木工一覧

怪我の功名?

先日、Yチェアを6脚張り替えた。個展も近いのでお断りしようとも思いましたが、貴重な現金収入だし、3日間無心に作業したら逆に頭がスッキリした。手はパンパンに腫れましたけど。

椅子の張り替えは荷物の開封やら梱包、発送と色々と大変です。楽な仕事はありませんね。

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6本脚のシェーズロングの本体がやっと出来上がりました。

檜をオシャカにしたので材は栗。10㎝延長したのでかなりデカくなった。それでもコルビジェよりは小さい。

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運びやすいように穴を開けました。

わざわざ手間のかかる部分に開けたのはデザイン的理由から。しかも持ちにくいし。

スムーズにHEを排出出来ます。か?

脚の穴の角度が間違ってなければいいのですが。


チューニング

グーグル・クロームでのブログのUPはやりにくかったけど、エクスプローラーより便利になっている。

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2年前に作った前方階段箪笥・・・・・・まだ売れてません。
通常、薄板の扉は1年もすると縮むのでピッタリに作っていたら、全然縮まない。それどころか梅雨時になるとビクとも動かない。木の動きはなかなか読めません。
そこで、扉を削り直しました。
それから、この箪笥は“帯鋸仕上げ”で、ラフな感じを出すためにあえて、拭き漆は2回で止めていたのです。というか、もう面倒になったから。
でも、どうもダサクサ過ぎて良くありませんでした。半日かけて、マスキングをやり直し、3回漆を重ねました。
写真では分からないと思いますが、見違えた~。
落ち着きが出て、マッシブ感が増しました。これなら売れそう・・・・・・・な気はしませんが、銀座の個展に持って行けます。
脚立にもなります、うーん、どこにも売ってないことは確かです。
*クローム、やっぱりダメみたいです。

比較

金融緩和で株価が上がったとか言ってるけど、数字をいじっただけでなんとかなるなら、朝から晩まで汗水たらして働かんでもええわな。まあ、そんなに働いてないけど。

不景気がいかんのか?電気もいらんし丁度いいと思いますが。逆に、なんで景気が良くないといかんのか。

もう、八方塞なのだから、それに正直に対処した舵取りをせねばなりません。っま、漢字の読めない人達には理解出来ないでしょうが。

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張替えに来たYチェアがあったので記念撮影をしてみました。

名作椅子と並べてみると色々反省点が見つかります。

でも、手前の2点はさほど遜色ないと思います。(ということにしといてくれ。)どうせデザイナーじゃないからいいのだ。

しかし、奥のシェルチェアーは不細工じゃな。やっぱり。でも座り心地と軽さは一番よ。

それに、珍とかミニチュアダックスみたいにわざわざ不細工な犬を“買って”飼う人もいるからな。大丈夫だと思う。すでに8脚売れたし。

ところで、最近ノーマルのダックスフントを見かけません。どうせなら、品種改良してマンモスダックスというのを作って欲しいです。


シェーズロング 2

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おばんでやす、皆様。

寝椅子の試作品、出来ております。

どうも、背の高さが足りない。コルビジェのLC4から寸法をとったのに。いや、LC4もギリギリなのです。ここを長くするとバランスが悪くなるのでしょう。馬鹿でかくなるし。でも、もう少し欲しい。

シェーズロングには枕が必要です。形は?しかし、個展までに間に合うか?ミシンは買ってあるけど。

脚は4本で十分安定します。しかし、メカニカルな感じを出すため、あえて6本にするつもりです。6本だとむしろ不都合が起こる可能性がありますが、寝椅子なんて、ないと死んでしまうものじゃなし、カッコ良くなければ売れるはずがありません。

シンプルな鉄脚も候補に上がりましたが、今回は木製で。デザイナーじゃないので一発で決定する必要はありません。


シェーズロング

燃料プールの冷却は再開したようですが、余りに危うく、果てしない作業ですね。

私は金はないので、せいぜいスキルアップして移民船に乗せてもらえるようにしよう。

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ベンディング・ジョイントでシェーズロング(寝椅子)の試作をしています。

新しいものを作るのはしんどいけど、形になって来るのは嬉しいです。

売れそうにないものに挑戦するのは、空しいけど、手をこまねいていては飯が食えません。

寝心地はハッキリ言ってイマイチです。


シェルチェアー

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実は、このひと月、シェルチェアーのダイニングバージョンの試作をしていました。

“シェルチェアー”はウェグナー他大御所も使っている名前ですがまあいいだろう。

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取りあえず、最初の4脚が完成しました。

抜群の座り心地と軽量が売りです。

しかし、作り手の立場からはもっと画期的なことが多いです。

1、製作に大して手間がかからない。小工房向きで量産が比較的容易。

2、材料が少なくて済む上に無駄が殆ど出ない。

ただし、木工旋盤が上手くなくてはいけません。横切り盤も要ります。

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座板と背もたれは連続していると考えられるので、後脚の穴をうんと後ろに開けられます。

これにより、四方転びを同じ角度に出来、製作が簡単になり強度的にも安定する。

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欠点は、少々不細工なこと。

ヤコブセンの“セブンチェアー”のように座と背がなだらかな曲線で繋がっていませんから、華麗な造形は難しいです。

しかし、小学生の女の子から

「あなたが思っている程ヒドクはない。」とのお言葉を頂きました。

*木口を継ぐのはジグザグチェアーの例もありますが、曲面で継ぐと強度も出ます。他で見たこともないし、椅子はこのスタイルをメインにしようと考えていますので、特許を取ろうと準備していました。しかし、青色ダイオードじゃあるまいし、中小の工場がまねても係争するだけ無駄と思いました。


焼却

灯油の値上がりとは関係ない薪ストーブの生活。

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でも、段々燃やす木がなくなってきた。

本日は、割れてバラバラになったケヤキ。2000×500×30㎜。多分、地獄市で¥500くらいだったもの。

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その中で、僅かに長さ50センチの材を救出した。

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木味は最高です。

お雛様でも飾るか。


材。

明日も明後日も宴会なので、仕方なく更新します。

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テーブル昨日完成しました。

これはその天板を剥ぎ合わせたところ。材はシベリア・タモの柾目。シラタは全部外しています。

10年ほど前、4立米仕入れて昨年も追加したのですが、とうとう底をつきました。この間にデフレにもかかわらず価格は倍になりました。しかも質は落ちた。

10立米買っといたら良かったんですが後の祭りですね。

多くの木工家が色の濃い外材を使っていますが、どうなんじゃろ?その感性理解出来ません。日本はやっぱり白木の文化じゃないですか。でも、漆塗って黒くなるのは全然OKなんですよ。勝手なものですね。

使い易くて、ついつい手に取ってしまうタモですが、倉庫の在庫を積極的に消費せねば。

また、杉、檜の活用も考えねばならない時代となりました。使ってみると結構いいしな。


超軽量椅子

今日も寒かった。週末には波乗り出来るかな?

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スーパー・ライトスタッフ完成しています。今、座っております。

重量1850グラム。前作より350グラム削りました。しかも背もたれは大きくなっている。でも、スーパーレッジェーラには150グラムとどかなんだ。

脚も秤で計って、比重の重いものを後脚に使っています。

更なる軽量化は可能ですが、意味がありません。プロにとっては売れるかどうかの方が大事です。まあ、ウィンザーチェアーとしては最軽量でしょう。

意外に丈夫!

体重60キロの私が上に立っても大丈夫。前脚を上げるような座り方でも壊れません。

座と背もたれはたわむので快適。柔構造なので床が狂っていても4脚が接地します。

一部改善して、定番化の予定です。重量は同等か少し重くなる予定です。

他に作った3脚は今は公開出来ません。

*後ろに控えているのは、重量を軽くする秘密のマシンではなくて、ただの加湿機です。


ムイムイ

作業で出た端材を全部焚き終わったので、倉庫に眠っている使えそうにない材を解体して燃やしています。

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今夜は桜の盤を解体しました。1200×600×60。3日分はありそう。

表面は何事もないのですが・・・・

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割ってみたらこの通り。椅子の脚も取れない。

ムイムイを養育するために、仕事をしているわけであませんが。

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木口はこう。

食い方に余り方向性はないようですね。ラインが交わることはないようですな。

ケンカしないようにかな?

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まだ、在宅中の方もいらっしゃるかもしれませんが、そのまま火葬させて頂きます。