暑くなってきました。
共謀罪ってテロに対してはザルで(警察にそんな能力があるとは思えん。)、弱いものを監視するだけですよね。怖い世の中になります。アベちゃんはどこまで追及されるかな?これが無理なら国と言えるだろうか。
黒の中塗り2回完成。スプーンで苦労してきた経験が生きています。
研ぎ出して、いよいよ水銀朱の上塗りです。ここで失敗したら元も子もない。
今まではベンガラ朱だったので銀朱の作り方をネットで調べてみた。銀朱は比重が重いので手強い。
なんとYouTubeに全部出ている。
練り上がった漆を漉して埃を取る装置を自作。こういう初めての試みは、スタートするまで腰の重いこと、重いこと。
左上の締め具はクランプで代用できるが、手早く処理しなければならないので必要だろう。急がば回れ。
適当な丼がなかったので、勿体ないけど人間国宝の染付をおろしてきた。
今まで使ってきた簡易タイプ。イカサマな道具では結局それなりの仕事しか出来ません。
なんか安いな。
ヒモ野郎
朝は親を病院に輸送。往復で入野松原片道より時間がかかる。午後から裏山登山。ユキちゃんがメダカ・トンボ池に突入したのでシャンプー。夕食の準備。仕事をする暇がない。
・・・・・と言いつつ、やっと余分に作った山桜のスツール4脚、仕舞を付けた。誰か買って下さい。
やっぱりYチェアは集中して送られてくるな。ひも・ヒモ・紐
です。
です。
「ユキー、手伝え!」
「親方、勘弁して下さい。こんな手ん手じゃ出来ませんよ~。」
辰秋の円卓の修理 その3
新聞にG7で「格差是正へ政策総動員」と書かれていたが、資本家は搾取するのが仕事、政治家はそのポチ。矛盾しているな。それでもやらなければ世の中不安定になるが、どこまで本気かは定かでない。
暇をみて続けている黒田辰秋の円卓の再生、錆漆と生漆を
交互に重ねて下地が完成した。
交互に重ねて下地が完成した。
平行なラインは木が痩せた部分。
これはこれでカッコいいので、仕上げの仕方に悩みだした。
ここで『私の心の中に分け入ってみよう』。
選択 その1
手間もかかるし、大面積の塗り漆はやった事がない。リスクは回避してこのまま拭き漆を重ねて完成としよう。辰秋の塗り跡も残るし。
選択 その2
中塗りの黒漆、上塗りの朱合漆も準備している。使わないと漆は劣化する。トライせねば始まらない。何事もチャレンジじゃ!
選択 その3
困難な刷毛塗は専門の職人に外注しよう。しかし、鵜島先生のお弟子さんは忙しくていつになるか分からない。高知にも職人はいるが、技術と言うよりセンスが問われる仕事なので安易に頼めない。
という訳で、「その2」を選択。もう戻れない。
塗り立てはテッカテカですが・・・・・
乾くと独特の漆黒の艶になります。
大気中に湿気が感じられるので晴れていても室には入れません。この辺はスプーンで失敗し続けた経験が生きています。
幅1寸と5分の刷毛しか持ってないので、大面積はきついが塗れないこともない。
しかし、こんな事をやっていたら作業場が使えなくなる。ホコリは中塗りだから何とかなるが。
研磨後。この後、もう一度黒を塗って研磨して中塗りは完成。その後仕上げの朱塗りに移ります。
どうなる事やら。しかし、何でもそうでしょうが、我から困難に飛び込むような変態的性格でないとものになりません。
無理して遊ぶ。
仕事は溜まっているがこのままだと心身ともに良くないので、土曜の午後3時から波乗りに出掛けた。
メロウな良い波でした。
若手プロフェッショナル達はインサイドのコンパクトなブレイクを狙っていた。
夕日が差し込んだ海が超美しかったがユキちゃんの散歩の途中で撮影出来ず。
その後、中村へ移動。
前回、「大漁寿司」に忘れ物していたので取りに行く。仲居さんが俺の顔を見てサッと出してくれた。回転寿司だとこうはいかんよね。アナゴの天ぷら。
また、クジラの煮物を注文。青いのはニンニク葉です。
〆はにぎり。にぎりはそんなに美味しくないです。高知は全般に。こればっかりは江戸にかなわん。
5時起床で入野松原に戻る。朝一、ユキちゃんの散歩の時が一番良かった。その後はダメ。
犬がいると何かと面倒ですが、いないと淋しい。
モモが死んでからヒシヒシ実感した。
モモが死んでからヒシヒシ実感した。
8時半には上がる。入れ替わりに塾長達が入ル。
船はドロメ漁です。今晩食べる!
まだ風は涼しく、マッタリしてから昼には帰宅して仕事をしました。
始末した。
今日もよく働きました。
昨日は勢いでやっつけたが、本日はボチボチと。体がもちません。作業中に首の筋を違えそうになる。昼寝中にわき腹と足をつりました。
昨日、20センチだった割れがここまで拡がっていた。さっさと2枚に割る。
昨日、Oさんと降ろした材で幅広の物は
全く持ち上がらなかった。持って持てないことはないだろうが腰が壊れます。芯に近い板はバンドソーで割りました。
全く持ち上がらなかった。持って持てないことはないだろうが腰が壊れます。芯に近い板はバンドソーで割りました。
割れ止めのボンドを塗る。この台車が大活躍。
皮は出来れば剝いでおいた方が良い。矢張り、魚でも獣でも
皮と身の間が美味いせいか、虫もこの部分に入りますから。
皮と身の間が美味いせいか、虫もこの部分に入りますから。
山火事に対応してか、皮は薪ストーブでも燃えにくいのでゴミに出します。
朴はこのように赤身と白身のコントラストが少ないのが良材です。そして赤身が黒ずんでない事が重要。
平積より立てた方が一般に乾きよいと言います。反りやすいけど「リン」と接する部分が傷んだりしません。一般の方には分からなくてすみません。
厚さ2寸で乾燥まで2年。それまでは生きていますが、この材を全部使いきることはないと思う。早めに引退して南の島で暮らしたい。