしまったか分かりません。いつものことです。パソコンに入れておけばと後悔します。
しょうがないのでネットで画材屋に注文。少量だし価格も安いのでメール便で送って貰うことに。3日経っても届きません。他の仕事をするも、妙に落ち着きません。
ミョウバンて、薬局なんかで売ってるんじゃないかな?
ネットで「ミョウバンは何処で売ってる?」と検索をかけると「スーパーの漬物用品コーナーにあります。」だって。
あった。「ナス漬用」と書かれています。100円でした。
スーパーから帰るとメール便が届いていた。嫌がらせか!
ネットの利用もよくよく考えてしなければなりません。ちなみにモノタロウでも売っています。
欧州と日本のデザイン
本日は二日酔いでしんどかった。3日連続で飲みに出ていました。
先日買ったラメロとマキタの振動ドリルケース。
スイス製・ラメロのランチケースにも使えそうなデザインに比べ、マキタは職人然とした雰囲気です。
まあ、ラメロのビスケットカッターは現場に持っていくことはないでしょうから、あくまで梱包材です。板厚は薄く、すぐ割れそうです。
マキタの箱の中身は 振動ドリルですので 実用一点張り。上面にビットを収納する小物入れが付いています。しかし、同色の半透明の蓋がかえってダサい。まあ、文句を付け出すとロゴのデザインも気になってきりがありません。質実剛健なイメージは分かりますけど。
ラメロはロック機構も可愛い。
こういう遊び心が現在の日本人には欠けています。