今日は一日、マスターしたはずのロウ付けが巧くゆかず、悪戦苦闘していました。
普通、そのようなノウハウはパソコンに詳細に、場合によっては写真入りで記録していますが、ありませんでした。
終了間際に思い出し、ワードに、赤で、大書きしてやりました。まあ、もう忘れることはないだろうけど。体が覚えたわ。
こうなると、木工やら金工やらわからんわね。あまりにも手を広げ過ぎて、メモリーが足らん。
今度、銀行をやるか。
この一ヶ月波らしい波がない。12月に新しいサーフボードが届いて、波さえたてば、すぐ進水式が出来るよう、土日も休まずダラダラ仕事をしているのに・・・・・・。
もういけません、本日全然やる気なし。やっぱり休日は大事よ。ほんで、波乗りで大暴れすれば、心も体もリセット出来るのにな。
もう、明日あたり出掛けたいのだが、12日に中村に納品があるので明日は無理だな。3日も海にはいられないからな。でも、火曜は天気が悪くていけそうだから、丁度いいかもな。
最初のころはグニョグニョに捻じれていたもんですが、最近は特に気を付けなくても、ペタッとしています。
もうひとつのタイプ。こちらはパソコンを使わずに図案を考えました。今回は釘じゃなくて、ネットで探した特殊なねじを使って固定します。
でも、きれいに作り過ぎるところが日本人の悲しい性やね。今年はその辺を打破するぞ!
昨日は、日本画家の注文で、在庫のラックを改造して「筆掛け」を作っていました。
完成品はこんな感じ。ペグの横の穴は、反対側のペグが畳んだとき収納されます。実用新案申請中です。か。
パカッと開くとこうなっていて、自分でも惚れ惚れする演出です、でも日本画家はそう沢山いません。
ペグの切り出しは、スキューという刃物を使います。これだけ細いと、たわむので指を添えて切り出します。
普段は比較的低回転で回すのですが、今回は最高の3000回転を多用しました。こんな時はインバーターは便利です。
切りシロがもったいないので、糸鋸で切断します。ちゅうか、手鋸を使うのはめんどくさい。
最初は下の軸径が6,5ミリのものを30本切り出しましたが、メリハリがないので5ミリに変更しました。
太い部分は直径8ミリ。長さは25ミリです。
こんなことでも妥協せずにやれば、結果は出ますし、次のステップに繋がります。
年内、まだまだブログを更新するぞ~!
帯鋸仕上げの棚、完成しました。今は真黒だけれども、徐々に色は薄くなってきます。長年の使用でどう変わるか楽しみです。
板の厚さが1㎜前後、それぞれ違うので、ホゾは全部現物合わせです。
この厄介な作り方も3台めになると比較的スムーズに事が進みました。
今回は、一つ増やして3枚ホゾにしました。中央のホゾは意匠的な意味もあります。
当然手間はかかりますが、こういう部分を効率優先にすると、後々後悔します。
アリ組も1枚増やして6枚としました。なんでも場数を踏むと苦にならなくなります。
帯鋸仕上げは、椀の千筋仕上げのように、筋の部分に漆が溜まるので丈夫です・・・・・・・・・・・ということにしておこう。
これは、もう発送して、今日は別の製品を仕上げました。本年、仕事終わり!
酒ばっかり飲んでるわけじゃないで。今年は12月だけ忙しかったな。
明日は一泊するつもりで海に行きたいのですが、波はフラットなのだそうです。
どういう訳か、当工房は年も押し詰まってから忙しくなっています。
現在、ノコギリ仕上げの棚を製作しています。
この棚のホゾ加工に糸鋸を多用しています。特に穴30ケツ、アリ組10枚を糸鋸で開けました。
棚板の厚さがまちまちなので、全て現物合わせです。わりあい気持ち良く作業できます。
このような場合、当然一回では回りませんが、刃を45度に捩じることによって2回で切り抜く事が出来ます。普通に人には意味がわからないと思いますが。いや、糸鋸を相当使う人にしかわかりません。
糸鋸作業は、危険が少なく(指一本切り落とすには、根性がいると思います)、裏側の破損がないというメリットがあります。少量生産には向いています。
これは、ホゾ先のルーター加工を失敗した部分ですが、このようにリカバリー出来ました。
木工機械の中では騒音も粉塵も少なくいい感じです。でも、冬はノコ屑を吹き飛ばす、ホースからの風が年寄りには妙に冷たく、手袋が要ります。
昨夜の子羊会は、2家族もドタキャンがあって、家庭的な雰囲気でした。持ち寄りなので問題ありません。
私は仕事に疲れてグッタリしていましたが、飲み食いは普通以上しました。
本日も比較的真面目に仕事をしました。下駄箱本体の下にすける、袴の製作です。
”止め”の補強は、いろいろなやり方があると思いますが、今回は外から見えないよう、サネを入れることにしました。
横切り盤は”大日”のを新品で導入したのですが、イマイチ精度が出ないので、桑原の中古に代えてもらうよう交渉中です。でも、相手の爺さんが、もう仕事もしていないのに手放してくれないそうです。
角度を付けるために切り落とした木片は、捨てないでクランピングに使います。
PIボンドを使いましたが、このボンドは粘土が高いので、サネは緩めにしておきます。
もう一息です。この下駄箱は家より長持ちすると思うので、孫子の代ではキャビネットとして使えるようにしました。
自分としては、失敗や~、と思う所が2ヶ所あるんですが、わからんやろうな。
中野区の友人宅での個展、段々近づいて来ました。ちゅーか、明日積み込みをします。
12時間の運転はやっぱりしんどいじゃろーな。2年前の湘南より遠いぞ。
高速降りても、環八、下手したら2,3時間かかるとか。10キロそこそこなのにね。
荷造りは何度やってもかったるい。宇和島の梱包がそのままだから、随分と楽ですが。
考えてみれば、小さな“引っ越し”をしているようなものですから、仕方ないでのすが。
九州の「西岡大秦」さんなんかは、クレーンが要るような家具を作っていますから、個展は5年に一度のイベントだそうです。最近は、助っ人の村人に声をかけても蜘蛛の子を散らすようにいなくなるのだとか。
ところで、今回は友人宅だからいいようなものの、都会は自家用車で乗り込むには不向きだと思います。でも、やるしかないのだ。プロだもの。