木工一覧

山桜の長椅子

明日はユキちゃんを迎えに行けそうです。

朝の散歩はないのにやたら早く目が覚めます。「何でもないようなことが、幸せだったと思う~」って、ホントですね。

山桜のテーブルに合わせて背もたれのないベンチを製作中。こっちはグッと華奢です。

前後・左右に貫を入れるのはテクニックを要しますが、強度もUPするし、佇まいが品良くなります。

慣れれば苦になりません。仕事に集中して考えないようにしているのではかどります。


拭き漆

仕事がプチ一段落して雨もあがったので夕方川SUPトレーニング。気持ち良かった・・・・が、バカ犬がいないので淋しい。

山桜の大テーブルの拭き漆が2回目終了。順調です。

漆の乾きが極端に速いので天板は3回に分けて塗り・ふき取りをします。プロは油を少量まぜて乾燥を遅らすというが私はまだやったことない。

もうちょっとです。

明日は犬を迎えに行けるだろうか?


いろいろ。

クソ忙しいので海に行かず仕事をした。健康に悪いな。

でも自営業は稼げる時に稼がないと先は分かりません。

山桜の薄板テーブルが売れた・・・・のはいいが、お客様が少し低くしてくれとの事。先端が半円状になっているので簡単ではない。手鋸で荒取りしてトリマーで仕上げた。この後、漆を重ねる。

J39の張替え完成。ウェグナーの椅子以外張り替えたことがなかったので、勝手が違った。別に問題ないけど、デザイナーと工場が違うと随分雰囲気が変わる。

スーパーレッジェーラの座面が白っぽく粉を噴いたようになっていたので、Yチェアのついでにオイルを塗った。強度を保つかもしれないと思って。

厚過ぎるので下端を面取りした天板。

リフターテーブルで高さを合わせればスムーズに仮置きできます。この後、更に1mm削って良しとした。どっしりとした脚に薄めの天板が一番美しく見えると思う。ミロのビーナスもどっしりとした腰布を巻いた下半身に対し、上半身はほっそりとしています。


山桜のテーブル進行中

昨日も今日もしんどかったが仕方なく仕事をした。

テーブルの脚用に倉庫から運んできた2000×400×70の山桜は、入り皮や、

深い割れ、

腐れがあって取れるところは少なかった。この変色部分は使えない事もないが、やや柔らかくなっているので避けた方が無難です。

取れた部材に対して・・・・・・・

倍の薪が確保できました。

天板の「吸い付きアリ」いつも神経を使う。オスを少しずつ削ってピッタリを目指します!

このようにスライドして収まるのですが、アリを削るルーターマシンは1階にあり、天板は2階の作業場ですから、慎重に進めると10回以上階段を往復することに。天板を下に降ろす元気はないし。

何とかバッチリ収まった。

こんな時に限ってYチェアの張り替えも続々来る。

アリが湿気を含むのを阻止するという名目で今季最初のエアコンを入れたが、早速ユキが涼んでいた。


椅子4脚出来

朝は11℃と寒いのだが。

食堂兼居酒屋「ゆうゆう」に頼まれている椅子。カウンター椅子は酔っ払いが壊さないよう貫も太くしている。

水性ボンドで組みたいのですが、12カ所のホゾをそれぞれちょっとずつ差し込んでゆかないと組めません。木殺しているので悠長な事していたら途中でホゾが固まってしまいます。仕方なくエポキシを使う。

木地完成。

塗装も済んだ。

前のもクリーニング。座面はヒノキのようですがこんなにも茶色くなるかな?何を使ったのか思い出せない。


ミラクル 3つ

近所の柴雑種のマロンちゃんはユキが通ると激しく吠えたてるのですが、雨の日は小屋から一歩も出ず無反応。

座椅子が売れたので段ボール箱を探していたら、ハイエースのエアコンの箱がジャストサイズ!縦横高さ5cmほど余裕がある。こんなことは滅多にないです。

そして、先ほど私の創作料理を食べたユキちゃん。ご飯粒×2はこれもかなりレア。

山桜の一枚板でテーブルの注文。死ぬまでないと思っていたが。

一部表皮を残してバランスよくなるように切断。

こんなもんかな。幅はMAX840ぐらい。

丸太の時、フォークリフトの爪で突いたのだろう。残念な傷。他の桜で接ぎ木しようと思う。


文机と置き床

ショック療法のおかげか今日は「まし」でした。

先日のアリ組の文机の延長でLOWシリーズの制作。

これだけ小さい契りは製作が大変なのでレーザーで切り出します。

と言うか、小さ過ぎて穴を刻む道具もないので角は彫刻刀を使います。もう遠近両用メガネでは墨線が見えないので拡大鏡を使います。よく考えたら穴もレーザーで掘るという手があった。次からはそうしよう。

実際に割れているので表裏から留めます。エンピツの印は裏側の位置。重ならないようにします。

本日大中小と木地が完成しました。


反り板の文机

夕べは普通に酒飲んで寝たが、夜中の3時に酒が切れたのか、麻酔が切れたのか痛くてたまらずとんぷくを使った。

研磨の済んだ鋸目の文机。

この部分は安定させるため1~2mmほどすき取っています。

何てことのない単純な形ですが、角の面取り、鋸目の残し具合とか神経を使います。

角の面取りは漆の場合はオイル仕上げより気持ち多めにします。反射率の違いからです。ちょっと「ダル」なぐらいが丁度良いです。

一回目の拭き漆が終わった後、毛羽立ちを研磨。きちんと水拭きして研磨していても毛羽立つこともあります。

また毛羽立ちを取らないまま漆を塗り重ねることもあります。

本日包帯をした指で2回目の拭き漆をした。

さて、これで終わりにするか or 後4回塗るかは数カ月放置して、漆が透けて来てから検討しよう。


反った板で、

本日もだるい。「木の芽時」というやつでしょうか。仕事もしたけど雑用を済ませた。

座の生活が消えたので座卓は売れないけど、何故かウルトラライト文机とかは人気がある。まとめて作ろうとしています。この反ったケヤキ板は色々脚の形を考えていたがアリ組の板足とするのが一番良かった。反った板のアリ組は初めての試みです。

両テーブルスライド丸鋸・バンドソー・糸のこ盤とか便利な機械を駆使します。

反った板に垂直に切れ込みを入れるのに定盤を延長した。

まあまあの精度で出来ました。微調整して締め込めばピッタリ収まるだろう。鋸目を残して漆で仕上げるので多少難があっても問題ない。

木工は~、30年やってまあまあの仕事が出来るようになります。


テレビ台

今日もしんどかったが仕事はした。

温泉宿からテレビ台も頼まれていた。先方からはA案で依頼を受けていたが、宿はリニューアルしてモダンな和室ととなっている。これではなんか取って付けたようだし、古臭い。B案でさりげなくテレビというのが良いのではないかと提案したら受け入れられた。

本日家財宅急便で発送。

液晶テレビは意外に重かったりするので板厚を20㎜としたが私が載ってもビクともしない。16~18㎜でも問題なかった。やっぱり薄い方がモダンに見えます。