夕方、ゆきちゃんと散歩をしたらすごい湿気でした。台風の影響でしょう。
先日のNHKドキュメンタリーの満蒙開拓移民の話を見られたでしょうか?
私は日本が満州支配を強めていった頃の事と思っていましたが、終戦直前まで続けられていたのですね。それは開拓移民というより男は兵隊です。残された女子供は戦局の悪化とともに集団自決したりしました。NHKもアナザーサイドではチクチクやっとるな。
それから、何十年も経って当時の官僚などが反省会を開いたそうなんですが、「間違いではなかった。」って言っているんです。いいよな、責任取らなくていいんですから。当時は、もう支離滅裂・やけくそだったのでしょうが。
なんか~、今の日本とそっくりじゃ~ね。大地震待ったなしの状態で原発再稼働、人もおらんなるのにリニア鉄道。
なんでお腹が痛くなって辞めたアホの安部ちゃんが返り咲いて憲法改正とか言っとるの?
歴史は繰り返す。ドツボの終焉を回避する手段はないものでしょうか。
買い出し
長手盆の注文があって制作していますが、倉庫でヒノキの在庫を見たら2枚分の材料しかない。
注文は1枚なのですが機械をセットするなどの手間を考えると5枚以上は作りたいところです。木材センターに行ってみるか。
途中、仁淀川河口をチェック。人も多い。
「君たち働いてんの~?!」退職したS石さんもいたな。
広葉樹の取り扱いは殆どなくなった材木センター。
「ガラガラに乾いた幅35センチくらいのヒノキはありますか?」
「あんたいつも難しいこと言うね。」
幸いあった。材積が倍くらいあるけど、一枚単価ですと、左のヒノキの12倍もするんですよ。木材はこんなもんです。一般の方は意味分からんと思うけど。結局あれこれ買う。
請求書を見るとムチャ安い。右の乾燥材はヒノキでは特殊な例で1枚単価で売っているのに、それに材積の0,04を掛けていたのだ。
「本当は言いたくないけど間違ってますよ~。」
正しい請求書はえらい高かった。
山桜のキャビネット(中)
連日35℃超えは辛いです。多分、室温を下げても遠赤でこんがり焼かれていると思います。
やっと、中サイズのキャビネットが出来ました。高さは70センチですが重さは22キロ位あります。板厚を薄くしても箱の中に箱が入っているわけですから重くもなります。
4つくらいの仕事を並行してやっていましたがやっと一つ片付きました。会社でデザイン業務をしていた時は8つくらい一遍に進行していましたが、木工の場合、並行してやるのは困難です。機械や材料で工房が一杯になってしまうし、一気呵成に仕上げる方が良い結果を生むように思います。
アリ組は流石に失敗はなくなりました。
底板のみタモ材です。やっぱりべニアは使えんかった。
今回引き出しの深さが同じですので多少は楽でしたが、そうは変わらん。
引き出し物は手間も材料も一杯いるのにお客さんに「そんなにするんですか!?」と言われてお勉強しなくてはならないのが辛いところです。
イモ貝
暇だから久々にイラストを描いた。
山の絵・・・・・なんかウソくさいな。
先日、栢島で潜った時に見つけたイモ貝です。
イモ貝には危険な種類がいるのは知っていましたし、元々南方系の貝ですが生息域が北上しているのも聞いていました。
毒針の管のようなものが見えていましたから指でコンコンして身を中に入れてから慎重に掴んで運びました。念のため。
ググってみると十分危険なタガヤサンミナシガイと判明。トランクスのポケットや腰袋に入れて泳いでいると危ないそうです。
刺されてもさほど痛くはないそうですが、徐々に症状が出て呼吸不全に陥るらしい。対処法は近付かないこと。
刺された場合はすぐに救急車を呼んで呼吸を確保する。毒を吸い出す。患部を縛る等も有効だそうです。
*ミナシガイというのは「身なし貝」で、身が奥に入り込んで見えないので綺麗な貝殻と思って刺されるそうです。俺が見た時は身は十分出たいた。暑かったからか?
廃屋
早朝6時には秋の気配を感じた・・・・・・が、すぐに灼熱地獄となりました。暑いので海にも行かず仕事をしましたが能率は上がりません。
我が「いの町」は高知市から車で20分くらいの立地ですが、廃屋・無人の家があちこちに見られます。我が家から50m以内にも2軒はある。
緑に飲み込まれる。
玄関先は日当たりが良いせいかありがちなパターン。
風情があると言えばあるのですが、いかんじゃろ。
瀟洒なお宅も無人なんですね。
このような土地・建物をうまく活用すれば必死こいて住宅ローンを返さなくてもいいと思うのですが。
左の邸宅はケアハウスです。現代の縮図を見るようです。
メインストリートも徐々にシャッター通りとなってゆきます。もうすぐガンマンの撃ち合いが見られるかも。
妖精たちも都心に引っ越したのだろうか。
就職率が高いとか言いますが、なんしか地方には若者がおりません。
龍河洞
本日も暑いです。
40年ぶり位であろうか、東京からのお客さんを案内して高知の観光名所の一つ「龍河洞」に行ってきました。
内部は18℃で寒いくらい。
床の鉄板は安全かもしれませんが、どうも洞窟的情緒に乏しいです。アミアミのタイプが良いと思うのですが。
いらっしゃ~い!
大昔は押すな押すなの賑わいでしたが、お盆にもかかわらず入りは少ないです。
内部は荒らされておらず、全国的にも優良の鍾乳洞だと思います。
どっちが上だかわかりません。
法隆寺の何とかみたいです。
ゆっくり見て40分ほどの行程。
高知においでになったら一見の価値はあると思います。
昔の仲間がやっている「リムの森」でお昼を食べて帰りました。