木工一覧

ちゃぶ台完成。

水曜日にプールに行ったら、えらく水が冷たく感じられた。じつは、それからまた風邪をひいてしまった。気合いが足らないとしか言いようがない。寝込むほどではないので、ずっと仕事をしている。

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ちゃぶ台、完成しました。今度作るときには、またノウハウを忘れていると思います。一応、パソコンに記憶させておこう。

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ヒノキは時々使うけど、いいもんですね。軽いので、追求すれば新しい形の家具が生まれる可能性があります。既存の西洋家具は堅木を材料として考えられたものですから。

ところで、冬場は3日も風呂に入らないと、一生風呂なんかなくてもいいような気になりますね。でももう、風邪も飽きたので、今夜はひとっ風呂浴びて「やまぶき」にでも出掛けるかな。


ちゃぶ台

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そうなんです、先日の謎のパーツはちゃぶ台の脚をキュッと固定するための板なんです・・・・・と言っても若い人にはわかりませんでしょうが。

ちゃぶ台の製作は3台目なんですが、記憶力が悪い上に、間隔が微妙に開くので、勘所を忘れてしまいます。今回も前回の図面を見ながら苦労しました。実際、構造は難しいんです。

最初に作った時は、古物屋からわざわざ買ってきて研究しました。そのちゃぶ台がどうも見当たらないのは、女の子に猫なで声でせがまれてやったのかな。男にタダでくれてやるはずはないしな。

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今回はヒノキで作りました。初回の拭き漆の直後はこんなか感じです。

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乾くと色が濃くなります。それから3カ月もすると随分薄くなります。上のものほどではないのですが。

ヒノキは鉋のナグリ仕上げが良く合います。チューカ、このやり方が慣れると、ごまかしがきいて便利です。


李朝曲面バンダジ出来ました。

Dsc_0027p 曲面バンダジやっと出来ました。

スッキリしていい感じなんですが、どうも私の木工は苦心の跡が見えないというか、軽薄というか、性格が出ています。

先日友人が来て「なんじゃこりゃ!曲がっちゅう!どうやって作った?」(竜馬伝の放送もあり、今年は土佐弁を多用していきたいと思います)と、びっくりしていました。でも、感性のない普通の人が見ても気が付かないと思います。まあ、そういう人は木工品なんか買わないので問題はありませんが。

Dsc_0014p スッキリしたバンダジとは裏腹に、工房はグチャグチャニなっております。完全に金工室と化しております。本日、片付けて木工室に戻すのに半日かかりました。

Dsc_0020p 電気溶接の“お面”ともしばらくサヨナラです。実際は後ろに見えるホースのアセチレンと酸素を使うことが多いです。

今日は、海に行きたかったんですが、大事をとって止めにしました。「やまぶき」にでも出掛けるか。


忘却の彼方に

Dsc_003666 今日は一日、マスターしたはずのロウ付けが巧くゆかず、悪戦苦闘していました。

普通、そのようなノウハウはパソコンに詳細に、場合によっては写真入りで記録していますが、ありませんでした。

終了間際に思い出し、ワードに、赤で、大書きしてやりました。まあ、もう忘れることはないだろうけど。体が覚えたわ。

Dsc_0033 こうなると、木工やら金工やらわからんわね。あまりにも手を広げ過ぎて、メモリーが足らん。

今度、銀行をやるか。


もう限界じゃ!

この一ヶ月波らしい波がない。12月に新しいサーフボードが届いて、波さえたてば、すぐ進水式が出来るよう、土日も休まずダラダラ仕事をしているのに・・・・・・。

もういけません、本日全然やる気なし。やっぱり休日は大事よ。ほんで、波乗りで大暴れすれば、心も体もリセット出来るのにな。

もう、明日あたり出掛けたいのだが、12日に中村に納品があるので明日は無理だな。3日も海にはいられないからな。でも、火曜は天気が悪くていけそうだから、丁度いいかもな。

Dsc_0001 曲面バンダジ用の金具です。

Dsc_000364 焼いて、秘密の表面処理をして、仕上がったところです。

最初のころはグニョグニョに捻じれていたもんですが、最近は特に気を付けなくても、ペタッとしています。Dsc_001266

もうひとつのタイプ。こちらはパソコンを使わずに図案を考えました。今回は釘じゃなくて、ネットで探した特殊なねじを使って固定します。

でも、きれいに作り過ぎるところが日本人の悲しい性やね。今年はその辺を打破するぞ!


筆掛け

昨日は、日本画家の注文で、在庫のラックを改造して「筆掛け」を作っていました。

Dsc_0016 完成品はこんな感じ。ペグの横の穴は、反対側のペグが畳んだとき収納されます。実用新案申請中です。か。

パカッと開くとこうなっていて、自分でも惚れ惚れする演出です、でも日本画家はそう沢山いません。

Dsc_000365 ペグの切り出しは、スキューという刃物を使います。これだけ細いと、たわむので指を添えて切り出します。

普段は比較的低回転で回すのですが、今回は最高の3000回転を多用しました。こんな時はインバーターは便利です。

Dsc_0006 切りシロがもったいないので、糸鋸で切断します。ちゅうか、手鋸を使うのはめんどくさい。

Dsc_0008 最初は下の軸径が6,5ミリのものを30本切り出しましたが、メリハリがないので5ミリに変更しました。

太い部分は直径8ミリ。長さは25ミリです。

こんなことでも妥協せずにやれば、結果は出ますし、次のステップに繋がります。

年内、まだまだブログを更新するぞ~!


帯鋸仕上げの棚

Dsc_003033 帯鋸仕上げの棚、完成しました。今は真黒だけれども、徐々に色は薄くなってきます。長年の使用でどう変わるか楽しみです。

板の厚さが1㎜前後、それぞれ違うので、ホゾは全部現物合わせです。

この厄介な作り方も3台めになると比較的スムーズに事が進みました。

Dsc_001464 今回は、一つ増やして3枚ホゾにしました。中央のホゾは意匠的な意味もあります。

当然手間はかかりますが、こういう部分を効率優先にすると、後々後悔します。

Dsc_001965 アリ組も1枚増やして6枚としました。なんでも場数を踏むと苦にならなくなります。

帯鋸仕上げは、椀の千筋仕上げのように、筋の部分に漆が溜まるので丈夫です・・・・・・・・・・・ということにしておこう。

これは、もう発送して、今日は別の製品を仕上げました。本年、仕事終わり!

酒ばっかり飲んでるわけじゃないで。今年は12月だけ忙しかったな。

明日は一泊するつもりで海に行きたいのですが、波はフラットなのだそうです。


糸鋸木工

どういう訳か、当工房は年も押し詰まってから忙しくなっています。

Dsc_0022 現在、ノコギリ仕上げの棚を製作しています。

この棚のホゾ加工に糸鋸を多用しています。特に穴30ケツ、アリ組10枚を糸鋸で開けました。

棚板の厚さがまちまちなので、全て現物合わせです。わりあい気持ち良く作業できます。

Dsc_0012 このような場合、当然一回では回りませんが、刃を45度に捩じることによって2回で切り抜く事が出来ます。普通に人には意味がわからないと思いますが。いや、糸鋸を相当使う人にしかわかりません。

糸鋸作業は、危険が少なく(指一本切り落とすには、根性がいると思います)、裏側の破損がないというメリットがあります。少量生産には向いています。

Dsc_0027 これは、ホゾ先のルーター加工を失敗した部分ですが、このようにリカバリー出来ました。

木工機械の中では騒音も粉塵も少なくいい感じです。でも、冬はノコ屑を吹き飛ばす、ホースからの風が年寄りには妙に冷たく、手袋が要ります。

Dsc_00476 昨夜の子羊会は、2家族もドタキャンがあって、家庭的な雰囲気でした。持ち寄りなので問題ありません。

私は仕事に疲れてグッタリしていましたが、飲み食いは普通以上しました。


薔薇の似合う家具

昨日も今夜も飲み会で少しつらいな。セーブするべ。

Dsc_0005 本日、下駄箱の納品をすましてきました。

いい感じじゃないでしょうか。

薔薇の似合う家具を作ったのは初めてのことです。

ただ、後々、扉の裏面に和紙でも張ってキャビネットとして利用できるよう、取外し式にした脚がダサいです。

さりげなく、切り株なんかに載せるようにした方がオシャレだな。今後の課題じゃ。

兎に角、これでなんとか年が越せそうだ。

ただ、この大作のために、完全に腰痛モードに入ってしまった。桂の木は比較的軟らかいんで、裏返したり、運んだりするとき慎重にすると、てきめん腰に来るんです。

なんだか「木工商売」来年はもっと厳しそうです。


オーナメント

暇つぶしという訳じゃないけど、糸鋸でクリスマスのオーナメントを作ってみた。

Dsc_0003 そして、今年1千万円以上家具を買って頂いたお客様達に送りました。

こんなヘタクソなの逆効果という説もあるが、気は心です。

来年はもっと上手になって、これで大儲けしたいです。

*波乗り伊野チームのクリスマス会は24日7時頃からです。よろしくお願いします。酒は余分に持ってきて下さい。