木工一覧

納品

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午後から座卓を納品に行きました。

23日までにという約束だったので、クリスマスの大宴会で使うのではないでしょうか。どこも同じですね。

スッキリ。料理や器が映えることでしょう。

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ダイニングは相当初期の仕事です。素朴でいいやな。うんと初期の椅子はホゾがスポスポ抜けましたが、これはしっかりしています。

テーブルはいい色になってるというか、汚れているというか。年明けにクリーニングする約束をしました。

乗馬フィットネス、俺も欲しいな。

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現在CDラックの製作中。割合大作になりそうです。

しんどいけど面白くもある。

ウチは、いいお客さんばかりなので仕事が楽です。


鼻枯れる。

やっと鼻が止まりました。結局3週間かかりました。だるいのも治りました。

でも、寒過ぎて仕事が出来ません。

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定番の座卓です。

通常拭き漆で仕上げますが、お客さんが、

「イヤ、イヤ、イヤ、漆なんてオッコウ(大仰)で絶対イヤ!」と身を捩るようにして言うので、オイルで仕上げました。

結構いいかも。

このように、しっかり主張すべきところは主張して、後はおまかせっていうお客さんが一番やりやすいですね。いいものが出来ます。

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裏側。これ以上ないほどシンプルです。でも必要にして十分。(製作には精度がいります)

角は丸くしていますが、安っぽくないのには秘密があります。(テクマクマヤコン)


鼻の元

しんどかったけど、今日は一応仕事をしました。

“鼻の元”が尽きてきたのか、大分ましです。

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BE-PALが突然送られてきたので「何でかな?」と思いつつも、ページをめくっていると、私の家具を発見!思いだしたジョ!

ライターの鹿熊さんが気を効かして送ってくれたんだな。

何度か雑誌に出たが、こんなマイナーなとり上げられ方は初めてです。「サライでドーンと紹介して下さい!」と何度も言っているのに、そうもいかないらしい。いい歳だしな。

しかし、若い身空で“木工”をやってる人がいますが、何考えてるんでしょうかね?私は万策尽きたから、仕方なくやってるんです。若者はロックスターか映画監督を目指すのが普通です。

まだ青鼻が出る。


上達した!

本日、夏物衣料をしまいました。

室温15℃ですが、薪ストーブに初点火しました。

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この李朝3段棚は根強い人気で、2台まとめて作りました。

久々にやりましたが、意外に簡単に作れるようになっていて、3台作っておいても良かったかな。でも、これ以上在庫を増やしても困ります。

勿論、お客さんには「凄く大変な手間なんです」と言います。

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縁を面取りしていますので、必然接合は剣ホゾになるのですが、仕口も上手になり過ぎて、面白味がありません。

でも、材に表情があるので大丈夫です。


不思議な偶然

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本日、カミキリ虫の幼虫の食った穴を埋木するために、トレーシングペーパーを出してきたら、前回、ケヤキに埋木したのと、形状も大きさもそっくりでした。

単なる偶然なのか、それとも生命の神秘を解く鍵が隠されているのか?!

ウ~ム、よくわからん。

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補修後はこうなります。

少し隙間が空いていますが、別に宮中に納めるわけじゃないからいいのだ。それに、板厚が13㎜なので、あんまりキツイと割れてしまいます。

補修個所は、漆をかけると殆ど分からなくなります。


怪我の功名

今日は、体がしんどかったけど、よく仕事をしました。

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ところで、先日頼まれた、ペーパーコードを使った椅子の試作品です。

左が最初に作ったもの。内部に段ボールが入っていて、座面の落ち込みがなく、とても快適です。居酒屋タイプ。

中央はYチェアと同じ編み方です。脚が短いのは、ストックしてあった半端な材料を使ったためです。のり気じゃなかったんですね。座面の材を限界まで薄くしました。

右が、「こりゃー結構いけるぜ!」と本気になった量産タイプ。

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テレスコピック型の脚は頼りなく見えますが、しなるのでホゾへの衝撃は軽減されます。

とりあえず、面倒だったので、貫を省きましたが、おかげで3脚まではスタッキングが可能です。

ダイニングテーブルを大人数で囲む時の予備の椅子としてどうでしょうか。

現在在庫はありませんが、よく使うタモ材でデザインしましたから、いつでも作れます。


個展は疲れる

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今日から個展です。

photoshopでウーンとアオリを効かしていますので不自然な感じがすると思います。

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この跳ね上げ式の階段は、取り壊した祖父の家から移植したものです。展示の時は広く使えて便利です。

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花は母親が生けたんですが、このぐらいなら私も出来ます。

殆ど人は来ないのですが、売り上げはまずまずじゃった。お得意様は有難いです。

いつものことながら、初日は非常に疲れます。


明日から、おうちで個展

やっぱり体調不良はそのままですが、明日から個展が始まります。

今日は雑巾がけやらなにやら忙しかったです。

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なにしろ、不景気なもので家具も売るほどあるんですぅ~。

家具の個展は、そうそう新しいネタが出てくるわけではないので、同じ所でやるなら2~3年に一回が限界かもしれません。

でも、こんな世の中ですから、やみくもに頑張って活路を見つけてゆくしかありません。

そんなに頑張ってないと言う人もいます。


小さな大木

Tちゃんが 「椿の太いががあるけど、いらんかよ~。」と言うので

「いるいる。」と答えました。

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近所の製材に降ろしたら、番線を噛んでいるというので挽いてくれませんでした。

庭木だったそうですから、いろいろ問題があります。

元玉は直径40センチありましたから、椿としては巨木の部類に入ると思います。なんとか、人力で扱える一番細い材を、試しに自分のバンドソーで製材してみることに。

やっぱり番線が入っている。チェーンソーも切れ味が落ちます。

切り旬を外して3月に倒したそうで、虫も入っていました。

でも、取りあえず挽いてみよう。

何になるかは未定。

日和崎尊夫が生きていたら狂喜するだろうに。


秋の個展の案内

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11月3日の文化の日から5日間、2年半ぶりに当ショールームで個展をします。

DMのデザインは使い回しですが、写真は5点を入れ換えてあります。