木工一覧

風邪治りました

Dscn0677 なんか今回の風邪は一ヶ月も調子悪かったような気がします。普通にサラリーマンを続けていたら、仕事を休むことはなかっただろう。いいことやら、わるいことやら。

お休みしていたダイニングセットの制作を再開しました。現在は椅子6脚を制作中。

久しぶりに作ると、私のように多品種、雑多に制作している者は、作り方を忘れています。メモや治具は残してあるのですが、脳のソフトが起動するまで時間がかかるし、とても億劫になってしまいます。そこで、今回よりパソコンに写真付で記録するようにしました。

これはいいみたい。パソコンもノート型に換えて機動性が出来て○。ついでにMacからWindowsに換えました。これはちょっと失敗かも。一長一短ですね。

今回、椅子の座刳りマシンを開発、使用しています。発表しようと思っていましたがあまりに高性能なのでもったいなくなりました。またの機会に。


寒くない

Dscn0633 いろいろと、難儀なことの多い木工家の唯一の特権は、この薪ストーブでしょう。当工房でも投資に見合うだけの能力を発揮している、数少ない機械の一つです。10年ほど前、ドルが70円台だったときに導入しました。

最初の2シーズンは「炎を見てれば、テレビはいらんぜ。ウフフ・・・・・・・」などと言っておりましたが、現在では単なる暖房、焼却炉となっております。ちょうど、一年分の端材を燃やすと春が来ます。

麻袋に詰めた端材を取り出していると、何をその時作っていたのか思い出されます。まあ私が木材に、引導を渡してやるわけですが、最後の最後に、救われる者も少なくありません。これは私がけちな性分であるのかもしれませんが・・・・・・

高知県の広葉樹は、急峻な環境に育っており、広い板にした場合、節や、割れといった問題が多いのですが、小さいかけらを手に取ると、杢と呼ばれる、美しい模様が浮き上がっていることがあります。まあ、いったんはとりおかれても、だいたいは燃してしまうのですが。

しかし、この1週間寒くないですね。風邪引きにはいいのでしょうが、そのうち裸に腰蓑つけてバンブーの家具でも作っているのではないでしょうか。