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一ヶ月

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もう、桜は終わりました。赤く見えるのが山桜の葉っぱです。

一ヶ月が過ぎましたが、夢のような気がします。実際、寝惚けているときは夢の中の出来事のようです。

原発は先が見えないのに、後始末がビッグビジネスになりつつあるようです。

いきなり「レベル7」というのは、妙に解せん。政府も破れかぶれなのか?

菅総理は、もう完全に顔が壊れています。早くゆっくり休んで下さい。

炉心も燃料プールも危険な状態が続いていて、今までの流れからすると、このまま終息するとは思えません。

今度、大量の放射線が出る時も、風向き次第ということです。

ヨウ素剤も買って、万全の構えだけはしておいた方がいいと思います。


外付け熱交換器

今朝のニュースで政府に「外付け熱交換器」を提案している人の話があった。

http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1865228.article.html

海水を循環させて使うのは本来のやり方と同じ。コンパクトですが、一機を十分に冷やせる能力があるらしい。

現物一台は九州にあって、政府からの連絡待ちだという。

原発内の冷却システムは、もう使い物にならない状態ではないのか。

なぜ、サッサと、至急、どうでもいいから運ぶようにしないのでしょうか?ほんで、10台でも20台でも増産を命じないのでしょうか?

仮に使えなくてもいいじゃないですか。可能性のあることは全部やれよ!やっぱり、東電幹部のメンツがあるのでしょうか。

このまま、汚染水ザブザブ流すんかいな。日本はポリシーのないアホな国だったけど、迷惑はかけてこなかったんですが、これからは違うな。嫌われる。

炉心の状態もどうなんじゃろ。長引けば傷んでくるのは必然です。

作業員も、たたき上げのプロ根性のある方達が、当然段々後方に回っていくわけで、質は落ちることでしょう。いやな感じですね。

最後に木工の話を入れる予定でしたが、どうもそういう、流れじゃなくなりました。


危険地帯

いささか、旧聞に属しますが、5日にドイツ気象庁から出された、放射性物質の拡散分布予想図です。

ありゃ、高知ってまるっきり危険地帯じゃん。

東京の皆さん、こっちへ疎開しても意味ないですよ~。沖縄も十分危ないとは!

しかも、なんでドイツの情報なんじゃい!

プリントアウトして両親に見せると、

母親が、「あら、中国にも随分飛んで行くのね」

「バカ!それは山脈じゃ」 半ボケ老人は怖いもの知らずです。放射能の影響も少ないし。

○この地図は動画の1シーンようです。以下を参照してください。

http://www.dwd.de/wundk/spezial/Sonderbericht_loop.gif

フランス発表の海洋の汚染図です。

http://xwin2.typepad.jp/xwin2weblog/2011/04/firsnptrbx.html

サーフィンはまだまだ出来そうですが、千葉から宮城のサーファーどうするんでしょう?

漁師はどうしようもないな。

高知は今は大丈夫でも、魚は回遊するからな。魚が食べられなくなったら、死ぬな。

日本には、こんな時に備えて大枚かけて開発した「スピーディー」っていう解析ソフトがあるけど、菅が一人でパソコンで見てるらしいな。

各地のモニタリングポストの数値もネットで調べられるけど、全くもって分かりズライ。俺たちゃ学者じゃない。お役所仕事もここまでくると、犯罪行為だな。


泥沼以上

状況は膠着しているように見えても、悪化の一途をたどっています。政府は、放射能の飛散は減っていると言うが、セシウム等の半減期の長いものは、着実に蓄積されていきます。

1万5千トンの低濃度の汚染水の放出は仕方ないと思う。しかし、高濃度の汚染水は6万トンも溜まっているという。どうすんじゃ。2号機付近の海の放射能は法令限度の750万倍という。段々桁が足りなくなってきているような・・・・。

○茨城県の漁業関係者らは5日、同県北茨城市沖で4日に捕れた小魚「コウナゴ」から、1キロ当たり526ベクレルと暫定規制値(500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、魚介類でセシウムが規制値を上回るのは、全国で初めて。

保安院は拡散するから問題ないと言っていたが、あっという間に、この有様じゃんか。

太平洋はどうなるのでしょう。もう、魚は食べられなくなるのでしょうか。

先進国が意外に冷静なのは、対岸の火事だからか?さほど、影響がないからか?(だったら、いいけど)、肉があればいいのか?

今後、外国から損害賠償を請求されたら、国民が払っていくのでしょうか。

書くのもアホ臭い話だが、東電が放射能被害の市町村に配る一時金が、なんと2000万。浪江町は断ったそうだが、一人当たり千円にもならないという。もう、今後の損害賠償を考えて、渋っているのか。

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裏山の桜は、今年も咲いたがな。

先日、高知に疎開?してきて、すぐに都心に戻ったお客様は、なんと高知の山の中に家を借りて子供と一緒に住み始めました。旦那を残して。

そんなに田舎に住まなくても・・・・・ひょっとしたら“田舎暮らし”がしたかったのか。まあ、山村留学と思って、1年ぐらい暮らすのも子供にとってもいいかもしれません。ちゅーか、絶対いいと思います。

なんか変な終わり方やな。


レベル 7

今日はもう虚ろな感じでした。別の惑星にいるような。

恐らく、1号機の釜の底は穴が開いているのでしょう。もう、冷却水が海に流れようと、ドンドン冷やさなければなりません。

なんだか、10日以上前に取り上げた「東亜日報」の最悪のシナリオに近付いています。

http://www.ustream.tv/recorded/13552530

http://keizaiclub.com/contents/tokuten/2011/20110327_FukushimaWorstSinario/20110327_FukushimaWorstSinario.html

テレビの言っていることが、全く信用出来ない半面、シリアスな意見は一々腑に落ちます。

原発関係者は「絶対安全」しか言ってはいけないそうです。

原発一個が飛んだ場合、半径700キロまでは放射能管理地域になって、もう一般人は立ち入ることが出来ない土地になるそうです。北海道の半分、南は四国がちょっとかかる範囲です。ちなみに高知までは800キロ。でも、そうなるともう生活出来ないかも。

福島原発の核物質の埋蔵量はチェルノブイリの比ではありません。海外の機関ではチェルノブイリを越えたと評価しているところもあるようです。

災害は悪い方に考えて対処したほうがいいといいます。NHKは当てになりません。もう、朝日新聞をとるのは止めます。自己判断で行動し、覚悟もきめなければなりません。

注水が上手くいくことを祈ります。


長期化

矢張り、高知新聞から記事からです。

欧米メディアでは、原発復旧に死力する作業員、自衛隊、消防士達を英雄として、大々的に取り上げています。それが日本では、なぜ紹介されない?という声が、日本からもあがっているそうです。

民法もNHKもほぼ平常の番組に戻っているのも、不思議です。やっぱり、パニックを恐れているんでしょうか。

ロシアの専門家によると、矢張り原発は石棺で覆う必要があるだろうとのこと。政府は後手後手に回らず、石棺の準備も進めて欲しい。

アメリカ発表の被ばく濃度の地図も掲載されていましたが、住民の方々に配慮してか、ごく小さなものでした。ネットで、地方紙を読むと、より正確な情報が得られます。

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庭は、沢山の種類の椿が咲きほこっています。これはちょっと、バタ臭いか。でも好みかも。

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原種と思われる花も可憐に咲いていますよ。

海洋汚染も深刻なようですが、保安院のオッサンは「付近に30キロに漁場はないので問題はない」と頓珍漢なことを言ってました。この人は、話の途中で、主語と述語が分からなくなって、とても理解し辛いです。


レベル6

残念ながら、事態はますます悪化しています。

専門家は格納容器から放射能が漏れても、レベル4だと寝惚けたことを言っていましたが、今日の朝日新聞によると、国際的尺度で、明らかなレベル6に相当するそうです。根拠はトータルでの放射線の放出量です。

原発から40キロ離れた飯館村で1平方メートル326万ベクレルのセシウムが検出されました。チェルノブイリでは55万ベクレル以上が検出された地域は、強制移住となったそうですから、6倍の濃度のこの地域は、もう人が住めません。ついに来たかという感じです。

政府は、このようなはっきりした情報は流しませんが、ことの重大さが分かっているのでしょうか?

どうやら、1,2,3号機全てで、格納容器が壊れ、放射能が漏れているらしいです。冷却が出来ても、安定するまでに1カ月はかかるといいます。爆発しなくても、その間、汚染地域は広がり続けるでしょう。しかも、まだ冷却のめどさえ立ってないのです。実際は、石棺が出来るまで、放出されます。

足を被曝された作業員の方には申し訳ないけれど、ここはもうガンガンいかないとしょうがないです。しかし、作業員はやっぱり下請けの方で、安全に対する知識をちゃんと教えられてなかったとか。後々の工事の受注を考えると、断り切れないそうです。いっつも、弱いもんが犠牲になるな。

福島原発の放射線の放出量の推定総計は3万~11万テラベクレル。チェルノブイリは180万テラベクレルだそうです。

まだまだ大丈夫のように見えますが、日本はロシアみたいな広い原野ではありません。チェルノブイリになったら日本に住めるところはありません。

*津波で、役場が被害を受けて、戸籍のデータがなくなってしまった町がありますが、どういうことでしょう?

友達の写真館でさえ、学校の卒業アルバムなどに使う撮りためた写真は、念のため全国数か所のサーバーにコピーして保管しています。勿論、このような災害を想定してのことです。

戸籍は、機密性があるので簡単ではないでしょう。市町村単位でやることではない。国がバックアップの体制を取ってないのでしょうか?信じられません!?

ほんで、年金記録みたいに 『分からんなったー!!』ってやるのかな。ほんま、ぶっ殺すぞ。


独裁国家

1号炉の温度が上がっても、海水を注入すると圧力も上がって、ますます高温になる可能性もあるそうだ。ベントを開けて放射能の蒸気を逃がしてやるといいのだが、なんとか調整して様子を伺うという。

まだ、それ位は余裕があるのかな。その間に、循環冷却システムの回復を急ぐのか。

全くの素人のつぶやきですが、不測の事態も起こっているわけで、この際、汚染を承知でベントを開けて、海水をジャブジャブ入れた方がいいんじゃないでしょうか。早く終息させないと。でも、報道を見ていると、ベントも上手く開かないような。個人的には、なりふりかまわず、アメリカに救援を頼むべきだと思います。

原発が膠着状態になるにつけ、リビア情勢も入ってきます。

北朝鮮は特別ですが、独裁政治というのは、だんまりを決め込んでいれば、安定するし、閉塞感はあっても、それなりに快適なのかもしれません。中東には、潤沢なオイルマネーもあるし。

しかし、今回の災害で私が感じたのは、日本て、実は“アホ”による独裁国家ではないのかということです。

選挙も一応あるのですが、アホとバカの究極の選択しかないじゃないですか!ネットで革命が広がったように、日本もなんか変わらなければなりません。


3月23日

1号炉の温度が400度に達し、設計許容温度の300度を超えています。

3号機からの黒煙で、電力供給の作業は中断。電力って17日に供給できるんじゃなかったの。

原発と復旧チームの戦いは、一進一退。というより、まだ前者が勝っています。

本日、福島県他の葉物野菜、原乳の出荷停止。なぜにデータを発表しない。

東京23区他の、水道水の乳幼児の飲用禁止。

楽天的な原発専門家の発表とは裏腹に、結果をみれば状況はどんどん悪くなっています。

外資系企業や大使館の東京退避、米空母がメンテナンス途中で、横須賀から離港。伊達じゃないような気がします。

ヨウ素の量は、着実に減っていて、その半減期に一致するので、新たな放出はない・・・・どこまで信じていいのか。

恐らく現場は、極めて危ない橋を渡っていると思います。

*アマゾンに本を頼んでいますが、3日たっても届きません。迷惑になったのかも。


感性と想像力

今日も「高知新聞」の記事から。

大地震と原発被災のニュースが流れた翌日、実は自衛隊と在日米軍から福島原発について、「出来ることは何でも協力する」と官邸に申し出があった。

ところが、官邸側は「まずは、警察と消防で対応する」と断っている。防衛省関係者は「米軍の協力を仰ぐことへの野党の批判を恐れたのか」といぶかっているという。

この記事の見出しは『首相楽観』だ。

私のようなシロートでも、ことの重大さを直観したのに、総理大臣が大ボケかまして、どうすんじゃい!

感性と想像力のない人達が舵取りをしている現状。原発事故の発生も人災なら、被害の拡大も人災なのかもしれません。

もう一つ、欧米の新聞は相当過激に原発事故を取り上げているようです。

米CNNは連日「最悪のシナリオ」について解説。一方で「最良のシナリオ」も説明しているそうです。「最悪でもこうなのか」と判断材料が増えたと、好評のようです。

私たちもそれを望んでいるのではないでしょうか。

また、日本のマスコミに対し「パニックを防ごうとするのは分かるが、専門家の楽観的な見通しが次々に裏切られ疑心暗鬼になった」と伝えています。

矢張り、海洋汚染も進んでいるようですね。漁師はどうすんかいな。