木工一覧

明日から、おうちで個展

やっぱり体調不良はそのままですが、明日から個展が始まります。

今日は雑巾がけやらなにやら忙しかったです。

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なにしろ、不景気なもので家具も売るほどあるんですぅ~。

家具の個展は、そうそう新しいネタが出てくるわけではないので、同じ所でやるなら2~3年に一回が限界かもしれません。

でも、こんな世の中ですから、やみくもに頑張って活路を見つけてゆくしかありません。

そんなに頑張ってないと言う人もいます。


小さな大木

Tちゃんが 「椿の太いががあるけど、いらんかよ~。」と言うので

「いるいる。」と答えました。

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近所の製材に降ろしたら、番線を噛んでいるというので挽いてくれませんでした。

庭木だったそうですから、いろいろ問題があります。

元玉は直径40センチありましたから、椿としては巨木の部類に入ると思います。なんとか、人力で扱える一番細い材を、試しに自分のバンドソーで製材してみることに。

やっぱり番線が入っている。チェーンソーも切れ味が落ちます。

切り旬を外して3月に倒したそうで、虫も入っていました。

でも、取りあえず挽いてみよう。

何になるかは未定。

日和崎尊夫が生きていたら狂喜するだろうに。


秋の個展の案内

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11月3日の文化の日から5日間、2年半ぶりに当ショールームで個展をします。

DMのデザインは使い回しですが、写真は5点を入れ換えてあります。


木のトラック

やっぱり体調はすぐれませんが、ボチボチ野暮用で忙しくなってきました。

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お得意様の電車と車の好きなチビちゃんに、トラックをプレゼントしました。

子供はやっぱり業務用車が好きなようです。モデルは以前乗っていたロデオ4WD。

昔は車のエアロパーツのデザインもやっていたので、形のエレメントは心得ています。機械であらかた整えてサンダーでパパッと仕上げます。

しかし、これはこれで段取りが難しく、何度かやり直しました。例えば、車輪のセンターに穴を開けるのを、鉄鋼錐でやっていたら、木目に取られて、中心に開きませんでした。

こんな遊びをすると、大衆車のデザインを一からやってみたくなります。

奥は、自分で買ったスゥエーデン製のオモチャ。これも木製です。ボディーはサーフェイサーできちんと下地を作っているようです。加工はNCだと思います。


何事も経験!

あんまり洒落にならないトラブル発生です。

先日東京に送ったフルサイズのテーブル、階段が回らなくて、2階に運び上げられないそうです。クレーンも使えないそうです。

「だから、確認してと言ったのに~!」と言っても、それはお客様にとっては酷な話で、私の責任でもあります。

アリ組で組んであるので解体は可能ですが、シロートには困難です。

安い航空券は急には取れません。東京からの往復なら割合すぐあるのに、高知からの往復は一ヶ月先からです。意味が分かりません。不条理やな。

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いろいろ検討した結果、8ページにも及ぶ写真付きの詳細な説明書を作り、道具を送ってお客様自身で解体、組み立てを行ってもらうことに。

説明書は今後も役に立つかもしれないし、何事も良い経験だと前向きに考えよう。自営業はくよくよしていちゃ駄目です。

う~ん、でも、夜行バスで駆け付けた方が早いのかな?


遠方はチト不安。

梅雨に逆戻りしたようなお天気です。漆塗りに最適。

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先月の東京からのお客様のテーブルが出来上がりました。

1800×900のフルサイズの注文だったので、かなりでかく感じます。

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クロネコの家財宅急便に来てもらいました。

最初の頃は、新品の段ボールをバンバン使って、「こいつら大丈夫かな?」と心配していましたが、最近は洗練されてきました。

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こんな形のテーブルも面白いな。

このように遠方でも遅れるんですよ!早くしないと来年は閉店しているかも。

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送り出したところへ、近所のランちゃん登場。

愛のぺロペロ攻撃を受けました。


お手入れ

夏が最後の悪あがきをしているのでしょうか。今夜は蒸せます。

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先日、座卓を納品したAさん宅ののリビングに、ウレタン塗装のセンターテーブルがあったんで、

ウチの在庫を安くしておくから、替えた方がいいんじゃない?」

と言ったら、現物を確認して、あっさり商談成立。何でも口に出してみないといけませんね~。

「ちょっとシミがあるけど、取れませんか?」(面倒くせえな~)

でも、お客様は神様です。早速、アリ組に目違いが発生しているのを鉋ではらい、軽くペーパーをかけ塗り直しました。

ゲッ、すげー見違えた!黒田辰秋は「漆の極意は、忘れるほどほっとけ」と言ったけど、オイル塗装も時間をおいて、重ね塗りすると存在感を増します。

以前、クスノキのベンチを3年後に塗り替えた時も凄かったな。透明感が出てきます。

ムクの家具はいいもんですね。

*板の厚みが30ミリ近くになると、余程乾燥していても、5年も置くとアリ組に目違いが0,1~2ミリ程出ますね。いや、出ない材もあるな。たまにはお客さんの所へ、メインテナンスに出掛けるといいんでしょう。多分注文ももらえるし。


クォーツ柱時計

急に涼しくなったからか、屋外のプールで泳いだからか、夏の疲れか、おなかが痛くなったりして、連休中は家にいました。絶好のキャンプ日和だったのに残念です。健康が一番ですね。

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先日、作っていた箱の正体は柱時計でした。文字盤は古い時計を利用して、ムーブメントをクォーツに換えています。

薄くて、小振りな所がオシャレです。

結婚式の記念品としてオーダーを受けたものです。久々に作ってみると大変手間がかかり、参りました。前回作った時は、趣味で楽しみながら作ったのだと思います。

もう、この商品は廃番にします。もちろん、「金に糸目はつけない」というお客様は別です。でも、このご時世、そんな人はいないと思います。


ノーマルに戻す

パンツ一丁でヘソ出して寝ていたんですが、昨夜は完全装備で、布団も出してきました。

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途中、急ぎの仕事が入ったりして中断していたダイニングチェアーの一回目の塗りが終わりました。やれやれ。

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最近は、このように段差を付けていた笠木の取り付けですが、

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オリジナルに戻しました。ちょっと手間がかかるけどソリッドな感じで、まとまりがあります。

また、身長の高い人にも対応出来るよう、背もたれを2㎝高くしていたんですが、それもスタイル重視で止めました。

本来、日本の住宅事情を考慮して、極力低くした椅子なのです。日本の天井高、部屋の広さ、身長を考えると背もたれの高い椅子は似合いません。うっとうしいよな。

よっしゃ~、面倒な椅子も終わったし、制作の秋、バリバリ仕事するぞー!・・・・・・・・・・・と言っても、そう注文もないんですけど。


ナメクジ台風

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「台風一過、秋の空」とはいきません。なんとまあ、まだ瀬戸内海でウジウジしているようです。ナメクジ台風やな。

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椅子の製作は、間をおかずにやらないと、勘所を忘れて大変です。椅子ばっかり作っていると楽勝だと思います。

それから、夏に椅子を作るのはもう止めます。細かい仕事はこう暑いと無理です。かと言って、夏に適した木工の仕事はないです。小説家なら、ノートパソコン1台持って涼しい所で仕事が出来るのにな。

6月から9月一杯は、遊んで暮らすのが一番いいのですが。

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座板と後脚の勘合はバッチリです。こういう風に上手くいくことは、当工房では滅多にありません。

それでも、強度に関係する部分は、毛ほどの誤差も許されません。たまに作って精度を出すのは本当にしんどいです。