めっきり寒くなりました。
松の一枚板のダイニングテーブルを求められたお客様に、ベンチを作りました。
松の一枚板はまだありますが、幅広の板からベンチを作るのは勿体ない。
似たような色味の山桜で製作。
厚さは28ミリですが、山桜なら貫を入れなくても、2人掛けならは殆どたわみません。
シェーカースタイルのテーブルに合わせて、ごくシンプルな作りです。
今日はこれから配達して海で一泊の予定です。
めっきり寒くなりました。
松の一枚板のダイニングテーブルを求められたお客様に、ベンチを作りました。
松の一枚板はまだありますが、幅広の板からベンチを作るのは勿体ない。
似たような色味の山桜で製作。
厚さは28ミリですが、山桜なら貫を入れなくても、2人掛けならは殆どたわみません。
シェーカースタイルのテーブルに合わせて、ごくシンプルな作りです。
今日はこれから配達して海で一泊の予定です。
機密保護法案なんてのが本当に成立するのかな?バカと阿呆が権力握り始めるのは大戦前と同じですがな・・・・・・・大丈夫かな。
話は変って、どうも年が越せそうにないので個展をやることにしました。高知のお客様にはDMが届いていることと思います。
11月14日(木)~17日(日)10:00~17:00 ショールームにて。
もう、個展も23回目となっています。
如何に売れてないかの証明でもあります。
写真も段々と安直になっています。でも、それなりにまとめるのは上手。
今回、洒落で裏面もカラー印刷にしました。と言っても郵便ポストに朱を入れただけです。
昔は大変なコストUPになりましたが、時代は変って殆ど値段は変らなくなりました。
長期在庫品は「SALE」しますのでよろしくお願いします。
たまには木工の話。
ダイニングテーブルを製作中。
体調が回復すると仕事がはかどります。どうせグズグズするのなら九州に湯治にでも行った方が良かった。
脚は材料の関係で栗にしましたが、水拭きすると導管が真黒になりました。
どうも新しいウエスに鉄分が混ざっていたようです。栗のタンニンと鉄分は激しく反応します。一皮剥いたらなんとかなりました。
栗のタンニンを抜くのに早川謙之輔さんはプールを作って漬け込んだそうですが、あまり現実的な方法ではありません。
私も、風呂桶で実験しましたが厚さ1㎝の板ですら水を替えながら一ヶ月かかりました。軒下で5年程風雨にさらしてみましたが、これでは材も相当傷んでしまいます。
栗はオイルで仕上げると、独特の渋い落ち着きのある風合いで好みなのですが。最近は市場にも滅多に出て来ません。
*拭き漆で仕上げる場合、矢張りタンニンが悪さをするのか乾かないことがよくあります。
先日の三朝温泉。時間があったので温泉に入った後「三朝美術館」に行ってみた。
そこはもう美術館ではなくて、町営?のバイオリン工房・資料館になっていた。事情は知らないが、なんとなく想像はつく。
裏板はメープル、表は松と大体決まっているそうだ。持ってみると国産カエデの半分位の比重。重い材は寸法安定性が悪いし、響かないのだろう。
先に凸面を削って、裏を仕上げるのは木工全般に共通です。当たり前か。
やっぱり治具が欠かせません。
専用クランプの数々。
道具が仕事をするのは、どの世界でも同じですが、物が決まっているだけに無数に必要なわけではないようです。
弓製作の展示。
楽しませてもらいました。お薦めの居酒屋も教えてもらったし。
実はアートキャンプで泳いでから風邪気味でした。というか、夏の疲れが出て来ているのかもしれません。明日には回復しそうです。
当ショールームには炊事場が併設しておりまして、昔は“練習”と称して出来上がった座卓などの使い勝手を試すため、お客様を招いて宴会をしていました。
しかし、在庫も増え、剛毅なお客様も減り、宴会は自宅でするようになりました。
他に事情もあって、この“木製流し”は本日解体し、冷蔵庫も電気屋に引き取ってもらいました。
シンクの左側はそのまま、まな板になるわけで解体された鯨や大王イカはいざ知れず。
収納していた食器類も洗いました。
画面に写っているのは殆どがお得意様よりの頂き物です。
流し部分も木製ですが、収縮を考えて組んであるため5年くらいは水漏れはありませんでした。でも、使わなくなるとダメですね。
大雨の時は吹き降る場所にありましたから、べニアは剥離していました。
骨材は栗で、良い状態でしたが、べニアを止めるため仕上げ釘打ち機を多用していたため、再利用は諦めました。全て冬の暖房用となります。
なにか、一つの時代が終わったような気がしました。
昨日は久々の納品でした。政府は景気は上向きだっていうけど、来年あたり本当にやっていけるのだろうか。高知の田舎では大変だ。販売に力を入れていかなければならないだろう。
大河ドラマの岩崎弥太郎みたいに、外出するときは体に家具をくくり付けて歩くかな。でも、竹籠みたいに軽くないしな。
昨日のお客様は気前がよくて、いつものように釣りは要りませんでした。私のお得意様にはこんな方が結構いて、大枚せしめた挙句にご祝儀まで頂く図々しさです。
しかしね~、こうじゃなくちゃいかんのですよ。今の世は何事もゆとりと言うものがなくなりました。ご祝儀握って夜の街へ繰り出して芸を磨くわけです。まあ、“フィリピンパブに巻き上げられるだけ”とも言う。あげくに二日酔いで仕事が出来ないし。
何の話か分からなくなりました。
*最近は「五輪より原発処理、震災復興が先じゃろ。」なんて評論家がネットに掲載すると「何で水を差すんじゃボケ!」っていうコメントが多いみたいですね。なんか戦前みたいになって来たなと親爺が言ってました。